本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

SANSUI PC-V750 (その1)

2012年12月31日 18時15分25秒 | CDプレイヤー
 訳あってしばらく更新できませんでした。修理途中だったRX-2700も仕上げておりません。とりあえず今日は今年最後の更新として、過去に修理したものをアップ。

 以前、自分が初めて手にしたCDプレイヤーはなんであったかという記事を書きましたが、そのCDプレイヤー「サンスイPC-V750」のジャンク(トレイ開閉しない)が入手できたので先日(といっても2ヶ月前)修理しました。


 さて、これがそのPC-V750ですが、これ、中身は東芝のXR-Z40というモデルと同じです。東芝がサンスイブランドで作ったOEM機なのですね。本家東芝のモデルは、これより一万円高い69,800円でリリースされましたが、PC-V750と違いボリューム付ヘッドホンジャックが装備されておりました。その代わりPC-V750に付いているオートスペーシング(曲間に無音部分を挿入する機能)は省かれています。


 天板を開けたとこです。右側に無駄なスペースがありますね。このモデルはフルコンポサイズですが、メイン基板はミニコンにも搭載できるよう小さいものが使われています。


 その基板にはXR-Z40の文字が。


 DACは東芝TD6705AP。他の半導体も全て東芝製。


 ピックアップも東芝製。TOPH7810です。


 トレイのゴムベルトが溶けていました。


 ちょうどいいサイズのベルトがあったので取り付け。これでトレイが動くように・・・



 と思いきや、ちゃんと動いてくれません。トホホです。




 続きは次回。ガキ使見なきゃ。

年末恒例の電池交換

2012年12月20日 23時44分14秒 | 腕時計
 今日も飲んできちゃいました。なのでRX-2700はお休み。完成までもうちょっとなんですけどね。

 で、今年もあと僅かということで、自分のもう一つのコレクション、デジタルウォッチの電池交換をしなければなりません。とりあえず今日は前準備として、電池切れのものをピックアップいたしました。


 今回、電池切れ若しくは切れかかっている腕時計は17本。70年台後半から80年台初期にかけてのものがほとんどです。


 中には液晶がオシャカになっているものも・・・これ、気に入ってたんだけどなあ(悲)

 RX-2700が完成次第、電池調達することにします。こんだけあると電池代もバカになりません(金欠)

National RX-2700 (その3)

2012年12月19日 23時28分11秒 | ラジカセ
 今まで数多くラジカセを修理し、それなりに修理テクがあるつもりの自分ではありますが、このRX-2700、そんな自分でもかなり修理が難しいモデルです。一度バラしたら組立が厄介なのだ。


 特にこのフレキの部分。基板にハンダ付けするのですが、これがまた短いうえに奥まったとこにあって位置修正が困難。その奥には録音アンプ切替スイッチがあって、これもまたメカのレバーとうまく咬み合わない。コンパクトにしすぎて、メンテ性がトレードオフされてます。


 格闘すること二時間・・・やっとこさここまで漕ぎ着けました。ガリのあったボリューム(スライド式)は、無水アルコールで清掃して接点グリスを塗布。その他のスイッチはグリグリしただけで接点の汚れがとれたようです。FMの感度も問題なし。


 テープの走行テスト。テイクアップリールが滑り気味だったので、リール外周のアイドラをS-721Hでクリーニング。巻き始めは若干スリップするものの、実用に問題のないレベルになりました。

 次回はテープスピードの調整から始めます。

National RX-2700 (その2)

2012年12月17日 22時32分43秒 | ラジカセ

 さて、バンコードを使った丸ベルトが出来上がりました。念のため長さを変えて3本作ってみましたが、うち1本は結んであった部分で作ったので、ちょっとひしゃげちゃっております。


 世間ではバンコードを溶接するのに「ノギス」を使うのが一般的になっているようです。しかし、自分はフリーハンドでエイヤッとくっつけちゃいます。自分の指先のほうが微調整が利きますので。溶接部のバリは爪切りで取り除きます。


 メカに組み付けます。幸いにもひしゃげているやつじゃないものがフィットしました。

 ここから先の組み付けは半田ごてを使用します。しかし今日はもう飲んじゃっているので、この作業は明日以降に後回し。で、酔っ払いながら電池ボックスの蓋のスポンジを取り替え。

これが
こうなった

 今回のメンテは超スローペースなのです。

National RX-2700 (その1)

2012年12月16日 23時50分55秒 | ラジカセ
 先週は水木金と三日連続で飲み会でした。特に金曜日は三次会までやって朝帰り。土曜日を丸々潰してしまいました。

 で、今日は久々に新規着手。ナショナルのステレオラジカセRX-2700、通称「旅カセ」です。1980年7月発売、定価49,800円(高!)

カバーがついてます。
ペロリとめくれちゃいます。
ひん剥いちゃいました。

 これ、中学一年の頃に強烈に欲しかった一台でありました。なんたって「旅カセ」というネーミングがグー。ステレオなのにSPが一発というのも潔さを感じさせます。正に漢の一人旅。鈍行列車の車窓に似合いそうです。今回のブツはテープ走行不可、ガリオーム大、FM感度悪しというジャンクになります。

 早速、分解。




ここまで分解するのに一苦労

 これ、小さいボディに結構な詰め込みようなので、かなりメンテがしづらいです。いくつかハンダを外さなければなりません。同じナショナルのコンパクトラジカセでRX-1950ってありましたけど、あれよりも数段メンドイです。


 ゴムベルトは3本使われており、ビロンビロンではあるものの溶解はしていませんでした。メインベルトの直径がかなり大きいです。手持ちの代替ベルトで合うものがないので、仕方なくバンコードで自作することに。取り付けは明日以降になります。