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ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

木曽御嶽登山旅6

2024-08-16 21:06:24 | 山行き

食堂内でわいわいと言いながらも、
いきなりやってきた白装束の集団に
推されてあ―だこーだと言いながら
それでも陽気に食べています。

イワナなどの料理を楽しんでいますね。
「これはどうして食べるのかなあ。
頭も食べるのかなあ」とかいいながら、
ワイワイ言ってます。



なべの料理は飛騨牛かなあ、
なんかとっても美味しかったです。
宿を手配したものとしては、
うれしいですねえ。

最後のデザートまでに
もう結構お腹いっぱいです。
最近はねえ、それほど食べないから
安い価格で精一杯出してくれる
お料理で、もうお腹いっぱいになります。
有難うございました。

さて、そんな料理をいただいたあとで、
明日のことで宿の人と色々と話をしました。

「ここの山は結構厳しいですよ」とのこと。

「もし山頂に行かれるならヘルメットは
どうしますか」と聞いてきます。
そうこの辺の山もヘルメット推奨地区ですね。
この前に行った中央アルプスと同じです。

「それにねえ、明日はねえ、
やはり天気が悪いようで、
山頂を目指している頃には
大荒れになるかもしれませんよ」
というアドバイスもありました。

まあ実際、予報では明日の昼頃に
まとまった雨雲が上空を通過しそうです。
なので、ヘルメットの指摘には
「それを借りていってもいいのですが、
我々が天気で引き返すかもしれないので、
山小屋でお借りするのがいいかもしれません」
と返事。

まあ実際今は梅雨末期。
荒れる時にはめちゃ荒れるので、
慎重に素早く対応しますといい
それから朝から行けないような
天気だったらこの辺歩くところとか
ありますかあと、その辺の情報も
仕入れておきました。

またロープウェイまでの所要時間も確かめ、
明日の朝食を弁当に変えたので
それは予定通りお願いしますと頼んで
連絡は終わり。
スタッフの中に1人だけ山に
詳しそうな人がいたので
話はスムーズに行きました。

部屋に帰ると食後の宴会が
始まろうとしています。



一杯飲んで、もう卓球の用意が
始まってましたよ。すっかり
ピンポン玉は2個持参で、
ラケットは部屋に置いてある
お盆を使いました。

勝ち抜き戦で10ポイント摂取で勝利です。
静かな山の宿に響く、
うひゃーという歓声。

結局勝ったのはピンポン玉を
持ってきた人でした。

勝者にはビールが送られます。

結局飲むんかあと喜びの声を
あげてはりましたな。

で、ビールを飲んで落ち着いたら、
次は踊り大会です。
ネットで音楽とそれに合わせて
踊っている映像を見ながら、
それに合わせて踊るというイベント。
全員60歳以上なのに、
まるで高校生の修学旅行のような
賑やかさでした。

遊び疲れたところで、
本日のイベントは終わり。
色々話した結果、
明日はロープウェイで上に登り、
行けるところまで行って
帰ってくるという案で一致しました。

なにがなんでも登頂しようというのは
この天候じゃやはり無理ですね。
森林限界を超えたら、
風雨にさらされますしね。

じゃ、まあ明日はそういうことで、
八時半スタートのロープウェイに乗るために、
宿を出発するのは午前7時を
めどにしようと決めて、
時折雷が鳴るのを聞きながら
我々は眠りに入ります。

続く

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木曽御嶽登山旅5

2024-08-12 20:51:22 | 山行き

車は石碑をかき分けるように登ってゆきます。

このまま登り続けたら、
御嶽山王滝口の上り口かなあ、
とか思いながら運転していくと、
宿泊する予定の休暇村の案内が出てきました。
案内通りに道をそれて
右折して下がってゆくと、
その辺り一帯が休暇村の
エリア内という感じです。

ここは名古屋市が公設で作ったところで、
休暇村と名前をつけてますが、
あの旅館の休暇村シリーズでは
ないようです。

ここはとても広いエリアで、
キャンプ場もあるし、
ほかにもいろんな施設があるんですね。

案内を見ていて興味があるのが、
鳥獣舘と天文館なんていうのもあります。
まあ、とりあえずその中にある
宿泊館にエントリーしてゆきましょう。

時刻は、思っていたよりも
早い時刻なので、
風呂に入る前にdoironは宿の周りを
歩き回ることにしました。

靴に履き替えて、
宿の横の散策路に入ってゆきます。
右手奥には鳥獣館があるようですね。
そしてけもの道のようなところを
進んでいきます。

道の横には花が咲いていますね。
これはホタルブクロ、



と思いきやヤマホタルブクロですね。

それからこれはヤマオダマキ。



そしてこれはオカトラノオで



何となく山系の花が咲いていますね。
どんどん進んでいきますと、
道が草だらけになってきましたので
仕方なく引き返しました。

でもまあ、雨だったらこの辺を
散歩で歩き回るくらいなら
できるかもしれないなあって感じです。

宿に戻ってから天文台の事を聞きました。
もし、利用するつもりなら
事前に予約してくださいとのこと。
今日は雨っぽいので、
翌日、山から帰ってきたときに
見学の予約をしておきました。

それとそばアレルギーの確認をすると
本日と連泊の翌日にはそばは
出ませんとのことです。

よしよし、それではゆっくりと
風呂に入りましょう。
残念ながら、この宿の風呂は
温泉ではありません。
温泉は別棟に有料でありそうですが、
まあそんなに温泉には
こだわりませんので
ここの風呂に入りました。

幸い、本日はすいているらしく、
風呂は貸し切り状態。
のんびりと体を伸ばしてきました。

さあ、では宿のお楽しみ夕食です。

宿泊料は1泊ほぼ1万円の夕食は、
バイキングではありません。
食事表の付いた定食で進んでいきます。

まずは生ビールで乾杯です。



僕が運転に専念するんで、
昼間でも飲んでいいですよ
と言ってるのですが、
皆さん遠慮して飲みはりません。

運転じゃなかったらdoironは
飲みたいから、そんな遠慮なんか
いらんのにねえ。
ま、とりあえずは、乾杯です。



「あしたの山登りが好天でありますように」

おいしい食事で、
イワナなんかをいただいているときに、



集団が食堂に入ってきました。
ああ、バスがついたんでしょうねえ。
でもねえ、驚いたのは全員白い服です。
胸には大きく「御嶽」と
書かれています。

老若男女で子供もいます。
誰かのあいさつがあって、
食事が始まりました。

どうも、御嶽の宗教に関する
団体さんでしょうねえ。

最初はビールも飲まなかったのですが、
挨拶が終るとビールも運ばれてきましたね。

宿の景色も一気に御嶽登山の
様相を呈してきたようです。

続く

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木曽御嶽登山旅4

2024-08-11 21:22:49 | 山行き

御嶽のブログなのに、
まだまだ初日の観光の話です。

寝覚の床のお土産屋さんに来て、
お店をにらむ田中要次の人形に



驚きましたが、ここには他にも
面白いものがあります。

裏のベランダに出てみましょう。
広い通路があって、寝覚の床だけでなく、
中央本線も上から眺めれます。
そこには電車の時刻表も貼られていました。
みてみると、間も無く電車が
来るではないですか。
体を乗り出してみていると、
来ました、来ました。

列車写真がバッチリ取れました。

とまあ、それはここの地の利を生かした
ベランダなんですが、その端っこに
何か建物がありますよ。



日本一のトイレと書かれています。
どうも女子トイレのようですが、
同行の女性に案内してもらうと、
なんと全面ガラス張りのトイレです。



外からは見えないマジックミラーの
ようなガラスなんですが、
中から外は丸見えです。
ああ~阪神高速湾岸線の中島の
SAによく似た施設がありますね。

あそこは海に向かって頑張るんですが、
ここは木曽川の流れが花崗岩を
貫くのをみながら、便器を貫いてやると
頑張れるわけですな。

知らんけど・・・



まあ、頑張って名所を作ろうとする、
このお店の意気込みを感じるトイレでした。

わいわいとただで散々楽しんで
お店を出て行きます。

そしたらねえ、向こうに
相撲の旗が立っていますよ。



よくみると、御嶽海の旗ですね。



そうかあ、ここは彼の出身地
だったんですね。
こんな看板も置かれてました。



今シーズンは頑張ったけど、
彼の実力はもっと上だと思うなあ。
木曽川の寝覚の床を流れる水のように、
まだまだ頑張ってほしいなあ
と思うわけです。

さあ、これで御嶽登山旅初日の観光は
終わりですね。
ここから宿を目指しましょう。

寝覚の床から御嶽山の
南側を走ってゆきます。

残念ながら、時折小雨のふる天気なので、
あああれが御嶽かあと
見えるようなところを
通ったりはしません。

途中、御岳ロープウェイへの
接続道路を横切ってゆきます。

ここはねえ初めて行くので
様子がよくわかりません。
あの中央アルプスに行ったときに、
経験したような大渋滞とか
道路制限とかはないんでしょうか。

事前に調べているので
そんな制限がないことは
わかっているのですが、
山やからね。
思いのほか以上の制限が
現れたりするので要注意ですね。

車は大滝村中心部に入ってゆきます。

案外、中心部は人が多くいますが、
地形に合わせて道が複雑に入り組んでいます。
それからカヌーをやってそうな
湖を超え、徐々に山手に上がってゆきますと
道端に石碑が多くたち始めます。

そう、御嶽には宗教的な山岳信仰が
熱心に信じられています。

いろんな形、いろんな決まりごとにより
様々な宗教的石碑などがあります。

山の力が大きいからこそ、
様々な形に結実しています。
そんなことの全くわからない私たちが、
この山に来て最初に驚くのが
その宗教的深さです。

道端に突然石碑の山が現れたりするので、
山の中を歩くだけで
この世ではない神秘的な世界に
巻き込まれたように
なるのではないかと、
凡人のわれらは考えてしまいます。

続く

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木曽御嶽登山旅3

2024-08-10 21:47:09 | 山行き

御嶽山は標高3067mの火山です。
高さとしては日本14番目の山で、
広いすそ野を広げる単独峰。
単独火山としては高さは
富士山に次ぐ日本第二の山です。

この山に登ろうと、我々5人は
doironの車に乗って、
長野県へと向かってゆくのでありました。

まず最初の目的地は、
昼飯どころですね。

中山道のどこかの宿で食堂に入りましょう。
ただまあ一人そばのアレルギーが
あるので、ほかにも調理のできる
大きなところがあればいいですね。

中央自動車道に入ってから
どんどん北上してゆきます。
地図を見ながらこの辺りで降りようと
中津川で一般道に入りました。

国道を走りながら、道端に立つ
地酒やワインの看板なんかに
沸き立ちますねえ。
あんなお酒を買って行って
飲もうなんて騒いでいます。

天気はこの時点で薄曇り。
時折小雨がぱらつくような感じです。
宿は連泊なんで、明日雨なら
近辺歩きや観光なんで
お酒飲んだりするのかなあって
感じが醸し出されています。

とまあそうしているうちに、
車は馬籠宿につきました。

無料の駐車場に車を止めて、
傘を持ちながらてくてくと歩いてゆきます。
まあさほどひどい雨ではないですね。
何とかなるおっさんのおかげでしょうか。



土産物屋の一角に食堂があります。
メニューを見ると、蕎麦や五平餅のほかに
カツ丼とかもありますよ。
結構幅広いメニューがあるので
ここでいただくことにしましょう。

doironは、ここでの定番で冷たいお蕎麦と
五平餅の定食です。
残念ながらビールは運転なんでダメですね。



周りは、こんな宿の案内表がたっていたり、



木の道標もありますよ。



江戸へ80里 京へ52里なんだそうです。

またここでワインを買ったりもしました。
天気が良ければ恵那山も
確か見えていたはずですが、
そこは少し残念でした。

さあ観光としては、ここに次いで
木曽川の「寝覚の床」へ向かいましょう。

木曽川が大きな花崗岩を貫きながら
流れています。
この辺の地形は
大きな甌穴があったりして、
地質学上とても珍しいんだそうです。



電車の中からもよく見えて、
わざとゆっくり走ってくれたりするそうです。

ではなぜ寝覚の床なのかというと、
ここに浦島太郎が絡んでいるようです。
竜宮城でもらった箱を開けたら老人になり、
夢から目覚めたというところから
こういう名前になっているようです。
われらが行ったのは、
この寝覚の床の上部にあるお土産屋さん。

うえからその景勝が見えるだろうという所です。

車を止めて入り口の方に向っていくと、
一人が「うわ~ここのお土産屋さんの人が
仁王立ちで店を見張っているわ」
と驚いています。



確かに、すごい格好です。



あれ?でも待てよ。
どこかで見た格好やぞと、
おそるおそる近づいてみると、
ドラマでやってた飲み屋の大将
「田中要次」の人形じゃないですか。



木村拓哉がとんでもない料理の
名前を注文すると、
「あるよ~」と答えるあの役柄の人です。

そりゃあ人形ですから仁王立ちですよね。

でも一瞬驚きました。

でもねえ、このお土産屋さんは
他にも驚くことがありましたよ。

続く

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木曽御嶽登山旅2

2024-08-09 21:08:30 | 山行き

多かった積雪のおかげで、
王滝口からの登山をあきらめて、
ロープウェイを使った登山に
変更することになりました。

ではその御嶽のロープウェイについて
いろいろと調査する必要がありますし、
王滝口登山の経験をあきらめて、
その別のコースも学ばないといけません。

まず、ここのロープウェイは
6人乗りのゴンドラ形式です。



冬はスキーで活躍しているのでしょう。
往復2600円で運行をしています。
そのロープウェイの始発時間が、
何と午前8時半のようです。
その時間に飯森高原駅にむかいます。

え〜めちゃ遅いですねえ。
8時半とは山に登るなら、
すでに一本登り終えて大休憩に
はいっているような時刻です。

午前6時くらいには乗っかっていたい
ですねえ。
スキーの経験を引き継いで、
夏の時刻表も変えていないんでしょうねえ。
この点でまずひとつ大きな思い違いがありました。

そして運行最終が午後4時半になっています。
つまり運行開始から8時間
というのが一日の運行時間です。

うーん、これも短いですねえ。
では歩きはどうなのか、
地図に書かれてあるコースタイムを、
登頂を目的に計算してみましょう。

地図に書かれているコースタイムを
1.5倍から2倍にして計算してみますと、
これがちょうど8時間になります。

ああ、大滝口とほとんど
変わらない感じですね。
でもこれじゃ、帰りのロープウェイに
乗れないかもしれません。

で、地図を色々とみていると、
ロープウェイの半ばくらいまで道が続き、
そこに駐車場があるではないですか。



ああ、帰りの時刻を見て二班に分かれて、
ロープウェイに乗ったものが、
そこまで車を移送してくるという方法があります。

これなら、負担を少しでも軽くできますね。

まあとはいえ、そんなしんどい変更は
やめたいですね。
やはり余裕をもって組んでいる
コースタイムを少しでも縮めるように
頑張って帰るほかないですかねえ。

上りのタイムを見て、
コース変更もやむを得ないかなあ
とかいろいろと考えましたが、
そこはそれ行ってみないと
わからない部分もあるので、
がんばることにしましょう。

梅雨末期ということもあるので、
そういう心配もあるのですが、
それらすべてをクリアすることはできないから、
あとは行ったところ任せに
することにしました。

でも、雨が降った時のことも
考えておく必要があるでしょう。
地図を見ながらいろんな想定をしてみました。

宿泊するところは、
いろんな遊びの複合施設です。
鳥獣館もありますし、ハーブ館も
ありますのでその辺の施設を
歩いて廻って回るのもいいなあ
とかも頭の片隅に入れていました。

で、参加する人の中には
今回初めて山行きに参加する
面白い人がいて、宿で遊べるようにと
スリッパ卓球のセットなんかも
持っていくという人もいましたね。

まあ、遊び人好きが5人集まっての
二泊三日の旅ですが
何やかやと楽しい時間を
過ごすことになるでしょう。

もしかしたら、我々が出かけた時に
梅雨明けするかもという
淡い期待もありましたね。

まあdoironにとっては、
鞍馬山、尾瀬に続いて
今年三回目の登山に
7月半ばに出かけていったのでありました。

続く

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