世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
足①
私が授業中子供に注意する言葉は あ し 《足》が1番多かった。
両踵を床につけなさいという意味だ。
集中力の切れてるのは、顔よりはるかに早く、足に現れる。このブログを読んでいる人で、機会があったら確かめて見るといい。
集中力や疲れやほかの内面もかなり見えてくる。ヒントは禅の教えの「真人 踵を以って思惟す」の言葉である。全うな人は頭で考えるのではなく踵のところで考えるという意味だ。勿論、教示的な表現だとは思う。
北海道の馬追いが「あし あし」というのを思い出し、おかしいと思った事もあったが、たった2音節でかなりのメッセージが送れる。授業の雰囲気も壊さずに済むのでずいぶん使った。教え子と私だけの暗号だった。30の頃からはじめた。
足はもっと別の意味もあるので足②として書く。
両踵を床につけなさいという意味だ。
集中力の切れてるのは、顔よりはるかに早く、足に現れる。このブログを読んでいる人で、機会があったら確かめて見るといい。
集中力や疲れやほかの内面もかなり見えてくる。ヒントは禅の教えの「真人 踵を以って思惟す」の言葉である。全うな人は頭で考えるのではなく踵のところで考えるという意味だ。勿論、教示的な表現だとは思う。
北海道の馬追いが「あし あし」というのを思い出し、おかしいと思った事もあったが、たった2音節でかなりのメッセージが送れる。授業の雰囲気も壊さずに済むのでずいぶん使った。教え子と私だけの暗号だった。30の頃からはじめた。
足はもっと別の意味もあるので足②として書く。
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甘やかし
「昔の先生や親は厳しかった。時には手も出た。今の先生も親も甘い。だから子供が云々」どこででも聞く話だ.都知事は議会や著書でも得意げに話してる。
果たしてそうだろうか。
虐待は別にして、大人の体罰的なせっかんが子供にとって1番厳しいのだろうか。私はその考えが甘いと思う。子供にとって最もつらいのは、親の期待を裏切り、親を失望させ、自分が愛の対象にならないのではないかと言う精神的な危機感ではないかと思う。大人から見た厳しさと、子供にとっての厳しさは違うのではないか。
自分の経験でも、自分の娘や、500人を超える教え子を通して、確信に近いものがある。私は昔より今のほうが子供にとって遥かに厳しいだろうと思う。理由は3点。①子供にとって最も必要な3ま(間) 「 自然の空間、自分の自由なる時間、群れて遊べる仲間」が決定的に与えられていないこと。
②親や先生と気持ちを繋ぐ具体的な場面や時間が不足し、愛されているかかどうかの実感が持ちにくいこと。③教育への過剰な競争の導入で、大人(親や教師)の作った物差しで、いつも他人と比較競争をさせられ、安心できないこと。
このように物心のついた頃からこれだけ必要なものが取り上げられ、追いまくられてどうして甘やかされてると言えるのか。大人の言い分はあまりに身勝手過ぎないだろうか。
果たしてそうだろうか。
虐待は別にして、大人の体罰的なせっかんが子供にとって1番厳しいのだろうか。私はその考えが甘いと思う。子供にとって最もつらいのは、親の期待を裏切り、親を失望させ、自分が愛の対象にならないのではないかと言う精神的な危機感ではないかと思う。大人から見た厳しさと、子供にとっての厳しさは違うのではないか。
自分の経験でも、自分の娘や、500人を超える教え子を通して、確信に近いものがある。私は昔より今のほうが子供にとって遥かに厳しいだろうと思う。理由は3点。①子供にとって最も必要な3ま(間) 「 自然の空間、自分の自由なる時間、群れて遊べる仲間」が決定的に与えられていないこと。
②親や先生と気持ちを繋ぐ具体的な場面や時間が不足し、愛されているかかどうかの実感が持ちにくいこと。③教育への過剰な競争の導入で、大人(親や教師)の作った物差しで、いつも他人と比較競争をさせられ、安心できないこと。
このように物心のついた頃からこれだけ必要なものが取り上げられ、追いまくられてどうして甘やかされてると言えるのか。大人の言い分はあまりに身勝手過ぎないだろうか。
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愛国心(教育基本法 )続
朝起きて、朝刊を開くと、総理vs小沢代表 党首討論の写真が1面をきれいに飾っている。
昨日、小沢代表が総理大臣に持ち時間のほとんどを使って教育問題で挑んだらしい。
小沢代表は、穏やかな口調で、教育問題の認識を尋ねたら総理はそれを受け「教育の基本で思い出すのは、《しっかり抱いて、そっと下ろして歩かせる。》という言葉だ」と持論を展開して答えたそうだ。人心の荒廃について尋ねると、「心の問題」と答え、教育行政の責任を尋ねると「基本が分ったら次へ進む体制作り」
さらに「国家が責任を持てという民主党の対案の審議を進めていきたい〉と答えたそうだ。
「競って芽を出さなきゃちょん切るぞ」が現実じゃないか。異常なほど多くの不登校や発達障害の子供達を出しておいて。質問者も 原因を少しでも考えての質問か。
今の子供たちや学校の
実際が全く頭の隅っこにもない。
党首討論も言葉遊びのワイドショウの続きか、超おすまし顔の漫才か とでも思わないでは(まとも)には見られない。朝日新聞もそれを(まとも)に取り上げているから立派だ。
昨日、小沢代表が総理大臣に持ち時間のほとんどを使って教育問題で挑んだらしい。
小沢代表は、穏やかな口調で、教育問題の認識を尋ねたら総理はそれを受け「教育の基本で思い出すのは、《しっかり抱いて、そっと下ろして歩かせる。》という言葉だ」と持論を展開して答えたそうだ。人心の荒廃について尋ねると、「心の問題」と答え、教育行政の責任を尋ねると「基本が分ったら次へ進む体制作り」
さらに「国家が責任を持てという民主党の対案の審議を進めていきたい〉と答えたそうだ。
「競って芽を出さなきゃちょん切るぞ」が現実じゃないか。異常なほど多くの不登校や発達障害の子供達を出しておいて。質問者も 原因を少しでも考えての質問か。
今の子供たちや学校の
実際が全く頭の隅っこにもない。
党首討論も言葉遊びのワイドショウの続きか、超おすまし顔の漫才か とでも思わないでは(まとも)には見られない。朝日新聞もそれを(まとも)に取り上げているから立派だ。
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