睡眠外来の専門医に本格的にかかる前に別の医師と面談しました。精神科なわけですから、不眠状態になってしまったあらゆる要因を考え、さらに医師の方で患者に対して気持ちを少しでもわかろうとする状態を短い時間に作り出すわけです。
家族構成、仕事、配偶者のこと、毎日の生活のことから昔の思い出話まで話し、その中から不眠となる原因を探し出すのかと思いきや、原因は一つではないということから、眠れない(眠ろうとするが、考え事が次々浮かんでくる)ことそのものを睡眠導入剤を用いずに取り除くことから治療を始めるということでした。睡眠導入剤ではなく精神安定剤の一種の投薬治療をすることになりました。
結果、薬はそう強くはないのですが、飲用したその夜からよく眠ることができるようになりました。義母の場合は考え事が多すぎて、その情報量で頭の中が混乱し自分で処理できなくなるというのが主な理由でした。だから精神安定剤を用いて情報が流れる量を整理することなどが、ネットなどで調べると薬の効果として書かれてありました。
一昨日、たまたまた見ていた
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学で義母の睡眠障害に関わる内容の放送をしていました。(7月22日放送分)
高齢のためだと思いこんでいた
物忘れや思い違いが多くなったり
気分が落ち込むことが多かったり
普通に身の回りにいることの多い
几帳面で真面目で
そして人に何かを任せられない
そんなちょっとした要素と性格が関わり、長い間に蓄積して睡眠障害を招いたようです。義母の場合は義父の死も大いに関わっていますし。小さなことにくよくよする義母を義父がなだめていたんですね。
精神安定剤を服用することはしばらく続きますが、次第に眠れるようになってきたら減らしてくださいとのことでした。薬の過度な摂取と残留によって恐ろしい思いをした私たち家族にとって何より嬉しい言葉でした。
義母のような不眠で悩む方はかなりの数いるそうですが、適切な薬の服用によって治るそうなので、みなさんの周囲にも同じようなことで悩まれている方がいるようでしたら、ここにヒントがあったと今回の記事を思い出していただけると幸いに思います。