![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/6b/8a74e62edc66693c83f8100fab5913ab.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/ac/adda3742b327483141d3a34f4884621b.jpg)
太宰府天満宮の1月のご神事
「うそ替え」は江戸時代から続く
天満宮での伝統行事ですが、
その小道具としての「木鷽」は
現在、天満宮の神職と市内の
「木うそ保存会」の方々が製作されています。
材料は公的な資料にもほとんどが「ホウノ木」
と表記されているのが現状です。
上の新聞記事にもはっきりとそう書かれています。
実はずっと以前から使われて来た素材は
「コシアブラ」だったようです。
大宰府近郊では「コシアブラ」を「ホウノ木」
と呼び馴らしていることが保存会の方々
との会話ではじめてわかりました。
近年素材をコシアブラに切り替えたのではなかったのです。
この近辺の山ならどこにでもあったコシアブラが
いよいよ手に入りにくくなったことから
大分県の耶馬渓や長者原あたりから調達しているのが
哀しい現状なのだそうです。
太宰府市ではこのような中で高雄の美化センター
の敷地を提供してコシアブラを育てているそうです。
ここに植えられたコシアブラの苗は
宝満山の北谷の山中(辛野周辺)から移植されたものなのだそうです。
ただし、着床の歩留まりが低くい上に
環境が開放的過ぎて育成が遅いようです。
杉・ヒノキ林の下でしかもある程度日の差すような
環境がないとダメなのかも知れません。
かえすがえすも森の恵みのありがたさです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/86/0c283ba47b63b646cf5f1adb7b2151cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/b1/9d38c0d52c431f38050b4edba9fcb21c.jpg)
コシアブラは落葉の高木で日当たりのある森に見られる。
タラやウドと同じウコギ科ウコギ属。
ある程度の群落を形成するようだ。
北海道から九州まで広く分布する。
葉は5葉からなっており、黄色に紅葉る。
樹形はホウノ木のように一本の幹が上に向かって伸びる。
枝分かれは少なく、枝先にまとまって大型の葉を付けている。
材は緻密で粘りがあり、紙の代用品として
包装紙代わりの経木などに使われていた。
樹肌は滑らかである。奈良・平安時代に、
刀などの金属の錆止めに使われた。
奈良東大寺の正倉院の献物帳に見られる「金漆」
の記述がそれとされている。らしい・・・
近年ではホウノ木に替えて
太宰府天満宮で用いられる「木鷽」
の原材料としても使用されている。
参考;http://www.kokudokeikaku.go.jp/share/doc_pdf/1006.pdf
本日、お天気が危ぶまれましたが、
無事第20回例会が実施されました。
10時に竈門神社に集合したのは20名。
事前説明をして遺跡解説をききながら
竈門神社に参拝しつつ登山道を辿って
本谷礎石群(推定六所宝塔跡)まで移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/68/45465ed37c0b0fb404fa4b5d28a3933d.jpg)
出発時には太宰府市教育委員会から
文化財総合把握調査ボランティア活動の説明あり。
また、今回はTNCテレビ西日本さんの取材も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d3/d3a0de4aa126921aa077de4f4079fb7c.jpg)
いよいよ現場にたどり着いて
木々の概説を受けて、いざ作業開始。
この周辺はヒサカキ、タブ、イヌビワ、
クヌギ、ヤブニッケイ、コシアブラなどの
広葉樹の低い雑木林になっています。
中に立ち枯れた松が数本見られます。
30年ほど前は松の2次林だったそうです。
本来里山は30年ほどの周期で伐採して
手がいれ続けられ管理されてていたそうです。
今回は特別に地権者のご承諾をいただき
雑木伐りや下草刈りやひこばえの枝うちなどをおこないました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/34/8f3c133399aad4681da456ec8b5e4a4d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/00/9f7b2d0470cb9eaf8d2460dfc54c8b85.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/41/97a2cfe4449c9d97fcc0eea403ffe8f8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/64/640a315df47880289442d44f183806e9.jpg)
作業後は本体の明るい森がよみがえりました。
これで元のような不法投棄場や
登山者のトイレになるなら
ちょっと考えものですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e3/0fc49e2594f6e56ff67ed22b1d549dda.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/99/149c22501b4fdb04af4fb390c6b58e9a.jpg)
いよいよお待ちかねの山野草の天ぷら。
やはりコシアブラは新芽の時期を過ぎていました・・・
今回は事務局で事前に採取・準備していたものを揚げてます。
ケーブルステーション福岡さんの取材もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ad/4cfda3f08be254a8c0e2be7d43a0faa1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/ec/cf6b1efc0cafda0a22b6cdbee31989d5.jpg)
最後は全員でカラッと揚がったコシアブラや
ゼンマイに舌鼓を打ちつつ昼食会。
なかなか楽しい山遊びとなりました。
ご参加の皆様お疲れ様でした。
※ケーブルステーション福岡さんでの放映は
奇数時07分~ 「宝満山研究会 コシアブラを味わう 」として
即日19:00から翌日にかけて数回ありました。
TNCさんは後日放送との事でした。
無事第20回例会が実施されました。
10時に竈門神社に集合したのは20名。
事前説明をして遺跡解説をききながら
竈門神社に参拝しつつ登山道を辿って
本谷礎石群(推定六所宝塔跡)まで移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/68/45465ed37c0b0fb404fa4b5d28a3933d.jpg)
出発時には太宰府市教育委員会から
文化財総合把握調査ボランティア活動の説明あり。
また、今回はTNCテレビ西日本さんの取材も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/d3/d3a0de4aa126921aa077de4f4079fb7c.jpg)
いよいよ現場にたどり着いて
木々の概説を受けて、いざ作業開始。
この周辺はヒサカキ、タブ、イヌビワ、
クヌギ、ヤブニッケイ、コシアブラなどの
広葉樹の低い雑木林になっています。
中に立ち枯れた松が数本見られます。
30年ほど前は松の2次林だったそうです。
本来里山は30年ほどの周期で伐採して
手がいれ続けられ管理されてていたそうです。
今回は特別に地権者のご承諾をいただき
雑木伐りや下草刈りやひこばえの枝うちなどをおこないました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/34/8f3c133399aad4681da456ec8b5e4a4d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/00/9f7b2d0470cb9eaf8d2460dfc54c8b85.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/64/640a315df47880289442d44f183806e9.jpg)
作業後は本体の明るい森がよみがえりました。
これで元のような不法投棄場や
登山者のトイレになるなら
ちょっと考えものですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/e3/0fc49e2594f6e56ff67ed22b1d549dda.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/99/149c22501b4fdb04af4fb390c6b58e9a.jpg)
いよいよお待ちかねの山野草の天ぷら。
やはりコシアブラは新芽の時期を過ぎていました・・・
今回は事務局で事前に採取・準備していたものを揚げてます。
ケーブルステーション福岡さんの取材もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ad/4cfda3f08be254a8c0e2be7d43a0faa1.jpg)
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最後は全員でカラッと揚がったコシアブラや
ゼンマイに舌鼓を打ちつつ昼食会。
なかなか楽しい山遊びとなりました。
ご参加の皆様お疲れ様でした。
※ケーブルステーション福岡さんでの放映は
奇数時07分~ 「宝満山研究会 コシアブラを味わう 」として
即日19:00から翌日にかけて数回ありました。
TNCさんは後日放送との事でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/79/91315db480610c603a8e80aad0dd73fa.jpg)
桜が散ってしまったら
ほかの花々が咲き乱れ
一気に木々の新芽が
山の色を変えています。
もう宝満山は初夏の装い。
ところで・・・
次回の例会が予定されている今週末4/25は
今の天気予報では雨天のようです。
次回は屋外作業と山あそびなので、
雨天時には延期とせざるを得ないでしょう。
山野草の天ぷら楽しみにしてたのに・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/74/d3faf87ca9d32c27a7e6e8c3d0f73ab8.jpg)
今年も宝満山で修験道の作法による
峰入りの行事がおこなわれます。
本会では前回19回の例会で尾登さんより
ビデオ取材のノウハウをレクチャーいただきましたので、
この行事を取材してみよう、という声もあがっているようです。
いかがでしょうか?
行事の詳細は以下のとおり
日 時 平成21年5月10日(日)午前9時 ~
場 所 竈門神社集合
コース 竈門神社→一の鳥居(入峰作法)中宮→女道→
キャンプセンター(昼食)→元宝満心蓮上人祠→上宮(解散)
準備品 お弁当・お茶等は各自御持参下さい
服 装 軽登山の準備
下 山 午後2時頃 上宮(解散)
参照;竈門神社HP
http://www.dazaifutenmangu.or.jp/kamado/events.htm#nyuho
また、その翌よく週には「大護摩供」の予定もあります。
日時 平成21年5月31日(日)午前10時30分より
場所 竈門神社境内
神事、筑前琵琶奏者中村旭園さんによる
「竈門山」の演奏、外護摩の火生三昧の儀式、
一般信者による火渡りなど。
詳しくは昨年5月の本ブログの記事でご確認ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f9/3d3a5963407a2d4c15c3a880bbbb8f94.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/18/1fa0d15f5d27f0046b38ba8e831f0584.jpg)
竈門神社ご本殿周りに植えられているシャクナゲも
ついに満開となっております。
花の様子は例年のゴールデンウィーク頃の感覚です。
散ってしまわないうちに・・・どうぞ!
(心配は来週末の本研究会の例会。
山野草の天ぷら会を予定してますが、
お目当てのものが時期を過ぎていないか・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/da/98a7d4c7a38a538dd4915e10e55c7e5e.jpg)
本日、天台宗の運営に係る役員の方15名が
昨年、調査された宝満山遺跡34次調査地点
(推定竈門山宝塔院跡=六所宝塔跡)を訪問され
先月、宗門として購入した現地の状況や
宝満山の周辺の環境など詳細に視察されました。
御一行は伝教大師の遺徳を偲び視察に先立って
般若心経を唱和されました。
まさに1000年の時を越えてこの場で読経する声が
ひびき渡った、ちょっと感動的なシーンでした。
※この様子は早くも今日夕方のTNCテレビ西日本の
18:30からのニュースで流されたようです。
ご覧になられた方のご感想をお寄せください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/94/2858bdb60e5677570cf0595ed09b085a.jpg)
今回は屋外集会です。
日時;平成21年4月25日 10:00~15:00
集合場所; 10:00 竈門神社駐車場
内容;本谷礎石群(推定宝塔院跡)の下草刈りと
植物観察会と山野草?の天ぷら体験。
会費; 200円
昨年話題を集めた最澄さん発願の六所宝塔の一つ
安西塔に比定される本谷遺跡は調査から一年たって
また、下草が生えて礎石を覆うようになりつつあります。
また、周辺の雑木も中途で間引きを止めておりました。
地権者の方のご厚意で作業ができることとなりましたので、
久々に山仕事を体験しようと考えております。
ノコやナタなど道具をお持ちの方はご持参ください。
周辺の植物相の観察会も冷川先生のご解説でおこないます。
また、コシアブラの新芽を現地で天ぷらにしてみようと
その準備もいたしますので、お弁当各自ご持参でお願いします。
服装は作業のできる格好でおいでください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b7/dea89fd1e332547326596c1bfa590703.jpg)
この会は来た方会員でさせていただいておりますので、
どなたでもご参加いただけます。
また、会の活動は会員各位、お一人お一人の
自主的なご参加で成り立っておりますので、会の方で
駐車場の手配や活動保険などは加入しておりません。
自己責任でのご参加のご理解をお願いいたします。
追伸・・・本谷遺跡群に関する報道が4月14日火曜日18:15頃
TNCテレビ西日本さんで放映される予定です。
なんでも比叡山本山まで取材なさってのレポートとか。
ご覧になられた方は、ご感想をこのブログにお寄せください。
今、宝満山中では冬末期から初夏までの花々が
あちらこちらでひっそりと咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ba/4ae13a84c289552c6af38526cf273b8a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c4/a7e7f28a09660c842a0035b30519de39.jpg)
中宮より上の女道や北側斜面などでは
ヤブツバキがまだしっかり咲いて
木の下には花の絨毯が敷かれています。
行きおおせてませんがおそらく
宇美側からの難所ヶ瀧付近も同じような状況でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/e64477521c8d96db7679308eedc4be29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2e/4345a215616d32ab5ba895b2627ceaa4.jpg)
一の鳥居付近では散り際の
ヤマザクラが楽しめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d7/86410f28ed9f7dc0198def7d1c84eb70.jpg)
かと思えば・・・
鳥居をくぐるとそこには大きな筑紫シャクナゲが
今日あたりはしっかり開花しているでしょう。
しかし、山頂下の東院谷の女道では
同じ筑紫シャクナゲの花芽は堅い様子です。
でも、花芽は多いようですので今年は
連休中頃には楽しめそうな予感です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/57/eb5f9a76858b6cf9ecff6266858d80bd.jpg)
正面の登拝道では初夏の花ミツバツツジが
まさに開花しようとしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/36/f24a0f838a09633414adc71c2b0547b4.jpg)
まさに百花繚乱前夜の宝満山中です・・・
あちらこちらでひっそりと咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ba/4ae13a84c289552c6af38526cf273b8a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c4/a7e7f28a09660c842a0035b30519de39.jpg)
中宮より上の女道や北側斜面などでは
ヤブツバキがまだしっかり咲いて
木の下には花の絨毯が敷かれています。
行きおおせてませんがおそらく
宇美側からの難所ヶ瀧付近も同じような状況でしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/e64477521c8d96db7679308eedc4be29.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2e/4345a215616d32ab5ba895b2627ceaa4.jpg)
一の鳥居付近では散り際の
ヤマザクラが楽しめます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d7/86410f28ed9f7dc0198def7d1c84eb70.jpg)
かと思えば・・・
鳥居をくぐるとそこには大きな筑紫シャクナゲが
今日あたりはしっかり開花しているでしょう。
しかし、山頂下の東院谷の女道では
同じ筑紫シャクナゲの花芽は堅い様子です。
でも、花芽は多いようですので今年は
連休中頃には楽しめそうな予感です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/57/eb5f9a76858b6cf9ecff6266858d80bd.jpg)
正面の登拝道では初夏の花ミツバツツジが
まさに開花しようとしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/36/f24a0f838a09633414adc71c2b0547b4.jpg)
まさに百花繚乱前夜の宝満山中です・・・