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宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

今日は護摩供

2013-05-26 | 行事

今日は竈門神社境内にて宝満山修験会による護摩焚きがおこなわれます。
火渡りは希望すれば参加できます。
祭事が10時半からおこなわれ護摩供はおおよそ11時からのようです。


平成25年の宝満山の峰入10

2013-05-24 | 行事

仏頂山頂での勤行を終えた一行は宝満山山頂に向かいます。
途中で竈門神社の森神職により入峰証の引き替え券が配布されました。
山頂直下の鎖場も今年は渋滞しています。
鎖場を迂回するため稚児落としの下を経由して
山頂に向かう一行もあります。

平成25年の宝満山の峰入9

2013-05-23 | 行事

13時過ぎに座主跡である宝満山キャンプセンターを出発。
水場を通って三郡縦走ルートに出て元宝満、仏頂山にむかいました。
ここには宝満山(竈門山)を開いたとされる心蓮上人が祀られています。
東尾寺跡ともされ、宝満山とは別ピークですが
昔から一体として宝満信仰の一つの聖地になっている場所です。


今年は心蓮上人による開山1350年の節目の年で
それにちなんで竈門神社が大祭を秋に予定しており、
史跡として国指定を受ける予定になっており、
なんといっても宝満山から英彦山への秋峰が再興されました。
今回はその報告とお礼を込めた勤行となりました。

平成25年の宝満山の峰入7

2013-05-19 | 行事
中宮での勤行を終えて、一行は山頂へは行かず、
通称「女道」を通って座主跡の宝満山キャンプ場へ向かいました。
一部の行者は東院谷の薬師堂跡で一行と別れてある場所へ。




道場坊の墓所に先に行われた秋峰行事復興の
報告とお礼の参拝を行いました。

平成25年の宝満山の峰入6

2013-05-18 | 行事

中宮跡の裏には文保2(1318)年銘のある五点具足の
金剛界大日如来の梵字が彫られた巨石があり、
その前に石垣の基壇が残っています。
これは江戸時代まであった行者堂の跡です。
一部の行者さんはここで勤行をおこないます。

平成25年の宝満山の峰入4

2013-05-15 | 行事

一の鳥居での儀式も終わり、いよいよ登拝します。
合流した登山者を含めても相当な人数です。
雁又を持った前鬼と後鬼に挟まれて
隊列は蟻の行列のごとく中宮を目指します。


笈箱を背負った円通院さんも途中法螺を吹きながらで汗だくです。
当山派の掛け声の六根清浄は本山派はではやらないのだそうで、
かわりに法螺を呼応するように吹きながら登攀するのだそうです。
かなりハードな行進といえます。


殺生禁断の碑を越えて、いよいよ西院谷といわれる坊跡です。
名物「百段雁木」を登山者が段の数を数えながら登っていきます。
もう少しで閼伽の井にたどりつき、そこで一息です、

平成25年の宝満山の峰入3

2013-05-14 | 行事

入山の問答も「しからばお通り候らへ!」で締めくくられ
引き続いて入山に際しての儀礼がおこなわれます。


法弓の儀。井尻の若き本行院さんがお勤めです。


法剣の儀


法螺の儀。
たまたま通りかかった登山客は目をシロクロ。
ここはただの登山の山でないことをお知りになったことでしょう。

平成25年の宝満山の峰入1

2013-05-13 | 行事
平成25年の宝満山の峰入りが宝満山修験会によっておこなわれました。
今年は先月におこなわれた英彦山までの峰入りの満行について
上宮と仏頂山頂に祀られる当山の開祖である心蓮上人に
報告をおこなう目的も兼ねていました。


毎年の面々ですが、英彦山までの峰入復興を成した後とあって、
皆さんの表情には自信と満足感があふれているように見えました。






竈門宮で勤行し、安全を祈願した後に登拝が開始されます。


英彦山への峰入りで、宝満山の峰入りも注目されていたようで、
例年になく多くの随伴の方が参集されました。ざっと100名はいらっしゃるようです。

(つづく)