どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

裁判員裁判の傍聴 について 紀伊民報 読者の欄に掲載されました

2023-11-17 22:51:19 | 日記









紀伊民報2023年(令和5年)11月18日付 読者の欄
裁判員裁判の傍聴 全体


裁判員裁判の傍聴 6-1

裁判員裁判の傍聴 6-2

裁判員裁判の傍聴 6-3

裁判員裁判の傍聴 6-4

裁判員裁判の傍聴 6-5

裁判員裁判の傍聴 6-6


裁判員裁判の傍聴 白浜町 山根康民(会社員・53歳)

8月22日付本紙の「裁判員裁判制度から14年、辞退7割」の記事を見て、
辞退者の多さと裁判員裁判について何も知らないことに気付かされました。

そこで裁判傍聴に関する情報をネットで調べ、
9月19日、大阪地方裁判所本庁での裁判員裁判
「事件名・建造物侵入、強盗傷人、窃盗(第1回公判)」を
傍聴するため原付きバイクで出かけました。

裁判所の正面玄関から入ってすぐの所で所持品検査と
ゲート式の金属探知機による検査を受け、傍聴席に座りました。
傍聴者は、法学部の学生らしき人たち10人と
若いカップル1組を含む26人でした。

最初の驚きは、警察官2人に挟まれ腰縄に手錠をした被告人の姿でした。
テレビドラマで見る裁判とは明らかに違う現実が目の前にありました。

裁判官(3人)、裁判員(6人)が入廷し、
傍聴席の私たちも含め、起立、礼で裁判は始まりました。
傍聴席は、途中からの入退室が可能ということもあり、
静かに人の動きがありました。

検察官による冒頭陳述では、傍聴席にいる私たちにも見えるように、
大型モニターに見取り図や写真等の証拠資料が映し出されました。

午前の審理を終え、裁判所1階にあるコンビニへ行くと、
お昼時とあって狭い店内に10人以上の警察官がいましたが
「ここは、大阪で一番安全なコンビニやな(笑)」と思いました。

書店もあり店内を見ましたが、雑誌類はなく、
法律関連の書籍で占められていました。

その後、正面玄関から外に出て、裁判所前にあるベンチに座り、
コンビニで買ったコーヒーとパンを食べながら、
裁判所の大きな建物を眺めていました。

初めての裁判員裁判の傍聴でしたが
「百聞は一見に如(し)かず」ではありませんが
社会勉強になりました。