毎日いろんなことをしています。
特に歩きや旅行は
実を粉にしてこつこつ続けています。
なのでまあ暇ではないのですが
今回は、暇な奴やなあと
言われるやろなあという
そんなところへの旅行の話です。
今ほどコロナ感染者も出ず、
「まん防」などという変な名前の
取り組みも騒がれなかった頃、
ようやくもういいんじゃないか
というような気持ちで今回も
旅行に行くことにしました。
まあ家にいて満員のスーパーに
出かけることを思えば、
すいている観光地に車で行くことなんかは
どちらかといえば、その方が
いいかもしれないなあというような感じです。
それにまあ言って見れば町会長就任祝い
という自分勝手な旅行でもあるのですから、
コロナなんかには負けないぞという、
ええ加減な気持ちで旅立つわけです。
では、どこに行くかと考えたときに、
そうもう20年位前から
ここに行きたいなあと思い続けていた
場所がひとつありました。
旅行の番組だったかなあ、
遠くへ行きたいだったかなあ。
そんな番組で紹介されていた、
タコが有名な島である
「日間賀島(ひまかじま)」です。
それはどこにあるかというと、
愛知県の知多半島の先っぽである師崎から
船に乗って10分くらいで
到着する離島なのです。
大きさは狭いですよ。
0.77平方キロで皇居より狭いそうです。
しかし人口は1900人くらいと多く、
日本でもっとも人口密度の高い島なのであります。
ここの観光というか食べ物の名物は
今はフグとタコであるといわれています。
「福」と「多幸」の島というかけことばで
紹介されていますね。
島の高さは一番高いところでやく30m。
平坦で、漁業と観光がメインで
行われている島です。
そうそう以前、伊良湖のトライアスロンに
行く時に伊勢からこの島に
フェリーが出ていたような気がします。
気候もよく似ていますね。
メロンの産地だった渥美半島の伊良湖。
雨の少ないこの気候ならではの産物ですねえ。
なのでこの日間賀島も「干間の箇所」。
まあいわゆるたこや海産物を
各地で干している島なので
「干間箇」から「日間賀」になった
という説のある島です。
はっきりとはわかりませんが、
多分はそんな感じです。
知らんけど・・・
ここに行くには船が必要ですね。
いろいろ調べると師崎から
フェリーでいくのがメインのようです。
ではその島に滞在する1泊2日の旅に、
車及びフェリーで出かけましょう。
今回は軽自動車でいくことにしました。
ミセスが運転するとこちらは
気兼ねなく飲んだりできますし、
高速道路の運賃とかわからないけど
駐車場の料金とかにも
影響するかもしれないしね。
家を出て、まずは西名阪を走ります。
ずっと以前はこの道路も軽自動車
だったらしんどかったもんねえ。
奈良を超えて山道に入ると、
うんうんいいながらアクセル
踏んでた気がするなあ。
でもいまはもう軽自動車でも楽々です。
性能も上がったんでしょうねえ。
そんな快適なドライブで、
運転しながらも心は
「御馳走がdoironを待ってるぞ~」
とウキウキなのです。
一時期義父母が住んでいた上野のあたりも抜け、
伊勢自動車道なんかの
案内も出てきます。
経路は、四日市から伊勢湾岸道に入り
長島スパーランドを見ながら
東海市の方へと抜けていきます。
ここは風が強いですねえ。
時折車体がぶるんと
横揺れするくらい風が吹いています。
と、そのときです。
前方を走っているトラックの横から、
ビニールのシートマットの
ようなものが飛んできました。
あまりの急なひらい物だったので
よけようもなく、車のフロントに
バンと当たりました。
どうなったかなあと思いつつ
後方を見てもそれが飛んでいく
そんな様子も見えません。
ああ、もういきなりトラブルかなあと
心配しつつすぐそこにあった
サービスエリアに入って
確認することにしました。
続く