富山県 小水力発電 仁右ヱ門用水発電所

富山県　仁右ヱ門用水発電所

所在地：富山県中新川郡立山町東大森
交通：富山地方鉄道立山線　下段駅より約３ｋｍ

発電所諸元

歴史

所有：富山県［運開］－富山県［現在］（管理：富山県企業局）

平成２１（２００９）年　６月：着工

平成２１（２００９）年１２月：完成

水力発電方式

種別：一般水力

発電形式（落差を得る方法）：水路式

発電方式（水の利用方法）：流込み式

出力

認可最大出力：４６０ｋＷ

年間発生可能電力量：約３５００ＭＷＨ（３５０万キロワット時）

水量

最大使用水量：２．４０立方メートル毎秒（４月２１日～９月　５日）

最大使用水量：１．９５立方メートル毎秒（９月　６日～４月２０日）

落差

有効落差：２４．４８メートル

設備

水車：横軸単輪単流フランシス水車×１台

発電機：横軸三相交流誘導発電機×１台

上部水槽：（沈砂池兼用）

水圧管路（ＦＲＰＭ管）：内径１３５０ｍｍ、延長１４０８ｍ×１条

放水路：総延長２０ｍ

標高

取水位標高：１２９．６００ｍ

放水位標高：１０２．３２０ｍ

河川

取水：仁右ヱ門用水

放流：仁右ヱ門用水

本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。

資料、情報等

ＲＰＳ法（電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法）施工後、県営としては日本で初めて農業用水を利用した水力発電所です。

フォトギャラリー

発電所建屋及び放流口

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発電所放流口付近より仁右ヱ門用水の下流方向を望む

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取水口付近の様子
画像左奥へ一直線に延びているのが仁右ヱ門用水、画像中央付近のフラップゲートにて水勢を抑え、
その手前左側の白いコンクリート部分の取水口より取水します。

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取水された水はヘッドタンク兼沈砂池を通り、画像奥のスクリーン、水圧管路を通り発電所へと送水されます。

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ヘッドタンク脇から発電所を望む
画像中央、制御盤のすぐ右側に発電所建屋が見えます。
見下ろす方向へ撮影している為か２０ｍ超も落差が有る様には見えないです。

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