今日は、
安全な介護技術(その4)
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4.適切な介助法
1)生理的(自然)な動きを援助する。(自立法=介助法)
2)個々人の”今まで”と”今”をよく知る(アセスメント)
3)生理的な動きに適い、個人を最大限に活かす条件を整える(設備・用具)
4)本人が主体・主役、私たちは媒体・媒介(受身にしない)
5)介助は力の量ではなく「質」が大事(方向・バランス・タイミング)
6)リスク、疲労を考慮しながらも、今ある能力は最大限に活かす
7)無理はしない、「まぁ、いいか」は厳禁
8)三方良し(介助を受ける方、介助する方、周りにいる方も楽で安全で心痛まない方法)
9)継続性
10)連続性
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適切な介助法を、下山さんは、上記のように定義しています。
1)は、「自然な動き」への援助です。時々「こういう姿勢はなかろう」という介助が行われていて、どきっとします。
2)は、アセスメントが大事です。今まで(昨日まで)はこうだったけれど、今(今日)はこう違う(または同じ)ということを把握しなければ介助できませんものね。
3)は、用具や設備も活用することが大切です。人手ではなく、モノで自立性(自らできる)ならば、それにこしたことはないと思います。
4)は、介助は本人が主役です。私たちはメディアにすぎません。
5)は、力の量ではなく質を重視しましょう。もちろん、1人より2人で実施することで「質」がよくなるのであればいいのでしょう。1人でできたところで給料は上がりません。
6)は、リスクや疲労は考えます。でも、今ある能力は、発揮しなければ失われるのです。そこを最大限に活かしましょう。
7)は、無理はしない。5)とかぶりますが、2人で適切な介助をすることがいいことが結構あります。そして「まぁ、いいか」というのは現場でもありますが、やらないようにしましょう。事故につながります。
8)は、みんなが安心できる方法で実施しましょう。
9)と10)は、アセスメントの結果、変化がなければ継続し、その方法は介助者がかわっても同じものである、ということと考えられます。
ということで、みなさま。
まとめると、
適切な介助法とは
「普遍的」+「個別的」であることだと思います。
同じ介助法を、別な人に実施しても、無理が生じます。事故にもつながります。適切でなければ、苦しいだけです。
しかし、同時に、人間という生物の基本的な動きは、変わらないはずです。
次回も続きます。
安全な介護技術(その4)
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4.適切な介助法
1)生理的(自然)な動きを援助する。(自立法=介助法)
2)個々人の”今まで”と”今”をよく知る(アセスメント)
3)生理的な動きに適い、個人を最大限に活かす条件を整える(設備・用具)
4)本人が主体・主役、私たちは媒体・媒介(受身にしない)
5)介助は力の量ではなく「質」が大事(方向・バランス・タイミング)
6)リスク、疲労を考慮しながらも、今ある能力は最大限に活かす
7)無理はしない、「まぁ、いいか」は厳禁
8)三方良し(介助を受ける方、介助する方、周りにいる方も楽で安全で心痛まない方法)
9)継続性
10)連続性
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適切な介助法を、下山さんは、上記のように定義しています。
1)は、「自然な動き」への援助です。時々「こういう姿勢はなかろう」という介助が行われていて、どきっとします。
2)は、アセスメントが大事です。今まで(昨日まで)はこうだったけれど、今(今日)はこう違う(または同じ)ということを把握しなければ介助できませんものね。
3)は、用具や設備も活用することが大切です。人手ではなく、モノで自立性(自らできる)ならば、それにこしたことはないと思います。
4)は、介助は本人が主役です。私たちはメディアにすぎません。
5)は、力の量ではなく質を重視しましょう。もちろん、1人より2人で実施することで「質」がよくなるのであればいいのでしょう。1人でできたところで給料は上がりません。
6)は、リスクや疲労は考えます。でも、今ある能力は、発揮しなければ失われるのです。そこを最大限に活かしましょう。
7)は、無理はしない。5)とかぶりますが、2人で適切な介助をすることがいいことが結構あります。そして「まぁ、いいか」というのは現場でもありますが、やらないようにしましょう。事故につながります。
8)は、みんなが安心できる方法で実施しましょう。
9)と10)は、アセスメントの結果、変化がなければ継続し、その方法は介助者がかわっても同じものである、ということと考えられます。
ということで、みなさま。
まとめると、
適切な介助法とは
「普遍的」+「個別的」であることだと思います。
同じ介助法を、別な人に実施しても、無理が生じます。事故にもつながります。適切でなければ、苦しいだけです。
しかし、同時に、人間という生物の基本的な動きは、変わらないはずです。
次回も続きます。