ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

20210920 Tsunoshima ride

2021-09-22 22:38:27 | 自転車
2021年9月20日(晴れ)

ルート:自宅ーJR浦田駅・・輪行・・小倉・下関経由・・川棚温泉駅ー角島ー川棚温泉駅・・輪行・・JR浦田駅ー自宅
走行距離:55Km(サイクルメーター) 平均速度:18.7Km/h 最高速度:50.9Km/h 
使用自転車:TREK

新型コロナウイルス感染防止の為に県を越える移動が禁止されるなど、2021年は春の桜井ポタ以来全く旅に出れない状態が続いていました。
「せめて1日だけでも何処かへ行きたい」と思っていましたが、自転車仲間の純ちゃんが「角島がいいらしいよ」と言っていたので、テントを担いで1泊2日の旅にしようか?と検討しました。角島にあるキャンプ場は8月末で閉鎖されるが、近くに道の駅があると教えられました。自転車を漕ぐ体力が衰えているし、キャンプする自信が持てなかったので、日帰りを選択しました。センチュリーライドとして過去に往復したことがある、自宅ー川棚温泉間は自転車で走らずに輪行し、川棚温泉から角島までの区間だけをを往復することにました。

無人駅からの輪行
日本の都会では駅の改札を入る時には自転車をそのまま持ち込むことがルール違反であり、自転車のハンドルやペダルを折り畳むなり外すなりして袋に入れる必要があります。でも郊外の無人駅ではホームへ行く為の入場券を買う必要がなく、自転車をそのままホームに持って行っても何処からも苦情は出ません。最寄りの駅であるJR福北ゆたか線の浦田駅は無人駅なのでホームまで自転車を転がして行きました。
朝8時1分発の電車に乗って小倉経由川棚温泉まで輪行する計画で、自宅を出発したのは7時30分過ぎでした。

ホームのベンチの前で自転車の前輪と後輪を外した時に、電車接近のベルが鳴りホームに電車が入って来たので、フレームと前後輪と広げていた輪行袋を持って電車に乗りました。ヘルメットとリュックを外さずに作業していたから、ホームに荷物を置き忘れずに済みました。
2両編成の前の車両には乗客が数人乗っていたと思いますが、誰も裸の自転車を乗せた事に関心を示さなかったようなので、車内で黙々と自転車を輪行袋に詰め込みました。直方の1駅前で袋詰めを完了し、乗換えの為に直方で下車しましたが、それまで乗ってきた電車が8時1分発の直方行きでなくて、7時43分浦田駅発の新門司港行きであったことが分かりました。事前に調べていた電車は直方・折尾で乗り換えが必要でしたが、1本前の電車に乗ったので乗換えせずに小倉まで行けることを知りました。写真は福北ゆたか線の車内に置いた輪行袋です。


小倉駅から下関行きの電車に乗り、下関駅で生まれて初めて山陰本線の電車に乗りました。2両編成で運行され、前の車両に前方に運賃箱があり車掌が居ます。前の車両の後ろドアーから乗り、降りる時は前のドアーから降ります。後部車両のドアは閉まったままです。9時46分に下関を出発しましたが、ベトナム青年から「新下関に行くか?」と質問されて分からないから車掌に聞きにいくと「止まらない」(路線が違う)と言われたので英語と日本語で教えてあげた。最初の駅で停車した時にベトナム青年を降ろし「逆方向の電車で戻れ」と見送ったが、車掌は運賃を請求しなかった。下関から川棚温泉までの運賃は420円。都会の電車よりのんびりしていて安くて親切だなあーと思った。(電車は1時間に1本くらいしかない)


川棚温泉駅舎は大きくて立派だから駅員が居ると思っていましたが、無人駅でした。駅構内は広くて一人が居るだけだったので、そこで自転車を組立てました。荷物を置く椅子があり、直射日光や風を感じることもなく、(勿論、雨天では雨に濡れることなく)落ち着いて自転車を組み立てることが出来ました。

10時40分に駅前の国道191号線を角島に向けて出発しました。地図を持たなくても道路標識だけ見ていれば迷うことなく角島に行けると思われましたが、念のために昔よく使っていたガーミンのGPSをハンドルに取付けて走りました。(waypointとして川棚温泉駅と道の駅、角島展望台を入力しておきました)
道路の白線にしまなみ海道にあるような青い色で識別したサイクリスト用の案内がありました。「角島大橋」と書いてあります。


最近は坂が無い平坦な河川敷をゆっくり走ることしかしていなかったので、ちょっとした坂でもペダルが重くて時速10キロ以下になってしまいます。追い風の影響もあり、下りでは時速50キロまでスピードが出ました。僅か標高44mの峠でもキツク感じるなんて体力の衰えを反省しました。


海沿いの道は晴れて青い空の下では海が綺麗で気持ちがいい。


11時45分、道の駅北浦街道 豊北に着きました。緊急事態宣言発令中ですが県外ナンバーの車も多く、駐車場への入口や駐車場内に多くの交通整理の係員が立ち、車を誘導していました。コンビニがこの付近には無くて、道の駅で軽く何か食べようと考えていましたが売店が混んでいたので何も買わずに角島へ向かいました。


12時過ぎに角島大橋に着きました。ここには「サイクルエイド」がありますが、空気入れは無かったし、インフォメーションの係員も居なかった。


展望台に登ってみると、橋と海がよく見えます。海の色が特に綺麗です。


観光客が多く、その中の一人にお願いして写真を撮って頂きました。


角島大橋は自転車も通行できます。有料道路でなくて車も自転車も無料ですが橋の幅が狭くて、特に路側帯が狭いので自転車で走行するには車道にはみ出ることになります。対向車がなければ車の運転手は自転車を追い抜く時に反対車線に出て抜いてくれますが、対向車がある時は自転車を追い抜けずに車が渋滞することになってしまいます。


気を付けながら橋を渡り始めたけれど、キャンプ場が閉鎖されているだけでなくて、レストランも緊急事態宣言がある為に閉まっていることがネットに紹介されていたので行く気が萎えてしまっていました。ロケ地になった教会と一緒に自転車の写真を撮る気持ちが残っていましたが、南風が強いので帰路が向かい風となり、疲れそうだったので角島まで行かずにUターンして帰ることにしました。
 

川棚温泉まで、往きと同じ道を黙々と走り、川棚の約10キロほど手前にあるコンビニでオニギリやお茶を買ってエネルギーを補給。(角島付近にはコンビニがありません)
14時30分頃川棚温泉駅に戻り、輪行して自宅まで帰りました。遠賀川の河川敷を自宅から直方まで2往復するのとほぼ同じ55キロの旅でしたが、アップダウンと風の影響を受けて脚が筋肉痛になり、体力の衰えを感じました。横浜の自転車仲間のJimさんが三浦半島一周100キロを走ったそうですが、負けずに走れるように朝錬頑張ろう!



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