どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

紀勢本線の利用促進について投稿が掲載されました

2018-06-25 21:32:19 | 日記
紀伊民報 2018年6月9日付に紀勢本線の利用促進に関する投稿が掲載されました。



3月17日、JRによるダイヤ改正で白浜―新宮間の特急が減便され、
同31日、島根県江津市と広島県三次市を結ぶ
JR三江線(全長108km)の営業が終了し、廃止されました。

地方を取り巻く鉄道環境は、年々厳しさを増しているように感じます。
私は、2月18日、大阪へ行く際に特急くろしおを利用しましたが、
前回の乗車時には車内販売(2015年3月終了)があったので、
3年以上、乗っていませんでした。

昨年10月、紀勢本線の現状を知り、鉄道利用について考え、
12月16日、白浜駅の駅員に提案書を手渡しました。
内容は、和歌山―新宮間が電化開業して今年10月で40年になるのを記念した、
一日乗車券の発売とオリジナルグッズの制作等です。

一日乗車券には購入特典も設け、その1つが利用当日に限り乗車券を提示すれば、
沿線の観光施設での割引等を受けられるというものです。
地元とJRが一体となった誘客および鉄道利用促進です。
グッズがあれば、鉄道ファンにも注目して頂けるかと思います。

一日乗車券の発売による効果の一つとして、
地元の人に少し離れた地域を旅してもらう”観光の地産地消”があります。
実現するかどうか分かりませんが、
一日乗車券は、通常より割安で区間内が乗り放題と大変お得な内容です。

私は5月21日「関西1デイパス」という大阪近郊の路線が利用できる一日乗車券を使って、
兵庫県姫路市や福井県敦賀市まで電車で旅をしましたが、
紀勢本線でも一日乗車券があれば、鉄道への関心や利用が高まるのではと思います。

電化された40年前の記憶といえば、当時走っていた急行きのくにで、
大阪の親戚宅へ行くのが楽しみだったことです。
40年という時間の流れの速さ、社会環境の大きな変化を感じずにはいられません。
さらに来年は、紀勢本線全線開通60周年の節目を迎えます。
また機会があれば、鉄道を利用したいと思います。