宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

H27宝満山採燈大護摩供01

2015-05-31 | 護摩供

平成27年5月31日 予定通り竈門神社での大護摩供がおこなわれました。
朝9時前から宝満山修験会の山伏が集まり
前日までに準備した結界の中を清めます。
今回は壇の前に桧の枝葉で3つの座が設えてあります。


今回は縁故の行者さんの供養のため護摩供の前に
特別に壇前作法が行われました。請願が読み上げられ勤行が厳かにおこなわれます。


作法が終わり、しばらくして社務所前にて本日の役割の確認が行われました。


お稚児さんを交えていつもの記念撮影です。
カメラマンは参道のみどりやさんです。


社殿では奉告祭がとりおこなわれ、筑前琵琶福岡旭会の米村旭翔会長による
「宝満山」が神前で朗々と謳いあげられます。
いよいよ護摩供の始まりです。

つづく



護摩供の準備

2015-05-29 | 護摩供

今日は朝9時に竈門神社の原、内山、北谷の氏子代表の方と
宝満山修験会のメンバー、神社の神官さんとで原と北谷に分かれて
護摩壇の材料である桧とその枝を切りだす作業をしました。


毎年暑い盛りになりつつある気候で準備はなかなかに大変です。


協力いただける氏子さんの森が道に近かったので
クルマを横付けして道端で作業開始です。


午前中で約20束の枝、1.2mに切りそろえた丸太約30本を回収してお宮に運び込みました。
明日まではお天気が持ちそうですが・・・・祈るばかりです。