野球のセオリー、実は”錯覚” 名古屋大学大学院・加藤教授データ分析-産経新聞
(記事引用)
★四球出塁・エラー・本塁打は流れ変える/ラッキー7の攻撃
★「過去の回数より印象の強さ」
「四球で出塁させるなら、ヒットの方がましですね。試合の流れが悪くなる」というフレーズを野球解説者はよく使う。しかし、それは根拠があることなのだろうか。行動経済学が専門の名古屋大学大学院・加藤英明教授は、神戸大学大学院准教授の山崎尚志氏とともに、05年度のセ・パ公式戦(交流戦を含む)846試合、1万5143回を分析。同年の全イニングの得点(失点)確率26・4%、得点(失点)平均0・495点と比較しながら、解説者のいう「セオリー」を検証した。
「先頭打者を安打ではなく四球で出すと、試合の流れが悪くなる」 加藤教授のデータ通りに動く球団をX球団とする。X球団が、先頭打者に安打を打たれた場合、四球を出した場合、それぞれの失点確率は安打40・5%、四球39・0%。失点平均は安打0・832、四球0・833。ほとんど差はないが安打の方が失点確率は高い。
ではX球団のその裏の攻撃。四球を出すことで流れが変わるなら、攻撃のリズムも狂う。だが安打を打たれた場合の得点確率は25・4%、四球の場合は27・2%。得点平均は安打0・454、四球0・540。四球で先頭打者を出した場合の方が、裏の回で得点する確率は高いのだ。
★「2アウトから出塁されると流れが悪くなる」
これが正しければ、三者凡退で打ち取った次の回は、そうでなかったケースよりも得点確率は高いはずだ。
だがX球団がB回表を三者凡退で抑えた場合、B回裏の得点確率は26・2%、得点平均0・492点。X球団がB回表二死から走者を出し得点された場合、B回裏の得点確率は28・1%、得点平均0・580点。全イニングの平均値と比べると、三者凡退で打ち取っても平均値以上に得点確率は上がらず、走者を出しても得点確率は下がらなかった。
★同様に「エラーをすると流れが悪くなる」「ホームランは流れを変える」などを調べたが、そのような結果は出なかったという。
加藤教授は「過去に起こった回数よりも、印象の強さが、ゲームの流れといわれているのではないでしょうか」と話す。
★また「ラッキー7」といわれるが、加藤氏が得点確率と得点平均を調べると六回表、裏が最も高い。先発投手の球威が落ちても勝ちパターンの投手交代には早い。六回は監督の采配(さいはい)が問われるイニングでもある。
【熟年ドラキチ】
全データから分析すると、確かに上の記事が言うように「四球出塁・エラーや
本塁打が流れを変えるというのは錯覚」と判定しても、それが当然の結果なのかも
しれないとも私は思う。
この研究では、1年間の全データを対象にしているからである。
(例はちょっと違うが、パチンコを考えるとわかる。
パチンコの確率は何万回という結果をとった時に、そのパチンコ台の設定
当り確率に全パチンコ台の当り確率が収束される。
これが1日だけのデータをとると、台によって様々な結果データになって現れる。)
もっと言うと、試合の結果に大きくかかわる流れでの局面において、
どうなのか? という所のデータに絞って分析をすると、どういう結果なのか?
という事のほうが私は知りたいなぁ~。
(試合の結果にかかわる対象データを選別する事が非常に難しいかも 苦笑)
エラーによって流れが変わる。
回の先頭バッターを四球を出すと、得点になりやすい。
ホームランでも流れが変わる。
更に、守備でのファインプレーでも試合の流れが変わる。
これらは私が野球の試合を見ていて、「そうだ!」と言える事であると私は認識
している。 ただし、だからと言って全てそのようになったのかと言うと、
決してそうではない。 (苦笑)
この名古屋大学大学院の教授の言っている事に私は「ケチ」を付ける訳ではないが
今のままでのデータ分析では、まだ中途半端な気がする。
例えば、四球での出塁を例にとってみよう。
ある試合で6回裏まで両チーム無得点に抑える投手戦で0-0としよう。
そして7回の表に、好投を続けてきた先発ピッチャーが、この試合初めて
先頭バッターを四球で歩かせて出塁させてしまった。
問題はここからである。 確かにこの教授が言うように、ここで失点をしやすい
というのは錯覚かもしれない。 しかし、野球と言うものは私から言わせると
極めて「精神的な戦い」のスポーツでもあると思う。
この教授が言うように、今まで言われている事は「全て錯覚だ」と、自分の精神状態
をコントロールして、冷静に試合のプレーに集中できる選手なら失点もしないだろう。
野球は体力や技術に、精神力が加味されて、プレーの結果が出てくると私は思う。
もっと言うと、一流プレーヤーと言われる選手は、殆ど全てと言って良いくらい
この精神力も必ず兼ね備えている。
逆に、体力も技術もあるのに、なぜかチャンスに弱いとかで「一流プレーヤーや
レギュラーに成れない選手」はこの精神的に弱さを持っている感がある。
ということで、野球はプロの選手の力・技術・テクニックで、プレーは表現されているが、それらを発揮させる原動力の大きな要素に「精神力」がある。
故に、野球の試合は別の角度から見ると、両チームの精神状態や精神力の
戦いとも見る事ができる。
端的な例では、大量得点を許してしまうと、多くの場合は、負けているチームは
試合の途中で「今日はもう勝てない」と自分のほうから勝負を諦め淡白に
試合を進めるようになる。
ところが、何かの拍子でこの試合も途中から追い上げて大量点の失点に
自軍の得点が近づき始めると、戦闘意欲が更に高まり追いつく事も。
そういう場合は、負けていたほうが追いついた時点で、既にこの試合の優勢度は
序盤に大量失点で負けていたチームが追いついて、いまだ同点だが大いに
精神的に優位に立っている。 逆に追いつかれたほうは、まだリードを許していないのに「アタフタ」と慌てだすものだ。
話を戻すと、試合が拮抗した場面での先頭打者への四球出塁とは、
自軍にも敵軍にも極めて影響を与える「プレー」の1つであると私は言いたいのである。
星野監督が中日の監督時代に、アメリカのデータでは、
「先頭打者への四球出塁は失点確率が70%」というデータを示した。
私はこのデータを7-8年前に聞いた時は、今回みたいに違和感を感じず、
「その通りだよなぁ~」とスンナリ思ったものだった。
こうやって野球を眺めている私みたいな人を、この教授は「錯覚している人」と
言っているのかもしれない。(苦笑)
そう言われても私は反論できる根拠もないからなぁ~~~~(苦笑)
今年のセリーグのペナントレースも、この錯覚と精神的なものによって、
阪神の岡田監督は辞任と、巨人の原監督は名監督という評価の結果を
もたらしたと私は思う。
開幕前は、巨人の節操の無い大補強で殆ど全ての評論家は巨人優勝、
それも「ぶっちぎり」でと。 このように誰もが思っていた。
結果はその通り、巨人がセリーグを制した。
もし、巨人がスタートから躓く事もなく、そのまま春先から首位を走り
途中阪神に強烈に追い上げられたが、なんとか逃げきって優勝していたら
(結果的に今シーズンの両チームの勝率で)、岡田監督の辞任も無く、
原監督の「名監督」の評価も無かったであろう。
それは、これだけの戦力があったら優勝して当り前というムードに成っていたであろう。 むしろ、これだけの戦力がありながら、なんでこんな際どい優勝しかできないんだ? と原監督への批判が起こっているかもしれない。たとえ優勝しても。
であるのに、岡田監督は辞任、原監督の評価は上がる。
何故、こんな結末を?
それは阪神が夏場までに13ゲーム差もつけて首位を走っていたからである。
であるのに、阪神は優勝できなかった。
巨人は夏場に13ゲーム差をつけられていたのに、追い上げ最後になんとか
追い抜いてしまった。 この展開によるものだろう。
開幕前の巨人が圧倒的な戦力を補強していると言う事は、世間の皆さんは
忘れたかのように。
私はだからと言って、巨人の優勝にケチをつけているのではない。
野球とはこのように、途中の経過とか精神的なものも様々に関わり合っているもの
と言う事を言いたいだけである。
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嫌い嫌いで考えてしまうので、納得できないです。
西武の渡辺の方が名監督なのでは?
若獅子達だけで、あの大補強軍団に勝ちましたし。
まあ、そんなのはどうでもいいんです・・・
井端結婚のニュースを見て、もう立ち直れない
んです。荒木の事を本当に好きなんだと、
思っていたから。
幸せになってください(号泣)
むしろ 記事の中でも書いたように、あれだけの補強の割りに、ぎりぎりの優勝だった。
と言う点に重きをおいてます、私は。
ただ今年のような展開で、「名監督」という
錯覚が世間で起こっているのかな~と。
アライバさん、井端の結婚で相当落ち込んでいるいるみたいですが、 同じ井端ファンの
女子プロレスの吉田沙保里も、本心ではショックもあったと思いますが、気丈にも「お幸せに~~~、今後もファンとして応援します~」
と言っています。
まぁ~こんな事を私が書いても、自分の気持ち
で正直に感じた事は、やっぱりしょうがないですよね~~~。 少しずつ時間の経つのを助けに、来年の開幕前までにはアライバさんの
気持ちの整理も完全について、全力でドラゴンズの応援をしましょうね~^^
とコメントはしている筈・・・でも、でも、
やっぱりショックなんですぅ(涙)
昨日の報道ステーション、他番組を見たかったのに
我慢して見てました。いつ言うのかなぁと思いつつ・・・
私にとって、今年は不幸な事が多すぎました。
でも、愛する井端が幸せになれるなら・・・と。
背番号6のTシャツを着つつ、来季も勿論応援
しますよ。井端のプレイが好きですから。
でも、オレ竜さん・・・少しだけ泣かせてください・・・
自分の気持ちには正直に、
無理せず気持ちの赴くままに。
それで誰も迷惑もしないと思いますし。
背番号6のTシャツがこれから最低でも5年間
有効だと言う事は、アライバにとっては
今年中に起こったいいニュースのうちの
一つだと思うのですが。