宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

大宰府政庁跡も梅が満開

2010-02-25 | Weblog

暖かい南風が吹き込んで
今日は一気に春本番の陽気に。
太宰府は市中が梅香が漂っています。

昼間は天満宮周辺も大混雑。
天神忌の25日だったからなのか
受験シーズン真っただ中だからなのか
はたまた九博の妙心寺展が最終週だからなのか・・・
雨の上がる週末はさらに人が増えそうな予感の太宰府です。

寒空の宝満

2010-02-19 | Weblog

今日は寒の戻りで平地では零下にこそなりませんでしたが
時折、小雪の舞う冬空の一日でした。
脊振はおとついから冠雪したままです。
しかし、山中の杉の木は遠目に茶色に変わってきました。
杉花粉の季節到来です・・・

(宝満川側から見上げた今日の宝満山)

梅花と宝満山

2010-02-12 | 百景

2010年2月12日 本日の画像


2010年2月2日 10日前の画像

太宰府は今日は少し気温が低めで
肌寒い曇りの一日でした。
梅はちょうど八分咲きの木が多くなり
天満宮も今からが見ごろ。
週末は入試シーズンも重なり
お客さんが多いことでしょう。

木うそ保存会さんのブログ

2010-02-11 | Weblog

建国記念日の休日
朝から雨模様でした。
四王寺も宝満も雲の向こう側に。
水瓶は渇水傾向なんだそうで
こちらは恵みになっているようす。
悪いことばかりじゃありません。

最近、木うそ保存会さんがブログを立ち上げられています。
会の方向性が見える充実した内容です。
本会でも原木のコシアブラについては取り上げています。
(2009-04-28 /2009-12-26 記事)
これからが楽しみな場所を見つけました。

http://blog.goo.ne.jp/kiuso0211/e/d73f29803266797aad86fd0217eaa278

立松和平氏と宝満山2

2010-02-10 | Weblog


山の専門誌『岳人』に連載されている
立松氏連載の「百霊峰巡礼」。
氏の出身地栃木県男体山を皮切りに
始まった企画で、九州では10か所が選定され、
宝満山は2008年4月号に第52回の記事として
取り上げられています。
氏の自然に対する今できることの取り組みは
傾聴すべき尊い活動だったと思います。
私たちには何ができて何が残せるでしょうか・・・

立松和平氏と宝満山

2010-02-09 | Weblog
作家立松和平さんが昨日お亡くなりになったと
今日一斉に報道されています。
享年62歳・・・・

2007年12月に雑誌「岳人」の取材で
宝満山をご案内したことが思い出されます。
その時は道元を追っかけているお話しをされていました。
「ひとは生きているうちに何を成したか・・・」
一息ついた石段に腰をかけたときにぽつっとおっしゃいました。
「○○さんより長く生きてるなぁ」
確かそんなお話も・・・

百霊峰の取材。
どんなお気持ちなのかと思いながらの随伴でしたが、
知ろう、というよりどう感じられるのか、
そんな宝満山の登拝だったような気がします。

ご冥福をお祈り申し上げます。

過去記事
2007-12-18
2008-03-15 参照



今日の難所ヶ瀧2

2010-02-06 | Weblog





宝満山 難所ヶ滝。
瀧に近づく石がごろごろした沢になると
冷気が谷のかしらから流れ来て身震いするほど。
見ると足元の石の間はしっかり凍結して
クリアな氷の面に覆われています。
かといってアイゼンは必要なし。
昼前には多くの難所ファンが集結して・・・

明日あたりが今シーズン見ごろの最後でしょうか?
週明けには雨が降って気温が上がるようです。
溶けかけの瀧にはくれぐれも近づかず遠くから眺めましょう。
落氷は一度にかなりの規模で発生するそうですので。
見学には宇美町昭和の森からの登山が便利です。
無料駐車場、トイレ完備。駐車場から瀧まで約90分。
瀧からそのまま宝満山頂まで約30分。

今日の難所ヶ滝

2010-02-03 | 百景

会友の方からの頂き物です。
本日の宝満山系難所ヶ滝の氷の様子。
なんとか保っているようです。
(見学中に次々崩落していて危険だったそうです)
アイゼンも不要だったとか(北谷ルート)。

そしてこちらが・・・

先月1月15日の降雪直後の難所ヶ滝。
お見事!

画像のご提供ありがとうございました。

明日はもう立春です。

映画「剣岳 撮影の記」

2010-02-02 | Weblog

昨年上映された映画「剣岳 点の記」(原作新田次郎)は
登山ブームもあってかなかなかの興行成績だったとか。
その勢いで映画のメーキング映画がつくられ、
博多では「剣岳 撮影の記」として中州大洋で上映中です。
黒沢組の木村大作キャメラマンの監督作とあって、
明治時代の測量技師と山の案内人が
いかに格闘して初登頂を果たして
地図の空白を埋めるか、というストーリーを、
撮影そのものがそのストーリーそのものの、といえるような
壮絶なロケによって制作されているようです。
今どきCGなしの映画もめずらしいことです。
見れたらいいのですが・・・