本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

とめどなくレゲー(ファミコン篇その3)

2011年12月29日 22時52分48秒 | レゲー
 思えば自分がこのようなテレビゲームを初めて手にしたのは、小学校高学年になるかならないかの頃だったと思います。そのマイファーストテレビゲームは任天堂のレーシング112。近くの文房具屋で5000円で売っていたものです。もちろん新品。本来なら本体12800円+ACアダプター1500円=14300円するシロモノがアダプター入れて5000円ですから、なんと65%オフ。不思議に思って、なんでそんなに安いのか店のオヤジに訊いたところ、「メーカーが潰れたから安いんだ。そのかわり保証はなしだ。一台限りだゾ。」とのこと。これは買わなきゃってことで、親にお年玉を前借りして購入いたしました。この文房具屋オヤジの「デマ」のせいで、任天堂って一度潰れた会社だと思ってました。つい最近まで。

 で、このレーシング112、見た目はすんごくカッコよかったんですね(当時の感想)。ハンドルとシフトレバーがついてて「これで君もF1レーサー!(ビシッ)」って感じで。しかし、予想を遥かに上回る「クソゲー」でございました。112通りのプレイができるって誇らしげに書いてありましたが、いくつかあるスイッチ(一人用・二人用、車の数、泥道等)の組み合わせで無理やり112通りとカウントしてたんです。ずっと直線コースだし、単調この上なし。この時初めて「誇大」という言葉の意味を知りましたね。正月が来る頃にはもう飽きてしまって、お年玉を前借りしたことをえらく後悔いたしました。

 その後、任天堂はゲームウォッチ(GAME & WATCH)のブームを作り、その利益でファミコンを開発します。こいつが出たときはその「画面」の見事さに、えらくコーフンいたしました。駅ビルのゲームコーナーにあるゲームがお茶の間で楽しめる!!欲しい!!なにがなんでも欲しい!!!ってなりましたが、なんせお高いですからとても手が届く品物ではございません。当時は「また5000円にならないかな? もう一度任天堂潰れないかな?」と思っておりました。マジで。いや一度も潰れてないんだけれども。。。任天堂さんすいません。結局数年後、弟とお年玉を合わせて買いました。


 ということで本題に移ります。。。。。


 昨日の改造では、画面の上部が右方向に流れてしまい、とても使いもんになりませんでした。で、違う改造方法はないもんかと探し当てたのがbiscusさんのブログ。後期型基板の簡単な改造例がアップされていました。

 用意するものは・・・

  電解コンデンサ 220μF×1、47μF×1
  カーボン抵抗  75Ω×1
  RCAジャック×2
  配線コード


 やはり手持ちのもので間に合います。コンデンサはやはりオーディオには怖くて使えない安物、JackconとChengx


 またやっつけで取り付けます。もち空中配線。


 はい、きれいに映るようになりました。パチパチパチ(拍手)。ちなみにソフトは「しんすけ ゆうたら やくざ や」のセリフで、24年の時を経て一躍有名となったクソゲー『さんまの名探偵』(ナムコ)。



 なんか前貼り前置きだけが長くて、内容はうっすーいですな。書き出したら止まらくなってしまって・・・まあ、タイトルが「とめどなくレゲー」ですから良しとしましょう。

とめどなくレゲー(ファミコン篇その2)

2011年12月28日 21時11分33秒 | レゲー
 今日はファミリーコンピュータ、通称ファミコンをAV仕様に改造。「コンピューター」ではなく「コンピュータ」です。当時、世間一般では「コンピューター」と表記したところを、あえて「コンピュータ」としたところに、開発陣の「他のとは違うんだぞ」という主張が込められていたような気がします。学術書なんかでは「コンピュータ」って表記しますからね。同じようにメモリーは「メモリ」、プリンターは「プリンタ」。詳しい事情はわかりませんが、最近はその表記もまちまちですな。余談ですが、むかーしNHKみんなのうたで放送されていた「コンピューターおばあちゃん」は編曲:坂本龍一、演奏:坂本龍一、高橋幸宏です。バックのアニメーションに「YMO」の文字が登場しますw 名曲です。

 では、本題。

 このファミコンに代表される当時のテレビゲームはテレビとアンテナケーブルの間に「RFスイッチボックス」というのを噛ませて、それに本体をつなぐ仕様になっておりました。これはテレビゲームの出力がVHF信号(先般終了したアナログ放送の信号)となっており、それをテレビの空きチャンネル(1chか2ch)で受信するという仕組みだからです。当時のテレビは今のように外部入力端子なんてなかったですからね。しかし、アナログ放送が終了した今、最新型のテレビにはVHFを復調する機能がございません。そこで、ファミコンを現在のテレビに対応させるべく、AV仕様(ビデオ入力端子を使う)にするってえのが今回の主題です。

 が、しかし、自分はテレビゲームに詳しくないので、どのように改造すればいいのかじぇんじぇんワカリマセン。ということで、ここは素直にネットで先人の知恵を拝借することといたしますw 「ファミコン AV化」でググると出るわ出るわ、数々の改造事例がヒットいたしました。みんな考えることが同じですねw ということで、これらを参考に・・・とモニタ(モニター?)に写ったファミコン基板と自分のそれとを見比べてみました。



 あれ・・・なんか違う???


 基板の形が自分のとじぇんじぇん違います。どうやらネットにアップされている改造事例はほとんどが「前期型基板」のようです。自分のは「後期型基板」でした。プリントパターンがじぇんじぇん違います。


 1989年の刻印・・・最新式!

 ・・・・・・毎度のことですが見なかったフリして進めます。AV化にあたって用意する部品はどのサイトもほとんど同じです。

 トランジスタ 2SC1815×1
 カーボン抵抗 22kΩ×2
 電解コンデンサ 0.47μF×1
 RCAジャック×2
 配線コード


 部品は手持ちのものでOKでした。2SC1815についてはYランクとGRランクどちらを使うか迷いましたが、どちらも変わんないようなので、手持数が多いGRを使用しました。コンデンサはオーディオにはちょっと使えない安物「Jwco」製です。


 で、こちらの記事を参考にやっつけで配線いたしました。なお、テスタ(テスター?)等で確認したところ、写真中央の4つ縦に並んでいるハンダ箇所は一番上がビデオ信号、2番目がオーディオ信号、3番目がVcc(4.97V)、楕円状のハンダ箇所がグランドでした。

 その後、ボディにRCA端子を取り付け(穴を大きく開け過ぎた orz)、一気に完成までもっていきました。しかし、テレビにつなげてみると、画面上部の画像が大きく右に流れ、使用に耐えません。

 どうやら個体によっては、上記の改造方法ではうまく作動しないらしいです。んー、失敗かな・・・と一瞬思いましたが、考えてみれば信号が出ている箇所も判明しているし、もっと簡単な回路でいいんじゃないかと気づきまして、他の改造事例をググることにいたしました。

 で、ありましたよ。もっと簡単な改造方法が。明日トライしてみることにします。


とめどなくレゲー(ファミコン篇その1)

2011年12月27日 21時27分36秒 | レゲー
 さて、ジャンクで入手したレゲー(レトロゲーム)の代表格「ファミコン」ですが、動作確認する前に分解清掃いたします。ちなみにタイトルの「とめどなくレゲー」は、バブルガムブラザーズが昭和63年にリリースしたアルバム「内黒SOUL大臣」に収録されている曲名から拝借いたしました。なんちゃってレゲエの名曲です。このアルバム、既に廃盤ですが、アマゾンで中古がたったの1円で出ていますので、未聴の方は是非とも購入をオヌヌメいたします。名盤ですよ。ベーシストが結構な切れ者(ギタリストもいいけどね)でして、1円以上の価値がございます。確か亡くなったんだよな、このベーシスト。(ご存命でしたら失礼!)ちなみについでですが、バブルガムブラザーズはブラザーコーンとブラザートムのデュオで、トムのほうは「お笑いスター誕生」で小柳トムとして世間に知られましたが、コーンのほうは昔、「ヤンヤン歌うスタジオ」(東京12チャンネル)でデブキャラで売ってたコメディアン、近藤伸明さんであることはあまり知られていませんね。

 えー、本題に戻ります。


 まずは本体を三枚におろします。基板はシンプルに一枚。ホコリを豚毛のブラシとエアブロワーで取り除きます。


 コントローラーも分解清掃。こちらはウンコな機能「マイク」がついてるプレイヤー2コントローラー。


 カセットスロットも取り外してホコリを取り除いた後、超音波洗浄器にかけます。

 この後、黄ばんでいるキャビネットもバスマジックリンで洗浄いたしました。毎度のことですが、もう酔ってるので今日はここまで。明日はこれをAV仕様に改造してみようと思いマス。

とめどなくレゲー

2011年12月26日 22時21分23秒 | レゲー
 クリスマス終わりました(寂しかった)。年賀状も書き終わりました(まだ投函してない)。年の瀬ですね。今日は年初の甥っ子姪っ子の襲来に備えて、ポチ袋にお札(漱石)を詰める作業をいたしました。たった5人分でも結構な額になるのですね、お年玉。こりゃしばらくはジャンク購入を控えねば。

 で、もう一つ、甥っ子姪っ子襲来のために備えたものが。。。。なな、なんと娯楽の殿堂「テレビゲーム」でございます(・∀・) 奴ら、遊びにくるのはいいけれど、お年玉もらった後はいつも手持ち無沙汰感ありあり。少しでも楽しんでもらえたらと。。。

 で、調達したテレビゲームはこちら。












 ドーン。



 はい、ファミリーコンピュータですね。テレビゲームの決定版。もうこのスタイルを見ただけでココロトキメクものがあります。ソフト(クソゲー)もいくつか調達しましたよ。。。。ホント優しいなあ、オレ。「どむぞうおじしゃん、だいしゅき!」という姪っ子の声が聞こえてくるようです。

 明日からこいつをメンテすることにします。たまにはいいよね、こういうのも。