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GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

春の日本海 … 味処舞膳 (富山)

2008-05-05 | 日本で飲む/食べる
富山に来たらココ、と決めているのが“味処舞膳”。
今回も、春の富山湾の味を堪能してきました。


ばい貝

ばい貝のたき物。
つきだし用に作られたものですが、出来立ての暖かいものも美味しい。
かなり大ぶりで、肝の部分は特にお酒に合います。


よしな

“よしな”という山菜のごま和え。
シャキシャキして、春らしい味です。


岩もずく

岩もずく。
こちらもシャキッとして、青い味が強く感じました。


いさざ

いさざ

“いさざ”の踊り食い。
初挑戦です。
小さく透明な魚が生きたまま数匹、氷水で元気に泳いでいます。
つぶらな目がとても可愛らしい。このまま飼いたいくらい。
氷水のおかげでだんだん動きがスローになるので、箸でつかんで生姜酢醤油につけて頂きます。
コリっとした食感。小さいので、味はほとんどしませんでした。


ホタルイカ

白エビ

ホタルイカと白エビ。
春の富山といえば、やはりこれです。
白エビは天ぷらがポピュラーですが、生の食感と味わいは最高。


赤イカ

赤イカ

今回、特に凄かったのはお造り。
生きた“赤イカ”が丸ごと一杯に、桜鱒、カワハギ、甘エビ。

赤イカはまだ足が動いていて、体表の色が波打つように赤に変わっていきました。
身は透き通り、本当に甘くて美味しい。
ヒレ部分は食感が最高でした。

桜鱒は神通川で獲れたもの。
すごく脂が乗っていました。

カワハギ(あまり写っていませんが)は、生で食べる機会の少ない魚ですが、食感がとてもいい。
肝と一緒に食べると、濃厚な風味が拡がります。

甘エビも青い卵が人工物のような鮮やかさ。


赤イカ

お造りのゲソは天ぷらに。
これがまた柔らかくて最高。
一緒に揚げてもらった、“こしあぶら”などの山菜も美味しい。


大門素麺

大門素麺でしめ。
とても長く、素麺としてはかなり太め。
ツルッとして、いい味わいでした。


このお店には何度も訪れていますが、毎回初めて食べるものが何かしらあります。
魚介類や山菜が豊富な富山でも、旬の最高の食材を楽しめるのは本当に嬉しい。
いつでも何でも食べられる時代にはなりましたが、こうして旬を楽しめるのは幸せなことだと思います。




富山駅から神通川方面に少し歩いたところにポツンとあります。
今回は頼みたいだけ頼んでしまったので、かなり値が張りました。
でも値段分の価値は十分にあると思います。

お品書きに値段が書かれておらず、お品書きに無いものも沢山あるのですが、先に予算を伝えておけば、それに合わせてお任せにもしてもらえます。



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