TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

本当は怖い…(1)

2008-07-23 | Weblog
 今考えると間接的に関係していたのかもしれませんね。
 GW最中の肺炎入院騒ぎの直前までかなりバタバタしていました。
 マル民関係はこの際置いておきますが。

 義母の調子が3月くらいから特に悪くなったんです。何かの病気というわけでなく、高齢だからという単純な理由でもなく、とにかく義母の長く不眠の状態が続いていて、睡眠導入剤を持続時間の短い軽いものを連日服用していました。軽いものだから殆ど副作用がないと一般的にも言われているものです。不眠が続くと高齢者の健康状態に良い影響を与えないので薬を服用してでも眠ることをすすめているのがこれまた一般的です。

 しかし、睡眠導入剤を服用後、夜中にムクリと起きあがり食べ物を物色、パンを摘んでは持ったままそのまま眠り込んでしまったり、妙な音が聞こえたりするとか明らかに普段の義母からは考えられない行動です。「お義母さん大好き」のタマも薬を飲んだときには側に近寄りません。

 もしやと思い認知症を疑ったりしましたが、CT検査での一定量以上の脳の萎縮が見られないことから、それはありませんでした。結局本当の原因が分からないまま加齢が原因と思い込むことで納得しようとしていた矢先に恐ろしいことが怒りました。

 ある朝、起きると義母が酒酔いに似た呂律の回らない口調で別人の用になっていました。口が思うように動かせないことを本人も認識できていたので、素人判断ながら原因を推測すると、やはり犯人は睡眠導入剤に違いないということになり、かかりつけ医にすぐに経緯を話し相談すると、やはり軽度のものといっても薬が長い期間に残留し副作用となって表れたことを告げられました。服用はやめることは当然ですが、また薬を飲まなければ眠れない日々が続くことになります。どのように対処したら良いのかをたずねると耳を疑いました。「いつかは眠れますからとにかく薬は飲まないでください。人間ずっと不眠不休はできないのですから。」としか言いません。

 夫婦二人で相談して薬の代わりにアルコール度数の高いお酒をのませたり、義母が必要以上に不安にならないようになるにはとずっとそのことが気がかりです。

 このままうまく眠れない状態を放っておくことはできないので、とにかくかかりつけ医以外の専門医を私は探すことにしました。どこに相談してもダメなのではないかという不安を感じながら、それでも眠ることと直接関係するある総合病院の睡眠外来を受診することにしました。薬の副作用だから薬をやめるしかないのでしょうが、他に眠る方法のヒントを得ることができればと思ったからです。

 睡眠外来は精神科の中にあり義母本人が受診を嫌がるのではないかと心配していましたが、義母はすんなりと受診についてを受け入れてくれました。それほど苦しんでいたのかと、それに気付いてあげられなかった自分が本当に情けなかったんです。

 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学みたいでしょう。もちろんそれは今となっているから言えることですが。
 昨日22日にその総合病院への1か月に一度の通院も終わりました。今後は最寄りの眼科(???)からお薬をいただくだけに切り替わりました。恐ろしい状態から脱することができたので、こうして記事にすることにしました。途中自身の入院も挟みましたしね。
 睡眠外来の受診については長文のため  本当は怖い…(2) の記事に続けます。