TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

On fait la la la la le. . .

2007-04-19 | 言霊
 先日の日曜日、園芸店に行く道すがら主人がふと漏らした。
 「ZARDの新曲が出ない…もう一年近くたってる…」
2006年5月10日発売のシングルハートに火をつけて以来、デビュー15周年のベストアルバムの発売はあったもののニューリリースの音沙汰がまるでない。もともとZARD自身がメディア向けに積極的に戦略をする姿勢で作品づくりをしているわけではないから、情報が乏しくてもそんなものかとも思うのだが、何だか今回は状況が異なるような気がする。

 ZARDの作品は、20~30代の若い女性の恋愛そのものや淡い気持ちを綴ったものが多いのだが、全盛期に20~30代だった男女も、時を経て30~40代になり、ZARD自身ももう40代のはずだ。アーティストは一般人のように所帯じみていないから若さを保ちやすいとは思うが、今の時代の恋愛と、自分が若い恋愛をしていた頃とはかなりズレが出てきているのではないでしょうか。


 ZARDの曲の他にも、気持ちを見ている事象や物事にのせて歌ったもので消えていったものも多い。
 自身の知っている歌詞をあげてみると

 二人でドアを閉めて 二人で名前消して…(また逢う日まで/尾崎紀世彦)
  マンション暮らしが増えたのと物騒な世の中になったために家のすぐ外に表札を出す家は少なくなっている。
 角のフルーツショップだけが灯りともす…(池上線/西島三重子)
  駅前近くにあったフルーツショップもめっきり減りました。
 トランジスタのボリュームあげて…(涙のリクエスト/チェッカーズ)
  トランジスタってどんなでしたっけ?
 懐かしいなあのドーナツ屋さん(愛が見えない/ZARD)
  ミスド以外にもたくさんあったのになぁ。
 夜中の3時am 枕元のPHSMovin’on without you/宇多田ヒカル)
  無いこともないけどほとんど携帯だよね。

 かなり歌に偏りがありますがザッと見てもこんな感じです。
 歌は世に連れ世は人に連れなんてコピーもありましたが、加速度的に時代は変わっているのだと感じます。毎日が、一ヶ月が、一年が早いこと早いこと。。。
 
 200年もたてば今生きてある人はさすがにいないでしょうから、全て懐かしのメロディーに変わってしまうのでしょうね。
 歌詞もなく歌い手も知らずただメロディーを口ずさむだけの
 まさにOn fait la la la la le. . .言い得ていますね。

 
 しかしZARDの今後は気になります。遊んで暮らせるぐらいあるものはあるでしょうから引退発表もなくそのまま辞めてしまう可能性もあるかもしれませんね。
 「ライブがあればどんな手を使ってでもチケットとる!」という主人の意気込みが無断ならないようにあって欲しいものです。

 それにしても、タイトルのléが出ないよっ!これぐらい何とかして欲しい…

 久しぶりに脈絡なく好き放題記事にしてみました。だからこっちのブログが必要なのよね。
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