令和４年の夏のこと

ジムのスタジオ内も
日々気温が上がってきています。
昨日のスタジオ内は２７℃でした。

水をたっぷり飲み、
脱水にならんように気を付けつつ
のんびり走っています。
走り続けて、総トータル距離が
大阪から東京にまで届いたと
先日書きましたね。
ここからまた再び大阪へと
戻って来るコース設定をしました。

でもねえ、東京まで行ったので
山手線あたりをしばらく
走ってから大阪に向かうことにしました。

ぐるりんと一周回るのに、
浜松町も通ります。

この駅から近い施設というと、
増上寺です。

あの安倍元総理の葬儀が行われたお寺です。
その寺の宗派は浄土宗ですね。
doironと同じです。

ここは箱根駅伝も前を走りますねえ。
来年の駅伝本番時のアナウンスが
聞こえてきそうです。

先日、その安倍さんの出来事が
あった大和西大寺の駅に行ってきました。
この駅はこれまで何度も来ましたねえ。

近くの平城京跡では
ダブルフルマラソンも走りました。
今でも自慢の５位に入りましたねえ。
お寺の西大寺ももちろん近くです。
秋篠寺には４０年ぶりに訪れて、
技芸天女にやあ久しぶりです
と言われたような気がしましたよ。
４０年前にここに来た時に、
着ていた服や話していた内容まで
くっきり思い出したのが
とても不思議でした。
あの技芸天女のお参りが
絵手紙のひとつの力に
なっているかもしれませんね。

また体を壊し、それでも頑張って
奈良を歩いてこの駅まで
来た感動もありました。
なので、ここへ来た時の感動も強く、
目を閉じれば駅前の景色も
頭に浮かんできます。

今回訪れたことで、
安倍さんの事件は
強く頭に残るでしょうね。

今回は車で行きました。

薬師寺当たりの横を通り、
こんなところでも車が多いなあ
と思いつつ、なんとか見つけた
平城京近くの駐車場に
車をとめて歩いていきました。

もうすっかり暑い夏の景色の中を
てくてくと歩きます。
すると駅が近づいてくるにつれ、
なんか強烈なイメージが
周りに広がり始めました。

ひとびとがあつまり、その姿も
悲しみに覆われています。



ここが現場というときには、
なんか自分も上の空。



体がふわふわ浮いているような
雰囲気を味わいましたね。

周りに大勢いる人々の思いが、
その交差点に渦巻いているような
感じでしたからね。



そしてふと駅を見上げると、
高架の駅の窓からも
驚くような大勢の人の姿。

目の前を歩いている人は花を持ち、
静かに献花台に並ぶ
人の行列に吸収されてゆきます。

そんな花は持っていなかったけど、
高架の横で手を静かにあわせておきました。

仕事上、政治家の方々とは
何人かとお会いする機会も
あったのですが、
さすがに仕事で安倍さんとは
会うことはなかったです。

でもいろんな文章に名前が記された
書類を手にしたこともあります。
とても、強烈な印象の人でしたね。

でもこうなっては仕方ありません。
彼のすばらしい一生に祝福を送りつつ、
ご冥福をお祈りしましょう。

令和４年の暑い夏の一日のことでした。