謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

Merry X'mas(千葉:日本)

2009-12-24 23:22:50 | 労働収容所・ただ今収監中
日本


2009.12.24(木)




 この聖なる夜に・・・




 世界中の人々に愛と平和と希望への祈りをこめてメッセージを送ります。




 このプロフェッショナル・・・





 『クリスマスは・・・』





 『苦しみます・・・』

黒い日々の終焉・・・(東京某所:日本)

2009-12-17 21:48:26 | 労働収容所・ただ今収監中
日本


2009.12.17(水)


 先週はとんでもない週だった。

 スーパーアルバイトの解雇の余波は確実に我々に襲い掛かり、毎日2200時~2300時にようやく退社。

 それまでせっかく頑張って2030-2100時には帰れるようにしてきた努力が水の泡と化していた。

 
 社長の朝の話は相変わらずで、「いい人が来たら入れ替える」だの、「客は従業員には一円も落とさない、従業員は社長からお金を貰うのだから仕事が出来るよりも社長が一番喜ぶ事をした人間が一番多くの給料を貰う」だの朝一番から仕事に向かうテンションが下がることこの上ない。

 女性の新入社員が1週間以上もったのでそれが上機嫌なのか?今までいた秘書を彼女達と競わせようと煽るような発言も増えていた。

 我々にとっても同じで現場の3人を指して「この中で必要なのは一人」だの「早く職長を超えて職長を首に出来るようにして欲しい」だのと言い続ける。

 社長の理屈に寄れば「本来5人で十分な会社で今10人もいる」との事だがそれならそもそも雇わなければいい話だし、それに「素人が現場を回しているから業務効率が悪い」とも言うがそれも「熟練者が残らないような雇用の仕方」にこそ問題があるのだろう。まあ熟練者が残るような職場なら我々の入社も無かったからそれはそれでいいのかもしれないが・・・


 ここに残っていた理由は大した理由ではない。

 たまたま同時期に入った人間と仲良くなり、また一ヶ月過ぎると他の人間も私を大分認めてくれて居心地がよくなり始めてずるずるといっていたからだ。


 だが・・・

 会社の事を知り始めてくるとあらゆる所で不可思議な点が浮かび上がってきた。


 4年いる職長さんは正社員雇用ではなく業務請負という雇われ方。会社を一人で切り盛りしている彼の日給は1万5千円程度。

 彼には日曜日も無い。

 何故ここで働き続けられるのか?奇跡と言ってもいいだろう。

 そして試用期間の3ヶ月が終った唯一の人(男性)は私と同じ未だに日給1万、彼も正社員にはなっていない。

 それ以外の人間は長くても2ヶ月もいっていないのでなんとも言えないが少なくとも転職サイトに載せていた条件は何一つ履行されていないこともはっきりとした。


 ようするに社長は適当に人を入れ替えて会社が何とか存続すればいいだけなのだろう。

 社長の持論の一つに「会社は社長で社長は会社」というのがあるが、彼の人間性の低さから必要とされる人材は結局今まで残っていないということもはっきりとした。


 
 そうなると・・・後はタイミングだろうか?


 そして今週に入ってから社長の攻撃の矛先が私に向かってきた。

 理由ははっきりとしている。入社以来私は確かに正面の仕事はしっかりとこなしてきたし、職場でそれなりの役割(そういえば入社2週間目には現場でNo.2になっていた)を果たしてきたつもりだが、一番肝心な社長に対しては相手をするのがあまりにも馬鹿馬鹿しくて全く見ていなかったのでそれがお気に召さなかったのだろう。

 
 『ここいらが潮時だろう・・・』


 正面業務その物は確かに楽しいし、同僚とも上手くやっている。

 だが、それだけで続けていいものではない。


 まず長く勤めても正社員になることは無い。それに先輩から聞いた過去の事例では結局社長が嫌いになったら直ぐ首になっている。そんな雇用をしているから現在裁判も2件抱えている。

 そして給与も社長が広言するように上がることは無い。


 たまたま周りの人が良かったからと頑張って働いても日給一万が変わることも無い。つまりいくら頑張って会社の利益が上がっても潤うのは一人だけ、我々には返ってこないということもはっきりした。


 『必要な分はもう見た・・・』


 火曜日1度社長に辞めるといい、その日はうやむやに。そして水曜日の朝礼後にまた「今日で辞める」と告げた・・・


 彼は常々「私の気に入らなくなったいつでも辞めてもらう」と広言していたから私はその真逆をいっただけだ。特に彼を非難した訳ではない。

 社長もそれを受け入れる以外にはないだろう。あっさりと入社辞退が許可された。


 今日が日給一万の最後の日だ。いつもと同じ様に業務に集中する。


 社長は何を考えたのか?「辞職が突然だったので明日分まで給料を払う」と秘書を介して伝えてきた。

 私が社長を全く非難せずに辞めるといったのでまた裁判沙汰にでもされるのを恐れたのだろうか?まあいい、くれる分は貰うしミスの分は引かれるからこれでイーブンだろう。

 それに社長がまともなら今頃きちんとした会社になってしっかりと成長していたはずだから雇われることもなかったので働かせて貰った事には感謝もしている。

 ただ、社長の人間性についていく気が終始起きなかっただけの事だ・・・

 
 夕方社長の所に行きお礼を簡単に告げる。これで彼を見ることはもうないだろう。

 そして2230時、最後まで業務をこなしてこの会社を後にする事になった・・・



 約1ヶ月半と短い期間だったが5年ぶりに働いた事は私にとって大きな収穫となった。


 明日からまたニートに戻り・・・そして就活が始まる!


 新たなる「ブラック会社」を探して・・・




 『・・・』




 『・・・・・・』




 『やっぱり次はヒモがいいな♪』



 


 


 

 
 
 


 


月の変わり目(東京某所:日本)

2009-12-06 22:44:45 | 労働収容所・ただ今収監中
日本


2009.12.06(日)

 比較的波の無かった先々週。先週もそのまま続くかと思えばそうは問屋が卸さないのが我がブラック会社のいい所だ。

 11月の最終日に女性一人、男性一人が退社し、そして12月頭から女性二人が入社。さらに週末にはいままで印刷部門をたった一人で切り盛りしていたスーパーアルバイト(かつての我が社のNo.2)が解雇?という日本人宿並みの人の移り変わりの激しさだ。

 せっかく現場トータルで見れば私と同じ時期に入社したあと2人も大分業務に慣れ、カラーコピー部門を計画的に終わらせる事が出来るようになってきただけにこのスーパーアルバイトの離脱は痛い。印刷部門をこれから覚えていかなければならないのでまた今週から帰宅時間が遅くなることが目に見えてくるようだ。

 そういえば社長はよく朝礼で「仕事が遅くて帰宅が遅いのは素人がドタバタと仕事しているからだ」と言っていたが、そもそも「いい人が来たらいつでも入れ替える」と公言して熟練者を養成せず(というか平気で手放して)、基幹社員のたった一人(といいつつ彼もアルバイトの可能性特大)に全ておっかぶせるその体制のせいで会社が混乱し続けているということに全く気付いていないのはある意味素晴らしいパーソナリティーと言わざるを得ないだろう。



 と、いうことで・・・

 
 また今週もやってみようか・・・