謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

ソグド人の遺構にて・・・(パンジャケント・タジキスタン)

2007-09-02 18:40:30 | 2ndミッション+1 東・中央アジア
2007.09.02


 サマルカンドへ向かう前にこのパンジャケントにわざわざ立ち寄ったのには理由があった。

 ドゥシャンベから一日でサマルカンドに到着するのはちょっと厳しいという根本的な理由はさておいてここにある「5世紀に紀元をもつソグド人の古代都市」の遺構を見たかったからだ・・・

 ちょっと説明するとイスラーム支配に抵抗したソグド人が鎮圧され、そしてほとんどのソグド人都市が他のオアシス都市の様にイスラム色に再建されていく中で、そのまま放棄されたために「古代ソグド都市の原型を保つ唯一の遺跡」となっているのだ・・・

 ちなみに「ガイドブック」をそっくりそのままパクッテいるだけなので・・・これ以上突っ込むのはやめてもらおう・・・


 何はともあれ折角来たからには「観光は消化試合」の信条に基づいて、この遺跡を眺めに行くことにした・・・


 現在も特に修復をしているわけではないので・・・まあ遺構を眺めるだけだが・・・


 「夏草やつわものどもが夢の跡」

 といった風情は中々に良いものだ・・・


パンジャケント遺跡全体はこんな感じで荒地に遺構が残っている



こちらは宮殿跡のある丘、中々良い感じでは・・・











 んっ???











 これは・・・









 何か動いて・・・








牛・・・??






 あっ!!









 別の場所にも・・・!!!










 くっくつろぎすぎでは・・・














 「・・・」





 「・・・・・・・・」










 この「唯一のソグド都市の遺構」・・・




 此の儘荒地と化して・・・牛の放牧地となる日もそう遠くない事だろう・・・


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