宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

オタマジャクシの行列・・・

2010-06-13 | Weblog
会友の方から頂いた情報ですが・・・

「何気にNHKニュースを付けていたら、ニュースキャスターが
「今日は太宰府市からこんな面白い映像が届きました」
 宝満山の池でおたまじゃくしが行進してる映像が流れ…映像の途中で聞きなれた声が「どれがおたまじゃくしの大将なんだろうねえ…」
 よく見ると画面の右下のテロップに会友のSさんの名が。ちゃんとNHKビデオ会員活動されてるようでした。」

山伏の護符

2010-06-10 | Weblog

山伏の後腰に下げらた護符です。
五輪塔を形取ったもので
大円鏡智と彫られています。
峰入りの行は本来は自分を
死の極限まで追いこんでおこなう行で、
塔婆を背負って参加する、
そんな覚悟のいる行でした。

鳥越峠の案内看板

2010-06-08 | Weblog


宝満山の愛嶽道と呼ばれるルートに取りつく
鳥越峠の追分の位置に最近案内表示の
立派なアクリル製の看板が設置されています。
峠近くの地名の位置や由来、遺跡について解説されています。


設置されたのは筑紫野市の御笠振興会という
複数の自治会のメンバーを構成員に持つ
筑紫野市の任意の住民団体の方々です。
近年、大石や本道寺側の廃道になりかかった
里道の探索・伐採などをおこなわれ
管理された里山にもどそうという活動をされています。
会のこれからの活動に注目です。

かもしか道の滑落現場

2010-06-06 | Weblog

鳥越峠からかもしか道を入って50mほどのところで
谷の清水の湧く岩場があります。
足元は苔でぬるぬるした状態の場所。
ここで少し前に滑落事故が発生しました。



岩続きの谷で落差は10m強あるでしょう。
枯れ木が沢を塞いでいたため最後はそこに引っかかっていたそうです。
それがなければさらに10mは落ちていたでしょう。

山に高い低いはありません。
気を抜くとそこに地獄が口を開けています。
つくづく感じました。
特に単独行動での山歩きは
慣れていてもよほどの注意が必要です。

宝満山の標高

2010-06-04 | Weblog

宝満山の標高は国土地理院発行の地図では829mと表記されています。
この高さは竈門神社上宮前の広場の高さなのだそうです。
この場所はコンクリートで均された場所のため、
表記としては不適切でないかとの意見もあるようです。
山頂部の最高所は山頂碑の立つ背後の巨岩の上になり、
その高さは標高832.3mなのだそうです。

(写真は会友O氏2009年撮影の暮れなずむ宝満山頂)

護摩焚き前のご神事

2010-06-01 | Weblog

10時半になると竈門神社ご本殿前の拝殿では
厳かに護摩供の無事を祈る神事が始まります。
ここで筑前琵琶奏者の中村旭園さんの
「竈門山」が朗々と語られると心蓮上人が現れ
人々にここが霊山であった記憶を蘇らせます。

今回はちょっと様子が違いました。
カメラが2台拝殿内に入っています。
1台は宝満山を舞台に映画を製作するクルーのカメラ。
そしてその撮影を取材するRKB-TVのカメラ。
もう放送はあったのでしょうか?