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新燃岳に近い約20年前に枯れた泉源から温水が噴き上がる現象が起きていた。

2011-03-10 20:17:34 | 日記

昨年末、枯れ泉源がボン…新燃噴火前兆だった?

読売新聞 3月10日(木)17時18分配信

 1月下旬から活発な噴火活動が続く鹿児島、宮崎県境の霧島連山・新燃(しんもえ)岳(1421メートル)に近い鹿児島県霧島市のホテルで昨年12月、約20年前に枯れた泉源から温水が噴き上がる現象が起きていたことがわかった。

 専門家は、地下のマグマの動きが原因だったと見ており、「噴火の前兆現象だったと考えられる」と指摘している。

 泉源の再噴出が確認されたのは火口の南西約5キロにある霧島市牧園町の「霧島スパヒルズ」。ホテル関係者によると、昨年12月20日午後9時半頃、ホテル中庭で「ボン」という爆発音とともに震動が起こり、約20年前に封鎖した地下の泉源から温水が噴き出したという。

 温水は90度前後の熱さで一時、6階建てのホテル建物(高さ約20メートル)を超える高さに到達。噴出に伴う騒音が激しかったため、ホテルは翌日から4日間、臨時休業した。1月以降は水量が減り、現在は蒸気が噴き出ている状態という。

 泉源は1990年頃に掘削したもので、当時は1か月足らずで枯れた。その後、泉源に通じる鉄製パイプのバルブを閉じ、2年前にはパイプにコンクリートを流し込んで完全に封鎖していた。今回はコンクリートなどを水圧で吹き飛ばして湧き出たらしい。

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