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劇症型糖尿病の発症メカニズム解明、「エンテロ」と呼ばれるウイルスに感染が原因-山梨大

2011-03-04 23:59:20 | 日記

急激な血糖値の上昇で昏睡(こんすい)状態に陥り、死亡することもある劇症型糖尿病について、山梨大医学部(山梨県中央市)の小林哲郎教授らの研究グループは4日、発症メカニズムを解明したことを明らかにした。

 小林教授によると、劇症型糖尿病の患者数は全国で900万人いるとされる糖尿病患者のうちの1割未満。同教授は「メカニズムが解明できたので、薬剤の開発につなげたい」と話した。
 
小林教授によると、劇症型糖尿病は発症直後、腹痛など軽微な症状しか現れず、発見が困難な病気で、発症から2日で死に至ることもある。研究グループは劇症型で亡くなった男性3人の膵臓(すいぞう)を調べ、「エンテロ」と呼ばれるウイルスに感染していることを突き止めた。

 エンテロウイルスに感染すると、膵臓内の免疫細胞の一種が過剰反応すると考えられ、血糖値を低下させるインスリンを分泌する細胞を破壊する。ただ、感染者が全て発症するわけでなく、免疫反応に関わる遺伝子「HLA-DR4」を持つ人の場合に発症リスクが高いという
(2011/03/04-23:30)


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