どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

映画ブータン山の教室を見て来ました

2022-03-26 19:52:29 | 日記

3/25、京都市にある映画館、京都みなみ会館で
ブータン山の教室が上映されると知り見に行きました。
映画ブータン山の教室公式サイト https://bhutanclassroom.com/




主な走行ルート 白浜町→国道42号→有田川町→県道18号線→海南市→
国道424号→紀の川市→国道24号→かつらぎ町→国道480号→大阪府和泉市→
国道170号(大阪外環状線)→寝屋川市→国道1号BP→京都市 京都みなみ会館
*帰り道もほぼ同じ道順を逆に走る
走行距離 約442㎞

有田川町から海南市への県道18号線は、真っ暗な山道を走るので、少し恐怖心もありました。
なので時間が掛かっても、有田市周りで走ろうかと思いましたが、結局は、山越えにしました。
やはり、いつもの道が良いかなぁ~と思ったからです(^^ゞ


さて今回、映画の上映が午前10時00分からなので、
原付での走行時間(計算上6時間30分)を考えると、朝3時に出発しないと間に合わない…
そう考えると迷いもありました(;^ω^)

仕事を終えてから、出発まであまり時間が無いので、
ほぼ仮眠程度で出発する事に、体力的な厳しさを感じる反面、
前回の上映期間中、タイミングが合わず見れなかったのですが、
アンコール上映(2022.3.25 - 4.7)されるので、これは見に行きたい!という
気持ちの葛藤がありました。

こうなったら自分自身の心に?判断を委ねました。
明日、目覚まし無しで、午前2時に目が覚めたら京都へ行く!
もし目が覚めなかったら縁が無かった…と諦めると思いながら眠りにつきました。

結果、午前2時過ぎに目が覚めました。
目覚まし時計を見て、私の心の声は映画を観る事を望んでいました。
まぁ、こんな無茶出来るのも今のうちかなぁ~(笑)と思いながら
少しうれしい気持ちで出発の準備をしました。




午前3時台に白浜を出発するのは、久しぶりです。
走りながら感じたのは、こんな時間でも意外に対向車がある事です。
トラック等の職業系車両なら、仕事と想像できますが、
一般車両の場合、みなさん仕事で走っているのかなぁ?
それとも釣り?と思います。
写真は、田辺市新庄町の田鶴(たづ)交差点
普段は、渋滞の多い交差点ですが、1台も車がありません(笑)






日高町萩原交差点近くにある温度表示は、4℃
春とはいえ朝晩は、まだまだ寒いのですが、車で走るとほぼ気が付きませんが、
バイクだと温度変化を肌で感じます。
国道42号も海沿いを走る時と、山間部を走る時では、
海沿いの時は、暖かく感じますが、山の方へ入ると風が冷たく感じます。

空には、お月様が出ています。この日は半月でした。
まだまだ京都は、遠いなぁ(*´ω`*)

この日、紀の川市桃山町で走行距離5万キロを達成しました。
詳しくは、別のページで書かせて頂きました。
https://blog.goo.ne.jp/dosukoiya/e/1d10fa215f8b92b166f9f85b15abb0b0


朝陽が見えます。
かつらぎ町 道の駅 紀の川万葉の里付近にて
写真には写っていませんが、これから左方向にある和泉山脈を抜けて大阪府を縦走します。

大阪府内の写真は、1枚もありませんが💦💦
写真は、京都みなみ会館の駐輪場です。
この日は、予定通り9時30分に到着する事が出来ましたが、
途中の渋滞で、正直間に合わないかも?と頭をよぎりましたが、
もし間に合わなかった場合は、京都市内を原付ツーリングしようと思いましたが、
それはそれで結構ショックだったと思います(ノД`)・゜・。

今回、平日朝の通勤時間帯を走るという事で、少し余裕を持たせましたが、
それでも渋滞長や通過時間を読むのは難しいです。
この日の渋滞(八尾市 弓削交差点付近→大東市 東大阪変電所西交差点付近)で気になったのが、
外環は、片側2車線の4車線道路ですが、
殆どの区間で路肩幅に余裕がないため(左からすり抜けられない)
多くのバイクは、車両間や右折レーンを割と早いスピードで走り抜けて行きます。

私は、車も運転するので、速いスピードで横をすり抜けられると
ドライバーとしては、怖いですからね。
また、すり抜けの仕方によっては、法的にも問題がありますが、
私自身も、すり抜けする事はあるので、言えた義理ではありませんが、
速いスピードですり抜ける事により、接触事故にならないか心配してしまいます。

今回、最も悪質だったのは、渋滞区間の歩道上を走り抜ける原付バイクでした。
同じ原付乗り?として、それは絶対だめだ!と思うと同時に、
もし歩行者との事故になれば、取り返しのつかない事態になります。

つい道路の事になると長くなってしまいますが、
京都みなみ会館へ無事に着きました。







今回のお目当ての映画ブータン山の教室









このあと上映になります





チケット

スクリーン前

ブータン山の教室 チラシ

チラシ裏面

映画館から近鉄東寺駅方面を望む

今回、縁あってブータン山の教室を鑑賞する事が出来ましたが、
ブータンの景色や人々の生活感が感じられ、とても良かったです。
映画に登場するヤクを通して、自然や動物への畏敬の念を
ずっと守ってきた伝統と、子供達への教育についてのシーンなど
過去、現在、未来へと継承される素晴らしさ美しさを感じました。
この作品は、涙が流れるというより、何か心を揺さぶられるというか
何ともピュアな作品だと感じました。

人が人を想う。人が人から想われる。

この事は、国や地域が違っても人が生きて行く上で
幸せを感じる一つなのかなぁ?と思います。
私も自分が出来る事を、これからも行って生きたい。
そして自分の心に正直に生きて行けたらと思います。

そんな映画館の帰り道、ある牛丼店に寄りました。
この店は、私が18歳の時、大阪に出て初めて牛丼を食べたお店です。
もう30年以上も前の話しですが、恥ずかしながら当時、
牛丼を食べて「なんて美味しいんや」と感じたものです。
今でこそ田辺にも店がありますが、昔はありませんでしたからね(^^ゞ

そんな思い出のあるお店に何十年ぶりかに入りました。
当時の様子は覚えていませんが、立地は昔と変わらずです。
入った時は、店内はお昼時とあってほぼ満席でした。
カウンターに座って注文をしましたが、厨房とホールは4人のスタッフで切り盛りしていましたが、
注文しても私が言うまで、お冷も出てこない。
注文ミスが発生している。お客さんは、レジの精算を待っているがスタッフの手が回っていない…
ハッキリ言ってバタバタの状態でした。

まぁ無理もないなぁ~と思いました。
4人のうち1人の若い女性は、ほぼ新人さんという感じでした。
それをフォローする若い男性も、まだ日が浅い感じでした。
その若い女性のミスを店内で、若い男性スタッフに話す中高年女性スタッフ。
いやぁ~それ客に聞こえるようにいっちゃ、おしまいですよ。
もしかしてアルバイトさんの入れ替わりが激しい?(勝手に推測)のは、
あなたに原因があるかも知れませんよ。

お客には有難いのですが、メニューが多くお客さんのニーズも様々。
これは、どこでもある事ですが、
こんなに多岐にわたって覚えなければならないと
アルバイトを始めて間もない人には、とても無理だと思います。

どうして、もっと初心者でも出来るような仕組みを作れないのかなぁ?と思ってしまいます。
昔から徐々に経験値を積み上げてきた人には、対応出来ますが、
いきなり高いレベルを、申し訳ないけど、この時給で出来る人って
上層部の人は、現場を知らないんだろうなぁ~と思います。

時給を上げて、お店(会社)が優秀という人を雇えば良いのですが、
それでは、採算が合わない。だから安い時給。
そうなると求める人材が来ない。という悪循環。
サービス業に広く言えることかも知れませんが、
今までとやり方を変えていかないと
生き残るのは難しい時代になってきたと思います。

別に私は、評論家という訳ではありませんが、
その若い女性は、ミスがあるのかも知れませんが、挨拶もキチンと出来ているし
ちゃんと目を見て注文を聞いています。
私的には、これだけ出来たら十分、立派だと思います。

問題は、その注文の仕組みやハンディの操作方法、
指示連絡系統の共有が出来ない
もしくは、共有しずらいと感じさせる人間関係にあるのかなぁ?

注文の際、ハッキリと注文内容を言う人もいれば、
よく聞き取れない声で注文する人もいます。
そうなるとミスを誘発しやすいですからね。

まぁ、上の人に言いにくい職場ってどこにでもありますからね。
私は、このお店の場合、人と人のコミュニケーション
対面で注文を受ける。というのも大切だと思いますが、
タッチパネルを導入して、スタッフの負担軽減を図るなど考えないと
接客レベルを上げれば上げる程、ついていけないスタッフも出てくると思います。

少子高齢化で若い人の人口が減っていく中で、
昔ながらの注文方法を見直す事を考えても良いかと思います。
まぁ上層部の方が、そういった事に気付く時には、数字が結果を示すと思います。

ついつい💦💦そんな目で店内を観察してしまいますが、
もし私がミステリーショッパー(覆面調査員)なら
報告書を書くのになぁ~(笑)

映画ブータン山の教室の話しより、牛丼店での話しの方が長くなってしまいましたが、
レジでの支払い時、アルバイト女性が精算をしてくれたのですが、
「大変やけど頑張って下さいね」と声を掛けさせて頂きました。

さてさて今回は、朝が早かった事もあり、帰り道
周りが暗くなってきた事もあり、
特に御坊市から白浜までの区間は、何度か眠気に襲われました。
途中でバイクをとめて軽く体操をしたり、歩いたりしました。
車だとシートを倒して仮眠する。という方法もありますが、
原付だとそうはいかないので、安全運転に気をつけながら
白浜まで帰って来ましたが、今回の原付バイクでの教訓は、
仮眠程度の睡眠では、無理が効かない年齢である事を痛感しました。
帰ってきてから直ぐに風呂に入って眠りにつきましたが、
何といえない達成感がありました。
長文失礼しました(^^ゞ

走行距離50000㎞達成

2022-03-26 15:04:00 | 日記
祝、走行距離50000㎞達成!

3/25、相棒の原付バイクですが、走行距離5万キロを達成する事が出来ました。
私の中では、大変うれしい事なのですが、振り返ると
2020年7月21日、中古で購入し走行距離15,718㎞でしたので、
1年8カ月で約34,300㎞走った事になります。
1ケ月平均約1,700㎞走っている事になりますが、よく頑張ってくれています。

相棒もずいぶんな歳ですが、まだまだ頑張ってもらいたいので、
いつもお世話になっているバイク屋さんでの点検整備が欠かせません。
バイク屋のお兄さんは、私の相棒にとって、かかりつけ医的な存在です。
いつもありがとうございます(^_^)/
これからも相棒と一緒に各地へ出掛けたいと思います。

ちなみに50000㎞を達成したのは、和歌山県紀の川市桃山町内の国道424号でした。
https://goo.gl/maps/F8ej8ak7fMse2Ghk8



49999.9㎞。5万キロ達成直前

5万キロ直前の後ろ姿が、何とも男前やなぁ?(笑)

メーターが動きます

5万キロ直前

ついに達成!祝、5万キロ!

5万キロ達成!前から見ても誇らしげです(笑)

5万キロを突破し、新たなステージへ

まだまだ、これからも頑張ってね!

いつも私を連れて行ってくれて、ありがとうございます(^^ゞ

心の豊かさ持ちたいについて 紀伊民報 読者の欄に掲載されました

2022-03-26 13:31:50 | 日記


日本の四大公害病の1つ水俣病。
先日、大阪で長編ドキュメンタリー映画
「水俣曼荼羅(MINAMATA Mandala)」を鑑賞しました。
6時間12分という大変長い作品でしたが、制作に20年かけて、
さまざまな苦悩や葛藤、感情などの人間模様を映し出していました。

映画館ロビーには写真パネルも掲示され、
映画に登場した緒方正人さんが、チッソ水俣工場前で子どもたちに呼びかけた書がありました。
「おじちゃんがナ、六才のときやった。父ちゃんが水俣病になってしもうたんや。
チッソ工場のながしたどくで、手も足もブルブル、ガタガタふるえて、立ちも歩きもでけん。
ヨダレば流して、くるうてくるうて死んでしもうた。
そんときから、おじちゃんは ほかのこどもたちから
『水俣病ん子』といわれて石をなげられたりした。
それがいちばんつらかった。
なぁー、みんな。水俣病んこっばふかぁく考えてみよい。
このじけんは、みんなにも、とってもだいじなことをおしえようとしとるごたる」

私は、このパネルを読みながら涙が流れて来ました。
わずか6歳にしてお父さんを水俣病で亡くしたショック。
しかも、尋常ではない苦しみながらの死を目の当たりにして、
さらに追い打ちをかけるように「水俣病ん子」と石を投げられたという無念さや悔しさ。
とても辛い少年時代を過ごした事を文面から察する事が出来ます。

目の前の海で取れた魚を食べただけで苦しみ、
亡くなられた人々のことを忘れてはならないと思います。
自分たちと違う境遇にある人に対して、
しかもそれが、弱い立場の人たちに、やいばが向けられることに対して、
今は自分が苦しい立場や弱い立場でなくても、
いつ自分がその立場になるか分かりません。

きれい事では世の中を生きていけないことは理解しているつもりですが、
人生において、少しでも心の豊かさを持ちたいと感じさせる映画でした。
同時に水俣病は、まだ終わっていないことも知りました。


2022年(令和4年)3月26日付 紀伊民報