ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「読む」と「聴く」

2012-01-27 10:36:12 | 
借りられる朗読CDを全部聴いてしまった。
気が抜けた感じ、ちょっとサミシイ。
新しいのを購入して欲しいが、財政緊迫の折から
この手の予算が削られているのはわかるから、ワガママは言えない。

最後は「鬼平犯科帳」だった。

時々、人名や地名などの固有名詞を脳内で文字変換してみる。
例えば先日聴いた中に「ネンヨ和尚」というのが出てきた。
ネンは念仏の念だろうか、ヨは与えるだろうかなどと思いをめぐらす。
文字を追って読んでいる時は何とも思わないことだ。

シャシンの覚悟、という言葉が出てきた。
一瞬考えた。
確認はしていないが捨身だろう。
読んでいる時は、何も考えずステミと読んでいたものと思う。
「ソビラをかえす」という言葉があった。
ソビラがわからない・・・
「背」のことだった。

いずれも、読んでいるときは引っかかる言葉ではない。
文字を見れば判るから、特に読み方を考えることなく読み進んでいる。
面白いものだ。

読んでいない本の朗読を聴いたこともある。
その半数以上は、読まずに終わっている。

印象に残っているのは沢山あるが、一つあげるとすれば、
乙川優三郎の「生きる」
苦しくて重くて聴くのをやめようと思ったくらい。
それでも一言一句、しっかりと耳でとらえた。
全身で聴いて、ドッと疲れたものだ。

「剣客商売」はCDが先だった。
道場のシーンで何度も出てくるケンゾに???だった。
聴いているうち、意味は何となくわかったが漢字が浮かばない。
「見所」だった。
聴いたのをキッカケに剣客商売を全部読み、
結局、池波正太郎全集をすべて読んでしまった。

劇に仕立てたものも良かった。
「五輪の書」は、読んでいるだけでは理解しにくい内容がわかった、ように思えた(^^;
三国志は、オイシイ場面だけのてんこ盛り(笑)
ホームズのシリーズも面白かったなぁ♪

やはり、以前聴いたCDを聴き返してみよう。
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