本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

中古レコード大人買い

2012年05月28日 23時57分31秒 | 音楽
 今日は勤務先近くの中古レコード屋のバーゲン最終日でした。21時30分まで全品20%オフとのことなので、この機会を逃すまいと残業もそこそこに逝ってまいりました。軍資金は二万円用意しましたが、一万ちょっとでまあまあ満足できるお買い物ができました。で、そのリストです。

Lars Gullin (Emarcy)・・・ スウェーデンのbs奏者のリーダーアルバム。
A Jazz Portrait of Eddie Thompson (Regina)・・・ジョージ・シアリングの盲学校でのお友達ピアニスト。
Joe Alexander Quintet / Blue Jubilee (Jazzland)・・・幻のテナーマンの唯一のリーダー作。B・ティモンズ参加。
Evans Bradshaw Trio / Pieces of Eighty-Eight (Riverside)・・・前作「Look Out For・・・」が良かったので。
Randey Weston / Carnival (Freedom)・・・モントルージャズフェスのライブ盤。
The All American Trio (Baystate)・・・C・ウォルトン、R・カーター、J・デジョネットのトリオ。先日のウォルトンのライブ行けなかったので。
Barney Wilen / Tilt (Vogue)・・・ワンホーンの名盤。以前買ったやつを傷つけちゃったので買い直し。
The NewYork Jazz Quartet (Salvation)・・・R・カーター、R・ハナ、F・ウェス、B・ライリーの日本でのライブ盤。
Phil Woods & Chris Swansen / Crazy Horse (Atlas)・・・また来日するらしいですね。ウッズ。
Erroll Garner / Paris Impressions (Columbia)・・・ハープシコード弾いてるらしいんで。
The Jazztet at Birdhouse (Cadet)・・・ファーマー-ゴルソンの両頭コンボ。ここでもウォルトンがピアノ。
Tonu Naissoo Trio (Sawano)・・・澤野のピアノトリオはハズレがないからなあ・・・CDです。
Maze / Joy And Pain (EMI)・・・こういうファンクバンド好きです。これもCD。

 で、今日一番の収穫。



 松原みき「真夜中のドア~Stay with Me~」です。自分が11歳の頃のヒット曲。この曲大好きでねー。シングル売り場の一番手前にあったので即ゲット。アルバム(CD)でも持ってるんですが、シングルはアルバムとバージョン違いのようなので。バックミュージシャンも松原正樹、後藤次利、林立夫など錚々たる面々なのです。編曲は林哲司なのですが(作曲も)、これがキャロル・ベイヤー・セイガーの「It's The Falling In Love」の丸パクリなのはご愛嬌。

 こいつは後日「ジャンクレコード」カテゴリで紹介しますかね。

Technics RS-B85(その2)

2012年05月26日 23時26分10秒 | カセットデッキ
 今日はボリュームのクリーニングから。


 ボリュームは全部で4つ(REC、BIAS、BALANCE、OUTPUT)。4つとも真っ黒。


 NRセレクタとTIMERスイッチも分解クリーニング。


 メカを戻す前にこの状態で動作チェックしましたが、新品のモードベルトにしたにもかかわらず、まだスリップしている様子。再度メカを分解し、直径がもうちょっと小さめのベルト(直径48ミリ・太さ1.6ミリ)に交換。スムーズに動くようになりました。


 アジマス、テープスピードを調整。再生レベルもちょっと弄りました。


 アジマス調整ネジに付けたネジロックが乾いたので「ナイトフライ」で録再テスト。NRはオフ、テープはビクターのノーマル「GET'S」です。若干高域が甘めだったのでバイアスを一目盛浅くしたところ、なんとか満足できる音質になりました。しかし、録再レベル調整をきちんとやっていないので、ドルビーCをオンにすると不自然な音になってしまいます(NRは使わないので問題ありませんが)。かたやdbxオンでは特に問題なし。dbxの原理が単純な圧縮・伸張だからですかねー?

 無骨なデザインは割りと気に入っているんですが、音は可もなく不可もなくって感じの中級機ですので、こいつも常用ってことにはなりませんね。また眠ってもらうことにします。

Technics RS-B85(その1)

2012年05月25日 23時59分59秒 | カセットデッキ
 最近、仕事がめちゃくちゃ忙しい。自分の上司の「仕事をしない人」と自分の部下の「仕事ができない人」のしわ寄せが全て自分に。必然的に夜遅くまで仕事となってしまうので、ジャンクを弄る「時間の余裕」と「気持ちの余裕」がありません。ホント参ってしまった。疲れてしまいました。

 もうどうにでもなれって感じで、今日は忙しいにもかかわらず定時で帰宅。んで、先日のハードオフツアーで入手したテクニクスRS-B85に着手いたしました。


 1986年に89,800円で発売された3ヘッド・シングルキャプスタンのデッキです。3ヘッドのシングルキャプスタンは初めて弄ります。症状は「テープ回りません」。試しにカセットを入れて再生ボタンを押してみたところ、モーターは回転しましたがリールが回りません。しかもストップボタンを押してもモーターの回転止まらずw コントロールカムベルトの劣化を疑いました。


 天板を開けたとこ。幸いにも他人の手が入った形跡はありません。それもそのはず、天板のネジに傷がないことを確認してから買いましたから。580Mみたいなことになるとイヤなので。


 丸印に「M」の表示があるネジを外したら、メカが簡単に外せました。「M」はメカの意味なんでしょう。


 ヘッド周り。やたら汚いです。


 ゴムベルトは3本使われていました。幸いにも溶けていません。RX-5700もそうでしたが、松下のゴムベルトは劣化しても溶けませんね。キャプスタンベルトはまだ使えそうだったのでS-721Hで処理。あとの2本は適当なものと交換しました。


 メカのテンテ後、パネルのクリーニング。基板がゴタゴタ付いているので、全て外してから水洗いです。

 今日はここまで。明日はボリュームのメンテから始めます。

レーベルカバーの自作

2012年05月21日 23時59分22秒 | ジャンクレコード
 自分は最近またアナログレコードを買うようになりました。もちろん中古です。盤面に指紋などが付着している場合が多いので、最初に針を落とす際にはグルーヴィークリーナーベンコットでクリーニングするのが習慣となっております。しかし、ジャンクレコードとなると、これらでは落としきれない汚れが付着している場合も多々あります。そんな時は薄めた中性洗剤を使ってレーベルを濡らさないように水洗いをするのですが、これがかなーり難しい。

グルーヴィークリーナーとベンコット

 レーベル濡れを回避するには某社が販売している「レーベルカバー」なるものが有効で、評判もすこぶるよろしい。しかし、このカバー、ちょっと高価でなかなか買うのに踏ん切りがつきません。昨日もショーウインドウのトランペットを眺める黒人少年のようにその商品を眺めていたのですが、眺めているうちに、「あれぇ、これ自分でも作れんじゃね」と思うように。。。。ハイ、では作ってみましょうということで本日、適当に材料を調達して作っちゃいました。

調達した材料

 ネットで調べてみると自作している方も結構いらっしゃるようで。みんな考えることは同じですね。材料も似通っていますが、自分はなるべく簡単に安くということで、パッキン部分はシリコンでできた「置くだけラップ蓋」というものを使いました。写真の上半分がダイソー、下半分がDIYショップで調達したものです。〆て1,092円也。

 で、こんなん出来ました。





 上がLP、下がEPに取り付けたとこです。シリコンを交換することによって両者に対応できるようにしました。正規のものを販売している業者さんに迷惑をかけるとまずいので、作り方は敢えて公開いたしません。つーか見たまんまです。ちなみに使った工具はドリルとリーマー(穴を広げるやつ)、ハサミのみです。接着剤も使用しておりません。20分で完成。

 早速、薄めた中性洗剤と歯ブラシ(システマがいいらしい)で洗ってみました(写真撮り忘れ)。なかなかいい塩梅。千円ちょいで作ったにしては上出来です。作業効率を上げるため、次は作業台を自作してみます・・・まぁこれは気が向いたらの話ですが。

AIWA XP-V30

2012年05月16日 23時59分46秒 | CDプレイヤー

 今日はアイワのポータブルCDプレイヤー「XP-V30」の分解清掃をいたしました。これ、ジャンクデッキの試し録音のソースとしていつも使っているものです。ボリュームのガリがひどく、ツマミを回すと音が出たり出なかったりします。

 この機種は10年以上前、胆嚢手術で入院する際に病院近くのさくらや(懐)で買ったものです。とりあえず入院中に聴ければいいということで一番安い機種(数千円)をセレクトしたのですが、安いわりには案外音がいいのでお気に入りの一台となっています。ネット上ではこの機種の情報はほとんどありませんが、いくつかのブログで「音がいい」と書かれているので、案外「隠れた銘機」なのかもしれません。自分はこの機種の前後にソニーとパナソニックのポータブルCDP(両方とも2万円位)を持っていましたが、これよりも音が悪く、結局手元に残しているのはこの一台のみとなります。


 安物の証「MADE IN CHINA」。単三電池のほか、ACアダプター(付属)が使えます。


 トップカバーを外したとこです。電解コンデンサは低背品を使用。


 ピックアップはもちろんビス止めされておらず、3つのゴムのみで防振対策がとられています。これ、音飛び防止回路もないので歩きながら聴くことはできません。


 ピックアップはソニー製でしょうか?なんも書かれていません。


 基板裏。表面実装部品でごちゃごちゃしています。


 心臓部のソニー製IC。これひとつでDACやらコマンド処理、ローパスフィルター等を掛け持ちしています。


 で、肝心のボリューム。これでは外して清掃というわけにはいかないですね。仕方ないのでエレクトロニッククリーナーを隙間から吹きかけてグリグリ。ガリ退治にいきなり接点復活剤を吹きかけるのはご法度です。


 トップカバーを外した状態でテスト。左奥にあるマイクロスイッチを指でオンにしないと動作しませんので注意が必要です。結果は良好。クリーナーのみでガリは完全に取れました。

 このあとピックアップレンズをイソプロピルアルコールで清掃し、カバー取り付けしてフィニッシュ。まだまだ現役として活躍してもらうことにします。