本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

魅惑のチプカシ(その1)

2014年02月20日 23時56分44秒 | 腕時計
 RX-F35着手、またもや延期です。昨日もそうだったんですが、帰宅して酒飲んで、ちょっと横になったら爆睡モード。先程起きましたw

 で、今日はネタがないのでチプカシ紹介。MQ-24です。



 チプカシ一発目ということで、ホントはベストセラーデジタルのF-91Wから紹介するつもりでした。しかし、某掲示板で「ウォッチバンドカレンダー」が話題になっていたので、それを装着したこいつから紹介してみようかと。



 時計自体は何の変哲もないアナログです。本体もベルトもかなり薄く、かつ軽いので、つけていることを忘れてしまうほど。当然日常生活防水。風防はガラスではなくアクリル。キズがつきやすいです。今日現在、アマゾンで891円。人気商品のようですね。



 今回はチプカシそのものよりもウォッチバンドカレンダーのほうが興味をひくと思います。昔、生命保険のおばちゃんからよくもらいました、こーゆーの。40歳代以上にとっては懐かしアイテムですねw これ、ホントはメタルバンドのチプカシに付けていたのですが、バンドに結構キズが付くので、このMQ-24に付け替えました。しかし、2月以降分を失くしてしまったので、未だに1月分が付いておりますwww まぁ12ヶ月セットで315円と安いので、もう2組くらいポチってしまいましょうかね。。。。


 えー、明日こそはRX-F35に着手したいです。が、明日は花金なのよねん。飲みにいっちゃうかもですw

今、チプカシが熱い!!

2014年02月15日 20時57分17秒 | 腕時計
 唐突ですが「チプカシ」ってご存じですか? チプカシ・・・ほとんどの方がご存じないと思いますが、これ、「cheap casio」の略で、いわゆるカシオ製の安い腕時計(特にデジタル)の通称なのです。だいたい実売価格4,000円位まで(主力は1,500円位まで)のものを指します。これが今、ちょっとしたブームになっているようなのです。局地的にではありますが。。。

 以前、自分は古いデジタルウォッチを集めることが趣味と書きましたが、その古き良きデジタルウォッチの面影を今も色濃く残している「チプカシ」も並行して集めております。もうかれこれ7~8年になるかなあ。

ちょっとサルベージしてみました。実際はもっとあるはず。

 腕時計って、高いのになると何十万、何百万、時には一千万超えのもありますが(それはそれで「ステイタス」として否定はしません)、所詮時計なんて「時を知るため(だけ)の道具」だと自分は思っております。その本質を安くても(安いからこそ)虚飾なく上質に体現しているこのチプカシ、違いがわかる男(byネスカフェ)にはたまらなく魅力的に見えるのです。もちろん電波時計ほど正確ではありません。しかし、クオーツですから月差プラマイ15秒以内には収まります。いわゆる「アタリ」の個体だと一年で数秒しか狂わないことも。価格を考えると優秀すぎる「道具」と言えるのではないでしょうか・・・・。とは言え、その魅力にハマって自分のように何本も買ってしまうってーのもいかがなものかと思いますが。

代表的なチプカシ「F-91W」。LEDライト、カレンダー、ストップウォッチ、アラーム、時報、日常生活防水と十分すぎる機能が付いて980円。(アマゾン、2014.2.15現在)


 そんなわけで、今後ジャンクネタがないとき、手持ちのチプカシ(と併せてオールドデジタルも)を一本ずつ紹介していきたいと思います。

年末恒例の電池交換

2012年12月20日 23時44分14秒 | 腕時計
 今日も飲んできちゃいました。なのでRX-2700はお休み。完成までもうちょっとなんですけどね。

 で、今年もあと僅かということで、自分のもう一つのコレクション、デジタルウォッチの電池交換をしなければなりません。とりあえず今日は前準備として、電池切れのものをピックアップいたしました。


 今回、電池切れ若しくは切れかかっている腕時計は17本。70年台後半から80年台初期にかけてのものがほとんどです。


 中には液晶がオシャカになっているものも・・・これ、気に入ってたんだけどなあ(悲)

 RX-2700が完成次第、電池調達することにします。こんだけあると電池代もバカになりません(金欠)

腕時計の電池交換(その2)

2011年12月31日 21時02分35秒 | 腕時計
 まず、腕時計のメンテで使用する道具を紹介。


 「コジアケ」です。後述しますが、裏蓋の閉め方は「ハメコミ式」と「スクリュー式」がほとんどです。こちらはハメコミ式の蓋をこじ開ける道具となります。どちらもダイソーで売っていますが、右のやつのほうが力が入りやすいのでベターです。


 「3点支持式オープナー」(左)です。こちらはスクリュー式の蓋を開けるのに使います。2点式の簡単なものならダイソーで売ってます。右に写っているのは時計本体を固定する「固定器」です。腕時計は小さいですから、これに固定すると力が入りやすくなります。


 時計バンドのピンを脱着する道具です。左から「駒はずし保持機」「ハンマー」「ベルトピン抜き棒」「精密ドライバー」「バネ棒外し」。


 こちらもバンドピンを外すのに使用する「バンドピンはずし機」。


 キズミルーペ。これもダイソーで買いました。


 バネ棒セット。よく飛ばして失くしてしまうもんで。


 OリングとOリング用シリコングリース。裏蓋を閉める際、防水のためにOリング(パッキン)を噛ませます。リングにグリースを塗布しておくと、防水性が高まります。


 研磨剤。ケースの傷・曇を除去します。


 ピンセット。プラスチック製と先の尖った金属製のもの。デジタル時計では、電池交換後に端子をショートさせてリセットする必要があるものがあります。金属製のものはそれに使います。


 ブロワーと指サック。指サックはムーブメントに指の脂を付けないようにするためです。


 ボタン電池。電池には使用期限がありますので、あまり大量に在庫を持たず、その都度買ったほうが無難です。ネットで探せば安く売っているところがあります。私がよくお世話になっているのは「電池の星野」さん。値段も安く、送料も80円です。

 電池の交換だけなら、コジアケ(ハメコミ式の場合)、オープナー(スクリュー式の場合)、バネ棒外し、固定器ぐらい揃えておけばOKです。ダイソーで簡単なセットになっているものを買えば問題ないでしょう。しかし、私のように時計を趣味にする場合はある程度のセットになったものを買ったほうが結局は安く済みます。セット内容もピンきりなので、自分の用途に合ったものを選べばよいでしょう(セット例1例2例3)。


 では実際に電池交換をしてみます。作業前に「バネ棒外し」でベルトを外しておきます。



 まず、一番簡単な電池蓋がついているやつです。初期のデジタル時計に採用されています。これは簡単、コインでらくらく開閉。この手の電池蓋が付いている製品がなくなったのは、時計を薄型にするという技術的要請と、売る側(時計屋)が電池交換手数料を稼ぐという商業的要請のためだと思います。



 次にハメコミ式のもの。ケースに蓋が嵌めこまれています。ケースと蓋の継ぎ目を注意深く見てみると、コジアケの刃先を入れるためのわずかな隙間がありますので、ここに刃先を入れてグイグイやると「パカッ」って外れます。結構ケースに傷が付きますし、勢い余ってムーブメントを壊してしまうという危険性もあり。(一度やっちまった)



 スクリュー(ネジ)式のもの。防水性がより求められるものに採用されています。オープナーのビット(黒い部分)を蓋外周部にある溝にひっかけて蓋を回転させます。このビットの調整が結構メンドイです。自分が使っているのは3点支持式。これは2点支持式のものより力が入れやすいという理由からですが、高級なものなら2点支持式のほうが使いやすいようです。実際、プロは高級2点支持式を使用しています。


 今回は電池交換していませんが、単純に蓋を極小ネジで留めているものもあります。写真はカシオの現行品。新品で980円から5000円位で買えるチープカシオ、略称チプカシです。

 なお、蓋を閉める際は、可能な限り専用のシリコングリースをOリングに塗布したほうがよいです。汗等の水気が入ると、ケースと蓋の継ぎ目が錆び付いて開かなくなってしまう危険性があります。

 また、電池はその直径・厚さ・電圧により規格が統一されてはいるものの、生産国によってその型番名が異なっています。蓋を開けてはみたけれど、どの電池を購入すればいいのかわからないという場合には、日立マクセル(株)さんのHPにある「型番検索、対応表」を利用するとよいでしょう。

 最後に。高級品や完璧な防水性を要する時計は、やはり業者に交換依頼したほうが無難です。この場合、きちんとした専門業者に頼むのが吉。よく1000円もしない価格で請け負う業者がありますが、その作業は素人の行うものと同等とみてよいでしょう。専門業者であれば防水テスト等もやってくれます。まあ、これはお金を払えばの話ですが。

腕時計の電池交換(その1)

2011年12月30日 22時39分46秒 | 腕時計
 今日もオーディオネタではありません。

 私の趣味の一つにデジタル腕時計のコレクションがあります。主に集めているのは1970年代末期から1980年代初期に発売された液晶デジタル。現在ではデジタル腕時計なんて「安物」のイメージがあり(なんせ100円ショップで売ってるくらいですから)、いい大人がつけていると奇異の目で見られることもありますが、当時は値段も高く、旧来型のアナログ(針)式より格は上だったように思います。舶来物やブランドものは別として。

 液晶デジタルが初めて日本で商品化されたのは1973年。セイコー(諏訪精工舎製)がリリースしたモデルで、135,000円もするものでした。世界初の秒表示がウリで(それまでは時、分のみ)、ボディにはチタンが使われていました。以後、年を追うごとに高性能化、小型化、低価格化が進み、70年代末頃には25,000~30,000円のものが売れ筋となりました。この頃はテレビCMも結構流れており、そのタイアップ曲は必ずヒットしました。財津和夫の「Wake Up」や甲斐バンドの「HERO(ヒーローになる時、それは今)」とか。自分は当時小学4~5年生位でしたが、チューリップ(財津和夫がリーダー)や甲斐バンドの大ファンでしたので、やはり彼らの曲が流れるCM(出演もしていた)に釘付けとなり、必然的にデジタル腕時計を欲するようになってしまいました。

 しかし、25,000円~30,000円もする腕時計ですから、とても小学生の買えるシロモノではありません。学校帰りに時計屋の店先で指を咥えて眺めている、という状態が続きました。結局、私がデジタル腕時計を手にしたのは中学一年の正月。1月4日にお年玉全額を握りしめ、時計屋の開店と同時に購入。定価10,000円、セイコーの廉価ブランド「ALBA(アルバ)」のものでした。デジタル時計としては安物でしたが、しばらくは嬉しくて寝るときも身につけていました。アラームをセットして。

 で、その幼い頃のデジタル腕時計への憧憬というか、ノスタルジーというか、飢餓感が、大人になって「ヤフオク」を知った瞬間爆発してしまいました。。。。。



ドーン。

 集めも集めたり、その数50本以上。写真に写っているのはその一部となります(自動巻きもちらほら)。ここまで多くなるとメンテが大変です。デジタルですから定期的に電池を交換しなければなりません。電池切れの状態でほっとくと電池が液漏れを起こし、ムーブメントがやられます。普段から気付き次第電池交換しているのですが、気付かないままになっているのも多々あります。この電池交換及び時刻合わせが、毎年年末の恒例行事となっているのです。

今回電池交換する腕時計たち。

 交換は自分で行います。いくつか専用の工具が必要になりますが、その工具も今ではダイソーなんかで入手できます。わざわざお金を出して時計屋で交換してもらうのはもったいないです。電池交換の様子は明日アップすることにします。