謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

悲しき不正行為(ヒバ・ウズベキスタン)

2007-09-12 00:40:53 | 2ndミッション+1 東・中央アジア
2007.09.12


 ヒバ・・・「博物館都市」とも呼ばれ、中世オアシス都市の景観を旧市街にそっくりそのまま保存する町・・・


 これからトルクメニスタンに向かう我々にとって、通過上にあり、そして見逃すことの出来ない場所であった。




ヒバ旧市街と言えばコレッ!!作りかけで終わったカルタ・ミナール。キュートです。か~わい~い。






 世界遺産に指定されるだけあって、その古都としての景観は中々の物があり、販売している土産一つとっても「中世オアシス都市の雰囲気」を十分に保存していると言えよう。



 中世オアシス都市と言えば・・・マッチョの絵


 それにマッチョの絨毯








 旧市街ばかりに目が行きがちだが・・・新市街も、旧市街とのバランスを上手に取っており、オアシス都市の雰囲気を存分にかもし出しているのも特徴だ。







 オアシスと言えば人形劇場(多分)、中々の良い出来栄え





 それにカフェに置いてあるスピーカーも中世のトラディショナルな雰囲気を出している





 それに幼稚園の看板も・・・これぞオアシスと言っても良いだろう・・・






 ヒバに到着してからトルクメニスタンに入るまでの休憩地として・・・




 09日に到着して以来・・・このオアシス都市を堪能していたが・・・









 ここには恐るべき罠が仕掛けられていたのだ!!







 私は旧市街に入るチケットを”学生証”を利用して8000ソム(約800円)で購入していたのだが・・・


 レイの調べに寄ると・・・学生は7000ソムらしい・・・


 何でもヒバは観光地化が進み、チケット売り場の人間が小遣い稼ぎにこうやった不正を行っているとのことらしく、ユネスコの係員までその調査にやってきているとの事だ!



 レイも8000でチケットを購入して、その話を聞いてからキャッシュバックをしたらしく、私もレイに連れて行って貰ってチケット売り場に行き、何とか1000ソムのキャッシュバックを受ける事が出来たが・・・




 まさかこんなトラップが仕掛けられていたとは・・・




 中世のオアシス都市、博物館都市としての矜持はどこにあるのか???





 係員が不正をする等・・・前代未聞だ!!


 チケット売り場で不正をされてしまったら・・・我々観光客に気付く術が無いではないか!!





 私はこれには激しい憤りを感じると共に・・・あきれ果ててしまうしかなかった・・・


 「この様な不正がまかり通るなら・・・」


 こんな町は滅びてしまうがいい


 とさえ思うほどに・・・




 「正義と公正」



 これこそが・・・人が生きる上で最も重要なことに違いないのに・・・



 ここには




 「正義も公正」




 もない・・・





 この様な事が起こっている現実・・・






 悲しみを禁じえない・・・









 「・・・」









 「・・・・・・」












 「えっ??」








 「人の不正を尤もらしく非難しているけど・・・」










 「お前本当に学生か???」



 って・・・・













 その辺りは・・・







 まあ気にしなくても良いだろう・・・







心を癒すために猫など・・・



あっ!ブハラで見たのと同じものが・・・ヒバにもあるなんて!!


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