先日、「平成22年度 介護サービス事業者支援研修会 報告書」なるものをもらった。
東京都国民健康保険団体連合会の編纂である。
要は、適切な給付管理をしよう、事故対策をしよう、というような講演会の文章起こしであったが、
その中に、下山名月さんの「介護従事者が従来の介助式と新介助式を学ぶ」の講演録があった。
他の文章はともかく、これは千金に値する。
下山名月さんは、「生活とリハビリ研究所・研究員、元気の基・スタッフ」のかたで、現在神奈川県相模原市に「下山事務所」を開設されている。
もともとは理学療法士であるが、「実践する哲学的PT」さんである。
ここに掲載されている文章を考察していくこととした。
今日は、
安全な介護技術(その1)
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1.介護の目的
1)”寝たきり””座りきり”にしない
寝たきり介護をしない→”座って生活する”を援助する。
座位を保持する状態で、「食事・排泄・入浴・運動(働く)・楽しみ」を実践していくことを目指す。
2)孤立させない、孤独地獄に追い込まない→相互的・共感的で安心できる人間関係の中で生きられるように援助する。
3)受身にしない→動作、行為、活動、生活、人生の主体にする。
4)使命感の回復→いきいきと生きている実感を取り戻す。いきいきとは、体、表情、動き、言葉に表れる。
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明日以降も、続きます。これはちょっと、ちゃんと綴ってみたいです。
東京都国民健康保険団体連合会の編纂である。
要は、適切な給付管理をしよう、事故対策をしよう、というような講演会の文章起こしであったが、
その中に、下山名月さんの「介護従事者が従来の介助式と新介助式を学ぶ」の講演録があった。
他の文章はともかく、これは千金に値する。
下山名月さんは、「生活とリハビリ研究所・研究員、元気の基・スタッフ」のかたで、現在神奈川県相模原市に「下山事務所」を開設されている。
もともとは理学療法士であるが、「実践する哲学的PT」さんである。
ここに掲載されている文章を考察していくこととした。
今日は、
安全な介護技術(その1)
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1.介護の目的
1)”寝たきり””座りきり”にしない
寝たきり介護をしない→”座って生活する”を援助する。
座位を保持する状態で、「食事・排泄・入浴・運動(働く)・楽しみ」を実践していくことを目指す。
2)孤立させない、孤独地獄に追い込まない→相互的・共感的で安心できる人間関係の中で生きられるように援助する。
3)受身にしない→動作、行為、活動、生活、人生の主体にする。
4)使命感の回復→いきいきと生きている実感を取り戻す。いきいきとは、体、表情、動き、言葉に表れる。
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明日以降も、続きます。これはちょっと、ちゃんと綴ってみたいです。