小うつな人・ケアマネな人、を応援する日記

小うつな方・ケアマネな方、どっちでもある方のために捧げる、ネタのたわごとです。めざそう癒し人!?

The Bell - Mike Oldfield (Tubular Bells)

2011-08-31 13:33:09 | 日記
The Bell - Mike Oldfield (Tubular Bells) [HQ]

いつも、原子力発電とか、介護保険制度とか、小うつなこととか、家族論とか、哲学とかについて話をしていますが、今日は音楽の話を。

マイク・オールドフィールド"The Bell"という曲を久々に聴いた。
マイク・オールドフィールドは誰?ということは、wikipediaでも見てもらうこととする。
要は、「エクソシスト」→これも古い映画だが、その音楽を作った人というのがいちばん分かりやすい。

20数年前にリリースされたこの曲は、その後クリアサウンドになったようで、YouTubeで聴くことができる。

一定のリズムに乗せられたあるパッセージをgrand pianoやreed pipeorganやtubular bellsによって繰り返し奏でられる。このミニマルかつ色彩豊かな曲はラヴェルのボレロのような曲となっている。
但し、エンディングはボレロとは違い…いやいや、これ以降は、聴いてのお楽しみ。

興味のある方は、是非、YouTubeを。

やる気のない朝に聴いて、なんとか仕事しています。

http://www.youtube.com/watch?v=Ok7WG_Nikvw

メルロ=ポンティ入門 (ちくま新書) 船木 亨 (著)を読んで(その3)

2011-08-30 09:29:00 | 弱さへの思考
メルロ=ポンティ入門 (ちくま新書) 船木 亨 (著)を読んで(その3)

最終回。「自由」について。
メルロ=ポンティは自由について、こう語っている。

「わたしの自由は、他人のためにも同じ自由を要求する」

わたしたちが、自由にしようとすれば、通常はだれかが不自由になったりするものであるが、相手を自由にすることを通じてしか、自分自身が自由になれないという場合がある…いや、その場合の方がすてきな気がする。そのような人間関係のことをわれわれは総じて、男女間に限らず、「愛」と呼んできた。

しょぼいことを言うと、例えば、自分が浮気をするのならば、相手も浮気をすることを認める…みたいなことから、さらに突っ込んで、相手が何をしようとも、許容し、受容することにこそ、自由がある。
本当に好きならば、相手を信頼し、裏切られても、信じ続ける。自分の思うように相手をコントロールすることは自由ではない。よく聞くが「あなたのためを思って…」というセンテンスは、自分の思うように相手をコントロールしたいと言う意思表示のだ。「あなたのため」という言葉はすり替えにすぎない。

信じることは、自らを自由にしている。


「わたしの自由は、他人のためにも同じ自由を要求する」