イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

This isn’t a fluke

2005年11月17日 | NBA
録画しておいた、ワシントン・ウィザーズvsクリーブランド・キャバリアーズの一
戦を観戦。
好調なチーム同士の対戦となったこの試合。気が早い話ではありますが、プ
レーオフでの対決も十分に考えられる組み合わせだけに、興味深く観戦しま
した。

試合前半は接戦の展開でしたが、第2Qにキャブスのレブロン・ジェームスのスイッチ
がオンになると(このQだけで14点)、それ以後はキャブスが押しまくります。
第4Qも残り6分を切った所で96-86とウィザーズが追い上げるものの、今度はラリ
ー・ヒューズの活躍で追撃を振り切り、結局114-99でキャブスが快勝しました。

目に付いたのは、やはりレブロンでした。シーズンハイの37得点に加え、4ast、10
rebとチームを見事に牽引。第1Qこそ2得点に留まっていましたが、第2・3Qに続け
て14点を挙げて、完全にゲームを支配していました。
「ウチはここまで好調だけど、この成績がまぐれじゃないって事を証明したいんだ。最
初はちょっと苦しんだけど、今は全てがうまくいってるね」と語るジェームス。
「レブロンは素晴らしいね。彼のプレーを見ているのは楽しいし、リーダーシップを発
揮して皆を引っ張ってるんだからね」と、キャブスのマイク・ブラウンHCもレブロンには
全幅の信頼を寄せている様子が窺えます。
また今シーズン、ウィザーズから加わったヒューズも22得点、8ast、4rebとなかなか
の働きでした…が、レブロンに比べると安定感に欠ける感もあるので、シュートが不調
な時に、アシストとディフェンス(特にスティール)でどれだけ貢献できるか、がポイント
になって来るやもしれません。

一方のウィザーズは、ギルバート・アリーナスが18得点、8ast、アントワン・ジェイミソ
ンが26得点、12rebと奮戦しましたが、外からのシュートを打たされるケースが目立
ちました。センターのブレンダン・ヘイウッドが12得点と好調だっただけに、もう少し彼
にもシュートを打たせてみても良かったのでは、という印象を抱きました。
ウィザーズのエディー・ジョーダンHC曰く、「アリーナスに対するマークが厳しくなるだ
ろうから、他の選手をうまくオフェンスに絡めようと目論んでいたんだが…」

それにしても、レブロンとヒューズのワンツー・パンチの破壊力は強烈。これにイルゴ
ースカス、マーシャル辺りがより積極的に絡んで来ると、キャブスの攻撃力はライバ
ル・チームにとって大きな脅威になりそうです。レブロン初のプレーオフ進出は間違い
なさそうだな…

LeBron James

Larry Hughes