ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

『書』の見方

2017-08-17 23:29:58 | 日記

 

日経おとなのOFF 8月号より。

 

書家、評論家の石川九楊さんは言う。

(糸井重里さんとの対談で)

 

書を分かりにくくする"3つのだめな見方"

 

1  「うまいか」「下手か」で全て判断しようとする見方。

2  展覧会で「これは何と書いてあるのかな?」と書に近づき、「読めた!」と、満足する見方。

    「何という字が書かれているか」ではなく、「字がどのように書かれたか」こそをみる。

3  「絵画のごとく『形』を見る」のがだめな見方の3つ目。

 

書きぶりを忠実に追いながら、自分はどう感じるか、なぜそう感じたのかを掘り下げていく。それが書を鑑賞するということ。

 

漢字は思考的な言葉を司る。

漢字を使わないとどんどん考えが幼稚になり、社会全体が劣化する。

漢字を書けないのは漢字と共にある政治・宗教・哲学の思考が身に付かないことに繋がる。

そんな人が増えると話が通じず、日本は国際社会で尊重されなくなる。

 

 

なるほど、なるほど (^-^)v

手書きすることが本当に少なくなって、

それと共に、思考力も衰えているような……。

 

漢字ナンクロをしつつ、

字を書いたり、辞書をひいたりするのが

せめてもの埋め合わせ (笑)

 

『書』は苦手と敬遠していたけど、

今度、機会があったら観てみよう。

 

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