宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

竈門神社本殿遷座祭

2013-12-19 | 行事
本日午後6時より竈門神社千三百五十年祭の中心行事である
本殿遷座祭がおこなわれました。


寒風が吹き山の木々がざわざわとなるなか
宮司の祝詞により静寂の中で行事が始まりました。


滅灯された漆黒の闇の中、神官が発した低い警蹕(けいひつ)の音が響き
拝殿から本殿へ遷座が無事におこなわれました。




遷座後の直会では関係者の安堵の笑顔が印象的でした。
歴史的な場面に立ち会うことができました。

間近です!

2013-12-11 | 行事

さて、これはなんでしょう?


もちろん砲弾ではありません・・・


もちろん宝満山からみです!


もうおわかりですね


鰹木が棟に上げられ、竈門神社のご本殿も修理が完成間近です。

国指定史跡記念講演 宝満山

2013-12-07 | 行事
国指定史跡記念講演 宝満山

2013年12月12日(木) 19時 ~

場 所  御笠コミュニティセンター 大研修室 
(福岡県筑紫野市吉木2496-1)

筑紫野市と太宰府市にまたがる 宝満山 の約6.4ヘクタールが国の史跡に指定されました。

宝満山は、いにしての昔から九州を代表する霊山として信仰の場となっていました。

文献史料にも多く登場し、古代から近世にかけての信仰に関する遺構が良好に保存されており

わが国を代表する山岳信仰の遺跡です。

霊山としては、先に指定された富士山(静岡県・山梨県)や鳥海山(秋田県・山形県)に次いで

指定されました。今回は、これを記念して講演会を開催します。


  講 師  小田 富士雄 先生  (大学名誉教授 市文化財保護審議会委員)


お問合せ先  御笠まちづくり振興会(御笠コミュニティセンター)
TEL 092-922-2601

第34回日本山岳修験学会 太宰府・宝満山大会の宝満登拝

2013-11-01 | 行事
平成25年10月28日には日本山岳修験学会 太宰府・宝満山大会において
エクスカーションがおこなわれ、約40名が宝満山に登拝しました。

一行は9時に竈門神社で参拝し、宝満山修験会の行者9名が先達を勤め、
六所宝塔跡、一の鳥居、中宮跡を経て、山頂、仏頂山、座主跡
などの山内の名所を巡るルートをご案内させていただきました。









帰りの飛行機や新幹線の時間を気にして駆け足の登拝でした。
どうぞもう一度ごゆっくりおいでください。

第34回日本山岳修験学会 太宰府・宝満山大会

2013-10-27 | 行事

昨日、今日の2日間九州国立博物館ミュージアムホールで
第34回日本山岳修験学会 太宰府・宝満山大会
がおこなわれ延べ400名を超える参加がありました。


その中で本年4月末に宝満山修験会によっておこなわれた
宝満山の大峰(秋峰)復興の報告が峰中先達を務めた
石橋弘勝氏によりおこなわれました。


会場外のホールでは筑紫野市による峰入りの写真展がおこなわれ
具体的な行事が鮮明が画像とビデオによりはじめて紹介されました。






夕刻、太宰府天満宮余香殿での情報交換会では
修験会による法螺の行が模擬的に披露され
会の実施を祝いました。