ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって34

2023-04-12 21:05:43 | 旅行

南海フェリーで徳島に到着しました。

そのフェリーの中でdoiron家の二人は
とんでもないことに気が付いたのです。
車に靴を積むつもりでいたのですが、
二人ともどちらかが
積んだつもりでいたので
すっかりわすれてしまっていたのでした。

ミセスは庭で履いているスリッパを、
doironはクロックスのままで
来てしまっています。
はき替えの靴はありません。

ウヒャーお土産に靴でも買うか
とか言いながら、車に乗って
徳島港を出発してゆくdoiron家
だったのでした。

この旅の初日はお四国旅です。

八十八ヵ所の徳島分を参り続けて
いくことにしましょう。ぞうりで。
まず最初は、第4番の大日寺を
目指してゆきます。

ここの絵は以前は水槽で泳ぐ
白いめだかを描いていました。
あれは弱い雨の時でしたね。
水槽の表面に、雨の水紋ができていましたね。
静かなお寺で、めだかのすいすい
泳ぐのが印象的でした。
絵もそこそこ水槽の水の色を
うまく反映させていましたね。

意外にお気に入りの絵でした。
でも今は全く飼っていなかったら
考えなおす必要もあるでしょう。



徳島市内のにぎやかな街中を抜けて、



山の方に上がっていきますと



その寺があります。
大きな朱塗りの山門の美しい寺なんです。




この山門は比較的新しく
再建されたそうです。

きれいな山門ですねえ。



一階の柱が角柱で二階の柱が丸注というのが
特徴なので、この山門をテーマに
絵を描けばいいのかもしれませんが、
まだ新しい山門ですし、
山門そのものは多くの寺にもありますので、
ここイチの特徴というわけでは
ありませんね。

絵にしていくのにも、
なんだかイマイチです。
もう少し中を見てみましょう。
ここの本尊は四国の最上位の
「大日如来」です。
その本尊が収まっている本堂と
太子堂を結ぶ回廊には
西国三十三巡礼の観音像が収まっています。
まあここで言えばこれが特徴なのかなあ。



しかし描くのん難しそうやなあ。



四国八十八ヵ所だけでなく、
巡礼三十三ヵ所まで愚弄するのか
と叱られそうやなあ。

さてどうしようかと、寺の中で悩みました。

でもまあ一度めだかの姿を見てみよう
と思いそこに行ってみると、
鉢はあるのですがメダカがいません。

これは、こんな寺はやってられんと
逃走したのかなあ。
でもまたそこでしっかり考えました。
この寺には大きな池もあり、
睡蓮の花が咲くそうです。
自然を多く残されているお寺の
やさしさを感じます。
メダカは今はいなくなりましたが、
鉢は残っているようなので
まためだかを飼おうって
おもってもらえないかなという
期待を込めて、この寺の絵は
当時のめだかの絵の姿を
そのまま残すことにしました。

展示の方から質問あったら、
その辺の事情をしっかり話そうと思います。

首藤さんもここのめだかを
一緒に眺めながら、かわいいねえ
と言っていたのを思い出します。

寺の景色や雰囲気を当時の思い出と
ともに味わいながら、
いろんなことをしっかり考えたお寺でした。
さすがに「お四国」巡り。
心が現れます。

これで最初のお寺巡りが終わりました。
次はこの寺へ上がってくるまでの間にあった、
第五番地蔵寺を目指してゆきましょう。



以前の絵では、ここはねえ
双輪を抱く八角堂を描いています。



見た目は興福寺の北円堂によく似ています。
ではどうなのか入ってゆきましょう。
ここには樹齢800年以上の巨大な
銀杏が生えています。



寺にイチョウが生えているんではなく、
イチョウの周りにお堂が配されている
という感じです。

当時はこのイチョウを描くか
と考えたのですが、
その時はまだこんなのを絵にするには
全然画力が足りないとあきらめていました。

続く

コメント
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