本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

ラジオ放送を聴きましょう

2011年06月11日 21時12分47秒 | ラジオ
 最近、ラジオを修理することに熱中しておりますが、先日、新聞にこんな件(くだりと読みます。念のため)があり、ちょっと思うことがありました。

 「1週間に1回以上、ラジオを聴くのは20歳代で4割、10歳代ではわずかに3割」

 これは民放連研究所が2年前に行った調査結果だそうです。これを読んだとき、思わず「えー、ウソでぇー!」と突っ込んでしまいました。

 若い人がこんなにラジオを聴いているもんなんすかね?10代の人はお気に入りのアイドルの番組を、20代の人はカーステで聴いているのかもしれませんが、それにしても3~4割って多すぎるような気がします。まあ、調査したのが民放連研究所なので、CMスポンサーの手前、あんまり低い数字は出せなかったのかもしれませんが。


 最近、「若者のなんとか離れ」というフレーズをよく聞きますが、ラジオもそのひとつになってしまった感があります。若い時分からラジオに親しんでいた高齢者でも最近は全然聴いていないんじゃないかな?

 私は、ラジオ受信機はラジカセ含め、4~50台持っております。で、ジャンク修理の際に「ながら聴き」をするのですが、特定の番組を熱心に聴くということは昔と違い、全くありません。私が初めてラジオに接した小学校時代は、ロイ・ジェームスの「不二家歌謡ベストテン」やら森田公一の「青春ベストテン」、財津和夫の「人生ゲーム」などを毎週心待ちにしてたものですが。

 その私の小学生時代であった1970年代は、オールナイトニッポンに代表される深夜放送ブーム、そしてもっとマニアックなBCLブームというものがあり、ラジオはまだ生活の一部として存在感がありました。小型化され、小学生でも所有することができたラジオは、まだ「パーソナルオーディオ」という言葉がなかった時代、一対一で対峙できる貴重なメディアでした。自分の感性で放送局を選ぶんだけども、未知の曲(新旧東西問わず)がかかります。審美眼ならぬ審美耳を育ててくれたのはラジオです。

 上段にも書きましたが、私は現在ほとんどラジオを聴きません。それでもラジオを集めます。これは他のオーディオジャンク修理とはちょっと意味合いが違うのです。私の集めているラジオは、70年代の「ラジオが一番輝いていた時代」のものであり、自分が「一番多感だった時代」のものばかりです。これは懐古趣味にほかなりません。


 話がだんだんそれていきましたが、結局何が言いたかったのかというと、若い人にも積極的にラジオを聴いてほしいということですね、うん。全然聴いていないおっさんが言うのもなんですが。

 ラジオは目からの情報がない分、脳の活性化にいいらしいですよ。若い人にはもちろん、高齢者にもボケ防止にもってこいですね。

 今回の震災でラジオの有用性がクローズアップされ、一時期、電気店の店頭からポータブルラジオが姿を消しました。せっかく買ったラジオなのですから、眠らせておかずに積極的に聴いてもらいたいものです。4~50台のラジオを眠らせている奴がいう言葉ではありませんが。

 電機メーカーもラジオ作ってくださいよ。現在、大手メーカーでポータブルラジオを作っているのはソニーとパナソニックだけらしいですね。i-phoneにラジコソフトを入れて聴くなんてえのは愚の骨頂であります。

 今日は酔っ払っているので長文になってしまいました。もう寝よ。

 最後に一言、RCサクセションの「トランジスタ・ラジオ」は名曲ですよ。