どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

紀の川フルーツライン全線走破

2023-05-12 21:48:23 | 日記
5/12、今日は、朝から天気も良かったので、
先月(4/1)全線開通した「紀の川フルーツライン」を
走りに行って来ました(*´ω`*)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130200/d00209971_d/fil/0324_noudou.pdf
⇧広域農道 紀の里地区の開通について

紀の川フルーツラインは、山の斜面に沿って走っているので、
これまで紀ノ川沿いを走る県道からは、見上げるような感じで見ていましたが、
全線を走るのは今回が初めてになりますので、
とても楽しみにしていました(^^)/


みなべ町の国道42号 一本松バス停近くにて
天気も良く暖かいので走っていて気持ちが良いです。

国道42号、水越トンネルの広川町側にある温度表示は24℃でした(*´ω`*)

紀の川フルーツラインは、写真の紀の川市荒見地区(写真、左は新竜門橋)と
橋本市清水地区を結ぶ全長24.4㎞の路線になります。
この間、途中に信号はありません(^^♪

紀の川市荒見から紀ノ川河口方面を写す

紀の川フルーツライン入口

交差点には、紀の川フルーツライン全線開通記念
withピンクリボンサイクリング2023のノボリが多数立っています。



案内標識の白塗りされている部分が、紀の川フルーツラインになります

真新しい道路は、気持ちが良いです(*´ω`*)
写真にサイクリストの方が写りこんでいますが、
この坂道をロードバイクで上られるのですからスゴイです✨✨
あと和歌山、和泉といった近隣からツーリングに来られている方も見かけました。
週末だとバイク多いかも知れませんね(^^♪
ただ沿道には、農地が多いので、
農業者の方々にご迷惑にならないように気を付けたいものです(*´ω`*)

新竜門橋方面を写す

案内標識上部には、紀の川フルーツラインとあります。

坂道をのぼる事で、標高がどんどん上がり眺めが良いです。

相棒(原付バイク)と一緒に記念撮影

この先、道路沿いにある案内標識を撮影していきます。

走り始めて最初のトンネル

横谷トンネル。短いトンネルです。

横谷トンネル 2017年3月 和歌山県
延長141.0m 巾6.5m 高4.5m
施工 三友・小田特定建設工事共同企業体



紀の川市から かつらぎ町に入ります

反対側 紀の川市のカントリーサイン

ここから国道480号へ行けるんですね。
丹生都比売(にうつひめ)神社。以前、訪問しました。

上空には、飛行機雲が真っすぐ伸びていました。
空は快晴です。

2つ目のトンネル登場。平沼田トンネル

平沼田トンネル 2011年2月 和歌山県
延長116.0m 巾6.5m 高4.5m
施工 三友・小田特定建設工事共同企業体

県道109号線 天野方面
天野は丹生都比売(にうつひめ)神社のある地域です。

紀の川フルーツラインは、山腹に沿って走るので、
どうしてもカーブが多くなりますが、所々には直線区間もあります。

橋と橋の間に接続道路があります

ここで、かつらぎ町から九度山町に入ります
結構、高い位置にある橋なので欄干に近付くと足がすくみます((+_+))

ここからの眺望がとても良かったので停車。
原付バイクの場合、どこでも止められるのが良いですね。
車の場合、良い景色を見つけても、道路状況によっては、
なかなか直ぐには止められないですからね(^^ゞ

この時、偶然発見したのですが、カーブミラーにある
小さな案内看板には「世界遺産高野山町石道 展望台 Nice View」と表示
これでは小さすぎて、歩いている人しか気が付きません。
ましてや車では、まず見えないでしょうね(^^ゞ
この時「展望台に行ってみよう!」と思い坂道を上りましたが、
結論から申し上げれば、車では、かなり難易度が高いです。
理由は、展望台まで行っても駐車場はなく、
Uターンするのも難しい幅員です。
そのため、わざと小さな案内看板にしているものと推測できます。

さて段々畑の中の道をどんどん登っていくと携帯電話の電波塔があります。

電波塔自体は、珍しくありませんが…

au KDDI株式会社 九度山基地局

写真が見づらいですが💦
関西セルラー電話株式会社 九度山通信所とあります。
このような施設を普段あまり意識して見る事はありませんが、
関西セルラー…の名前に懐かしい!と感じます。
今のauになる前は、関西セルラーでした。
調べてみると2000年からauに変わったので、
30歳以下の方はご存知ないかも知れませんね。

携帯基地局から見る紀の川市方面

見えにくいですが、同、橋本市方面

少し離れた所から橋本市方面
眺めも良いです。展望台まであと少し

眼下に真っすぐ伸びる道路(紀の川フルーツライン)が見えます

拡大

相棒(原付バイク)と橋本市方面を背景に撮影

展望台に到着

目標物の名称等があります









高野町石道(こうやちょういしみち)

展望台からの眺望は、和歌山県朝日夕陽百選にも選ばれています

和歌山県朝日夕陽百選

九度山町イラストマップ









町石道(ちょういしみち)
畑の中のセメント道ですが、これが町石道になります。
このまま上ると高野山の大門(だいもん)に繋がっています

案内看板

慈尊院(じそんいん)への道
写真では伝わりにくいのですが、かなり急こう配な坂道です。
昔の人は、この急な坂道を、しかも舗装されていない状態だったので、
大変な道のりだったと思います。

展望台から降りて、紀の川フルーツラインへ戻ってきました。
展望台の目印は、このカーブミラーになります。
ちょっと分かりにくいですね💦💦

慈尊院(じそんいん)を含む観光案内の標識が増えてきました。

再び町石道

世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道 高野山町石道

町石道の地図

町石道の案内
金剛峯寺への参詣道は数本あるが、その中でも空海が切り開き、
その後最もよく使われた主要道が「高野山町石道」で、
沿道には一町(約109m)ごとに町石が建てられている。
町石には壇上伽藍からの距離(町数)のほか、
密教の金剛界三十六尊及び胎蔵界百八十尊の梵字、
寄進者の名前、建立年月日及び目的などが彫り込まれている。
もとは木製の卒塔婆が建てられていたが、鎌倉時代に各層の寄進を募り、
現在見るような町石になった。
220基の町石のうち179基については当時のものが遺り、
一町ごとに礼拝を重ねながら山上を目指した参詣の様子を今に伝えている。



紀の川フルーツラインにある高野山町石道の案内

今も町石道を歩いて、高野山へ向かわれる方がおられるんでしょうね。スゴイ(^^ゞ

道の駅 柿の郷くどやま への案内が見えます

展望台から見えた直線道路から展望台方面を写す



ここから国道370号 高野方面へと繋がっています。



九度山町から橋本市へ入ります

橋本市学文路 
学文路(かむろ)と読みますが、なかなかの難読地名ですね。

左右両方の県道とも幅員狭小となっています

拡大

県道118号線 高野方面への入口

高野山へ行く国道370号、国道371号、国道480号は走った事ありますが、
県道118号線は走った事ありませんね。
これを書きながら気付いたのですが、和歌山県内の国道に関しては、
ほぼ走破しましたが、まだ走っていないのは、
古座川町の国道371号 平井地区と
国道26号の和歌山市大谷交差点以北の
自動車専用道区間だけですね。
まぁ自専道は、そもそも原付走行不可ですが…

国道371号は、田辺市小守地区までは走っているのと、
古座川町平井地区の手前は、既に走っているので、
また機会を見て走りたいと思います。
そうすれば、晴れて和歌山県内の国道全線走破になります!
なんのこっちゃ(^^ゞ

もしかしたら、和歌山県内の県道を全線走破しているという
強者もいるかも知れませんね(^^ゞスゴイです

紀の川フルーツラインですが、アップダウンの直線区間です。
名神高速 高槻バス停付近の超ミニミニ版ですね(笑)

沿道に記念碑を発見

紀の川フルーツライン竣工記念碑 令和四年九月

記念碑裏側
河南地区への幹線農道建設は地域の念願であった。
地権者の深い理解と協力を得て、和歌山県が事業主体となり、
農林水産省、橋本市の協力を頂き
二十七年の歳月を経て完成をみたものである。

事業概要
事業名 広域営農団地農道整備事業
事業主体 和歌山県
幹線道路 幅員 七.四米
延長 四千三百八十三米
総事業費 五十四億円
事業期間 平成三年四月 平成三十年一月
学文路地区河南幹線農道建設促進協議会

橋本市 清水交差点に到着
紀の川フルーツラインを全線走破しました。

国道371号から紀の川フルーツライン方面を写す

紀の川フルーツラインへの案内も設置されています



橋本市まで来ると奈良県五條市や大阪府河内長野市は、すぐ近くですが、
今回は、和歌山県内からは出ていません(^^ゞ

このあと、橋本市内の やよい軒で遅めの昼食をとりました。

今回、先月全線開通したばかりの紀の川フルーツラインを走破しましたが、
景色も良く観光スポットもあって思っていた以上に楽しいツーリングとなりました。
当初は、ただ走り抜けるだけ…と思っていましたが、
所々で止めて景色の良さを楽しんだり、関西セルラーの発見や
展望台の眺めの良さに大昔、高野山へお参りに出掛けた人たちは、
どんな思いで歩いたんだろうなぁ~と思いを馳せたりして、
のんびりとした時間を過ごす事が出来ました。
さて次回は、どこへ行こうかなぁ?( *´艸`)

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