日刊スポーツ 5/11(金) 5:00配信
二所ノ関一門の連合稽古で横綱稀勢の里(左)は琴奨菊
に押し出される(2018年5月8日撮影)
大相撲の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、年6場所制となった1958年(昭33)以降の横綱では、貴乃花と並ぶ最長の7場所連続休場となる可能性が高まった。
10日は朝稽古を休み、病院で左胸などの診察を受けたという。その後、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)と話し合ったが、夏場所(13日初日、東京・両国国技館)出場可否の結論は出なかった。今日11日朝に決めるが、稀勢の里は次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。
番付上位がこぞって精力的に稽古を重ねた前日9日からの2日間、稀勢の里は相撲を取らなかった。前日は四股など基礎運動主体。この日は稽古場に姿を見せず、病院に行った。ライバルとの差は開く一方。病院から戻った後、電話で夏場所出場の可否について約30分話したという田子ノ浦親方は「結論は出ませんでした。もちろん本人は出たい気持ちは強いと思いますが明日(11日)の朝もう一度話して決めます」と説明した。だが不調に加え、稽古の上積みもなく、出場は厳しい状況となった。
先場所まで左大胸筋負傷などで6場所連続で休場した。初日からの休場には、その2日前の午前中開始の取組編成会議に届け出る必要がある。この日の早朝が決断までのタイムリミット。休場なら年6場所制以降の横綱では、貴乃花と並ぶ不名誉な最長の7場所連続休場となる。先場所までの6場所のうち4場所は途中休場だった。復調を予感して出場しても成績が伴わなかったが、今場所の仕上がりは前日も「どうだろう。まだ分からない」と、把握さえできていない状況だ。
周囲も出場に否定的だ。3日の稽古総見は三役以上の申し合いで3勝5敗、4日は関脇栃ノ心に2勝9敗、8日は平幕琴奨菊に6勝10敗-。この日、田子ノ浦親方は「出ることになれば、横綱だから結果を出さないといけない」と話したが、今は稽古で勝ち越すことさえできていない。北の富士氏(元横綱)が「間に合わない」と言えば、舞の海氏も「厳しい。やめた方がいい」と、解説者から“休場勧告”が出た。芝田山親方(元横綱大乃国)は「原点にもう1回戻らないとダメ」と力不足を指摘した。
稀勢の里は次に出場する場所に進退を懸ける覚悟を示している。師匠は「どんな場所でも覚悟を持って出ている。稽古を見れば厳しいところもある。迷っているようでは出られない。出るからには結果を残さないといけない」と語った。ギリギリまで決断できない現状は、精神的にも出場のタイミングではないと感じているようだ。自他ともに認める調整遅れの中、休場は避けられない。【高田文太】
◆稀勢の里のケガ 新横綱で迎えた昨年3月の春場所13日目、日馬富士戦で初黒星を喫した際に左大胸筋や左上腕を負傷した。左手を三角巾でつりながら、そのまま救急車で病院直行。その後、強行出場して千秋楽に照ノ富士との優勝決定戦の末に2場所連続優勝した。だが続く同年5月の夏場所以降はその後遺症のほか、左足首や腰も痛めた。(日刊スポーツ 5/11(金) 5:00配信より抜粋)との内容っす。
稀勢の里は夏場所を休場するかどうか今朝には決めるみたいっす。貴乃花の7連続休場と並ぶっす。サラリーマンの7連休とは違うっす。のんびりしていられないっす。稀勢の里は引退の瀬戸際に立たされることになるっす。
牛久のフアンが言ってるっす。「休場すた方がいかっぺよ~。相撲さ取れねぇんじゃおめえすたかなかっぺ。」(^^ゞ
その他気になるニュースはここっす。遠藤、母校・日大理事長に「恩返しを」激励会に300人(スポーツ報知)2018/5/11 5:02
日大相撲部と言えば名門っす。勉強しないで相撲ばかり取ってるんじゃないかと思うくらい相撲が強いっす。みんなちゃんと勉強もしてるみたぃっす。(^^ゞ