本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

Victor SEA-70

2011年06月28日 21時50分56秒 | グライコ
 中学時代、グライコが欲しくてたまりませんでした。グラフィックイコライザーってやつ。

 特にテクニクスの33素子のやつ。ブラックフェイスでつまみがたくさんあって、いかにも「マニア御用達」って感じがGoodでした。こんなのこんなのが人気でしたね。これらは今でもオークションで一万円以上するようです。

 で、最近になって(といっても2年前ですが)またグライコが欲しくなり、ヤフオクでゲットしてしまいました。ビクターのSEA-70っていう片チャン12素子のやつです。本当は33素子テクニクスが欲しかったのですが、グライコなんぞに一万円も出す勇気はなく、どうせ飽きるだろうとこの機種で妥協しました。落札価格は3000円位だったかな。今日はこれぞというネタがないので(というか既に酔っているので)、このSEA-70のメンテ写真をアップします。2年前のメンテですが。


 荷解き時の外観です。大きなキズはありませんでしたが、ところどころガリの出る素子がありました。


 天板を開けたところ。大きな図体の割には内部スカスカです。当たり前ですが。


 各素子の裏面。低周波数帯は電解コンデンサを使用。周波数が高くなっていく途中でフィルムコンデンサとなり、高周波数ほどその容量が小さくなっていくのがわかります。どういう仕組なのかはわかりませんが。


 各素子のガリについては、分解するのがメンドーなので、スライドボリュームの隙間からリレークリーナー洗浄&接点復活剤注入で処置。


 素子のつまみは超音波洗浄機にかけました。


 きれいにゃなったけど、ちょっとプラメッキが剥げちゃいました。


 ガリも無くなり、きちんと動作するようになりました。ランプが綺麗です。

 メンテ後、しばらくこいつで遊びました。ボーカルを前面に出したりドンシャリにしてみたりと。しかし、すぐ飽きましたね、やはり。当時新品で買わなくて良かったなというのが正直なところ。今では完全オブジェです。

Pioneer SK-600(その8・完成したので飲酒)

2011年06月27日 23時28分42秒 | ラジカセ
 昨日はあと一歩で完成というところで飲酒。どうも最近は飲んでばかり。冷たいのをキューッってやりたくなるんですよねえ、こう暑いと。で、今日は飲むのをちょっと我慢してフィニッシュまでもっていきます。といっても前日までに調整も終えているので、本体をキャビネットに格納するだけ。ものの30分で終了なのだ。ウハハ・・・と思いきや、

 「あれ・・電源入んね・・・」

 昨日まで快調に動いていたメカがウンともスンともいいません。あっれーおかしいなーってことで、再びキャビから外して点検。キャビに格納する際に電源系統をやっちゃったかな?とあせりました。

 テスター当てたり、実験用電源でDC供給したり、いろいろ試すこと小一時間・・で、やっと原因判明。

 タイマースイッチがONになってました(笑)。この機種、タイマー録音できるんですね。こんな単純なことで小一時間無駄にしてしまいました。

 再度、キャビに組み付けて完成!ヤッター!!
ドーン!

 では、改めてSK-600のご紹介。大きさはサンヨーのおしゃれなテレコU4より一回り大きいです。格調あるスタイル。両肩のボリュームとチューニングのつまみが特徴的。


 タイマー機能は録音・再生のほか、スリープが使えるみたいです。


 上部の操作系右側です。テープの再生ボタンがファンクションボタンと兼用なのでちょっと操作に戸惑います。自動頭出しとエディター(ミューティング)ボタン付き。ファンクションボタンでは、FMと外部入力が兼用になっていますが、これは外部信号の入力があると自動的に切り替えになるみたいです。


 操作系左側。トンコン×2、マイクミキシング、音量、バランス。


 操作系のうち、基本操作以外はカバーで隠れます。


 背面は外部入力、ライン出力、外部アンテナ、AC、DC12V。

 試しに外部入力で録再を行ってみましたが、やはり30年前のラジカセの音がします。決してハイファイではありません。でも、当時欲しかったモデルですのでメチャクチャ嬉しいです。


 ・・さて、こいつでFMでも聴きながら飲酒といたしましょう。

Pioneer SK-600(その7)

2011年06月27日 00時11分46秒 | ラジカセ
 昨日はヘッド研磨やピンチローラー交換までやってしまったSK-600。ホントはそんなに手をかけるつもりではなかったのですが・・・今日も手塩にかけております。


 まず、角ベルト。クセがつきまくっていたので交換しました。1.6ミリ角・直径35ミリのものがピッタリ。


 腐食していた電池ボックスの押しバネは代替品をハンズでゲット。105円なり。


 オリジナルより太くて長かったので加工に苦労しました。


 続いてミラーカセットでテープパス調整。テープを巻き込んでしまっても惜しくないカセットで粗調整してから・・・


 A-BEXのミラーカセット(貴重品)で微調整。


 アジマス調整は1キロヘルツの正弦波を入れた自家製テストテープで行いました。本来ならばA-BEXのテストテープを使うところですが、手持ちのものは8キロヘルツと14キロヘルツ。これだとシビアすぎて、ラジカセレベルの再生機だとリサージュが暴れて調整どころではなくなってしまいます。


 テープスピードは、モーターの穴にドライバーを差し込んで調整します。


 カセットホルダーの窓にキズが目立ちました。コンパウンドで磨きます。

 
 あと一歩で完成!というところまで漕ぎ着けましたが、ここでまたしても飲酒。完成は持ち越しになりました。

パソコン壊れた

2011年06月26日 23時21分34秒 | その他の修理
 うちのパソコンのサブ機が壊れました。


 キューブ型の2002年モデルです。ウイルスソフトをアップデートしようと久しぶりに電源スイッチを押したところ、一瞬パワーランプが付いたのですが、その後ウンともスンとも言わなくなってしまいました。どうやら電源がお亡くなりになった様子。
 

 ほとんど使っていないのでそのままにしようと思いましたが、いつの間にか電源ユニットを摘出していました。習性とは怖いものです。


 ケミコン(TEAPO製)がいくつか膨張していました。これを交換すれば復活すると思うのですが、手持ちの半田ゴテでは半田がなかなか溶けません。ここまで分解するのに1時間以上かかりました。融点が高い半田を使っているようです。

 諦めて電源ユニット注文。挫折感いっぱいです。