GUINNESS BOOK

英国系パブ&ビール飲み歩き日記+α

『2度目からのロンドン・ガイド』出版記念 … Heaven's Door (下北沢)

2007-07-01 | 日本のイギリス料理
2007年6月3日に、下北沢“Heaven's Door ”で、『2度目からのロンドン・ガイド』出版イベントが開催されました。


著者の石井理恵子先生は『英国フード記A to Z』など、イギリスに関する著作を多数出版されています。

昨年にも、英国フード記A to Z』出版イベントが開催されています。


会場の“Heaven's Door ”は、表通りから一本入った、ローカルな雰囲気たっぷりのパブ。
ギネスを飲みながら、ヘンな食べ物をつまみ、トークやライブを楽しむ、ホームパーティーのようなイベントでした。


今回の主役?は、イギリスのヘンな食べ物代表・“マーマイト”の新製品、“ギネス マーマイト”。
2007年のSt.Patrick's Dayに限定生産らしく、発売当初は品切れが相次ぎ、eBayなどでは数10倍の値段で取引されていたこともあるそうです。
石井先生も探したそうですが、ロンドンでは全滅、コネクションを駆使してスコットランドの郊外でようやく手に入れたそうです。

マーマイト同様、瓶のデザインは本当にカッコイイ。
蓋は黄色ではなく白。ギネスの泡のイメージでしょうか?


ギネス マーマイト

裏面もカッコイイ。
自虐的なコピーもイギリスらしくて素晴らしい。
ギネスの濃縮酵母が30%使われている、と書かれています。
ビールがそのまんま入っている訳ではないんですね。

…問題は味。
本家マーマイトは、塩辛い海苔の佃煮のような、かなり好き嫌いが分かれる味です。
ギネス・マーマイトは苦いのか…と思ったのですが、意外にも甘辛い感じ。
醤油味のおかきのようでした。
ギネスの味は全く分かりません。


ブランストン ピクルス

こちらもイギリスならではのヘンな食べ物、ブランストン・ピクルス。
ペースト状のピクルスで、半透明のケチャップのようです。
この大きなビン一本で、サンドイッチが何枚出来るんだろう…

こちらは普通に美味しい。
イギリスっぽい、薄いパンに合う味です。


他にもジャージー島のファッジやクリスプスなど、面白いものが試食できました。
イギリスの食べ物は色んなイミで独創的なので、現地のスーパーを覗いてみるのも面白いかな、と思いました。


2度目からのロンドン・ガイド

河出書房新社

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英国フード記 A to Z

三修社

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2度目からのロンドン・ガイド』は、ちょっと穴場なロンドン名所が沢山紹介されています。
著者らしく、女性向けなセレクションですね。

今はポンドがすごく高くて、まさに今はテロ騒ぎで大変そうですが、また行きたいな…



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1 コメント

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Unknown (choki)
2007-07-01 12:01:39
ご紹介ありがとうございます。
相変わらず、写真はいつも鮮明でキレイですね。

マーマイトはその存在自体がエライと思います。
自虐的なCMやコピー、最高です(笑)。
ここのところ目にするシュレック3のCMが、マーマイトのCMのパクリのよう(赤ん坊がドバーっとぶちまけるシーン)に思えて仕方ない今日この頃。

それにしてもまたテロですよ。夏休みに英国旅行計画中の方はどうするんでしょうね。私だったら行っちゃいますけどね。現地の人も、意外と大騒ぎしないんですよね。良くも悪くも。



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