ソーラーフロンティア(東京都港区、玉井裕人社長、03・5531・5792)は、自社のCIS(銅、インジウム、セレン)太陽電池で、薄膜系として世界最高のエネルギー変換効率を達成した。約0・5平方センチメートルの太陽電池セルで20・9%を記録し、ドイツのZSW研究所が2013年10月に記録した20・8%を上回った。しかも、よりハードルが高いカドミウムを含まない条件で達成した。
エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究成果。欧州最大の応用研究機関であるドイツのフラウンホーファー研究機構で検証された。製造工程の薄膜プロセスにおける光吸収層の改良と、透明導電膜の高性能化によって効率を高めたとしている。
人体に有害なカドミウムを含まない薄膜系の最高記録は、これまでソーラーフロンティアが持っていた19・7%。これを1ポイント以上更新した。現在、同社の量産品の変換効率は13%台。
エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究成果。欧州最大の応用研究機関であるドイツのフラウンホーファー研究機構で検証された。製造工程の薄膜プロセスにおける光吸収層の改良と、透明導電膜の高性能化によって効率を高めたとしている。
人体に有害なカドミウムを含まない薄膜系の最高記録は、これまでソーラーフロンティアが持っていた19・7%。これを1ポイント以上更新した。現在、同社の量産品の変換効率は13%台。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます