太宰府市観世音寺字堂廻より
本日、太宰府市のいきいき情報センターで太宰府市都市整備課が主催する
「市民参加の景観森づくり」の説明会が開催されました。
国の特別史跡大野城跡にある市民の森では、近年森の荒廃を憂えた
有志の方から森林再生を市民の手で、という呼びかけもあり、
初めての試みとしてワークショップ型の取り組みを始めることになり、
本日は主催者側の趣意説明に続き、参加者同士のディスカッションがおこなわれました。
過去の四王寺山での記憶の出しあいに始まり、
山が荒れている、とはどんなことなのかを
具体的に個人が思っている事象を出しあいます。
雑木の密生樹林化、竹林の進出、イノシシの出没・・・
行政の責務も指摘されましたが、ます市民ができることは何か?
そんな積極的な意見や木うその原材料であるコシアブラの育成希望、
林道沿いの桜並木の手入れなど、具体的な希望する行動案も出されました。
宝満山でも今後大きな問題になるであろう山の管理。
とても参考になる取り組みです。
今後、下記の日程でワークショップが開かれるそうです。
第1回 平成23年11月27日 13:30~ 観世音寺公民館→市民の森
第2回 平成23年11月27日 13:30~ 観世音寺公民館→市民の森
第3回 平成24年1月24日 10:00~ 観世音寺公民館→市民の森
宝満山も連休はたくさんの登山客でにぎわいました。
空気はすっかり秋になっています。
「秋は焦がるる竈門山」になる兆しがはっきりしてきました。
竈門神社の社務所の解体も進み
ついに建物の姿がなくなりました・・・