九大など、有機太陽電池開発へ-人工光合成技術を活用
【福岡】九州大学は11日、研究開発ベンチャーのイーメックス(大阪府吹田市)などと共同で有機太陽電池の開発に着手したと発表した。
厚さ数十から百ナノメートル(ナノは10億分の1)のイオン交換樹脂フィルムに電極や色素類などの電気エネルギー変換機構を組み込んだ太陽電池を開発する。九州先端科学技術研究所(ISIT、福岡市早良区)も参加する。
今回の共同開発では、従来の色素増感型や有機薄膜型の太陽電池とは異なる製造原理による有機太陽電池の開発を目指す。
同大の人工光合成技術や金属などの自由電子による集団的振動に関する技術を活用して開発する。電極を組み込んだイオン交換樹脂フィルムはイーメックスが既に開発して実用化されている。
厚さ数十から百ナノメートル(ナノは10億分の1)のイオン交換樹脂フィルムに電極や色素類などの電気エネルギー変換機構を組み込んだ太陽電池を開発する。九州先端科学技術研究所(ISIT、福岡市早良区)も参加する。
今回の共同開発では、従来の色素増感型や有機薄膜型の太陽電池とは異なる製造原理による有機太陽電池の開発を目指す。
同大の人工光合成技術や金属などの自由電子による集団的振動に関する技術を活用して開発する。電極を組み込んだイオン交換樹脂フィルムはイーメックスが既に開発して実用化されている。
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