食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

まぼろしのパン屋@松宮宏

2017-05-02 07:21:17 | 本(ま)
  まぼろしのパン屋@松宮宏 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
朝から妻に小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン。しかし会社の開発事業が頓挫して責任者が左遷され、ところてん式に出世。何が議題かもわからない会議に出席する日々が始まった。そんなある日、見知らぬ老女にパンをもらったことから人生が動き出し……。他、神戸の焼肉、姫路おでんなど食べ物をめぐる、ちょっと不思議な物語三篇。




表紙につられて手に取りました。おいしそう♪
ありそうで現実にはありえない、でもなさそうでありそうな、そんな空気感がおもしろい物語でした。私が特に気に入ったのが表題作のまぼろしのパン屋。舞台は大東京電鉄田園都市線って東急だし! つきみ野や中央林間などの駅は実際にあるし! でもファンタジックな場面もあり、不思議な感じがしました。それから主人公高橋の妻がいい感じにテンション高くてかわいい。
他2編も焼き肉、おでんと食べ物つながり。どれも読んだあと、ほっこりとした優しい気持ちになりました。

コメント (2)
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