ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

暇かな?日間賀島へ6

2021-04-22 21:25:42 | 旅行

さあて、いよいよお待ちかねの夕食です。

宿泊する部屋は2階なのですが
食事は1階の個室の別室でいただきます。
まずは旅館のオーナーかな、
男の人から挨拶があります。

「遠い所からありがとうございます。
日間賀島へは初めてでしょうか?」

「はい。初めてですねえ。」

「どうしてここへ来ようと思いましたか?」

「20年くらい前から、テレビなんかで知って、
ずっと来たかったところなんです。
ようやく来れました。」

「ありがとうございます。
よかったですねえ。
ゆっくりしていってくださいね。
では頑張って料理を出してゆきます」

まず最初に出てきたのは、
ワタリガニ、アワビ、クルマエビ、
刺身盛り合わせです。



ワタリガニは今が産卵前の旬な時期です。
オーナーは
「ここで獲れたワタリガニです。
今はこれがとてもうまいですよ」
とどや顔で出されてきます。

ではいただいてみましょう。



メスのワタリガニですねえ。
分解してみると、
もうおなかには卵がいっぱい。
横にとんがった腹の中にも
卵が超固まりで詰まっています。
まあ身もぷりぷりで確かにうまいです。
これは海のどこに住むのかなあ
と思って調べてみると、
水深30mくらいまでの
海の泥の底に住むそうです。
昔、宮城県では10tくらいの
収穫だったそうですが、
あの津波以降は海の底に泥がたまり、
このカニが増殖し500t位
取れるようになったそうです。

正式名は「ガザミ」といいます。

殻は固く、天敵は、サメとか
タコらしいです。
港を歩いた時に、ドラム缶を
輪切りにしたような
平べったい丸い網を船の中で
手入れしている漁師の人がいて、

「これは何の網ですか」と聞いたら



「ワタリガニやあ」と教えてくれました。
なるほどこれがワタリガニ漁の網かあ。
いやあ勉強になりました。

もう二人は無口でカニをほおばりましたねえ。

途中カニの殻にお酒を
注いでいただきましたが、



むむこれはまあそれなりの
味ではありました。

このあたりの海は砂地とところどころに
岩場が混じっている感じです。
そんな海ですから、
貝類も多く取れる海なのです。
アワビもまだ生きている感じですね。
バターが載せられてもごもごしています。



ふたをして熱をかけていただきます。
思ったよりもやわらかいですねえ。



刺身は、これが何とかで、
これが何とかと魚の説明してくれたのですが、
覚えていません。

アワビよりもこりこりっでうまかったなあ。

この後にはタコが出てきます。
いやあもうタコの吸盤が
舌にくっつくんじゃないかと思いましたが、
まあ普通のタコでしたね。



でもきっと昨日までは
海の中で生きていたんでしょうねえ。



オオアサリは、むかしトライアスロンで
渥美半島の伊良湖でよくいただきましたねえ

最近ホンビノス貝をオオアサリと
呼んでいることが多いらしいのですが、
中部地方のこのあたりは
ウチムラサキという貝を
オオアサリと呼んでいます。

出てきたこのオオアサリも
「ウチムラサキ」だったようです。

ほおばればもう口の中に
なぎさが広がります。

「イセエビも今焼いているところですからねえ」
といいつつこんな魚も出てきます。



メバルですねえ。

「春告魚(はるつげうお)」といわれます。
義父母が和歌山に住んでいた頃、
義父がよくこの魚を釣って
きていましたねえ。
もうこのあたりでおなかが
いっぱいです。
まだこの後イセエビがと思っていたら、
さすがにフグとタコの島であります
フグの唐揚げも出てきましたよ。



これはもう量がすごいです。
食べきれるかなあと続きます。

コメント
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