ブログ版 清見糺の歌 8(修二会) 鎌倉なぎさの会
65 過去帳は超早口に唱えられ西行法師もたまゆらに過ぐ
「かりん」95年7月号
過去帳は、東大寺、二月堂にゆかりのある人々や寄進者の名前。その読み上げが修二会の五日目と十二日目に行われる。大伽藍本願……聖武天皇、光明皇后、弘法大師、源頼朝右大将……ここまで四〇分だそうで、作者ごひいきの西行法師の名前もあっという間に過ぎてしまった、というのだ。「超早口」という俗語が効いているのは、「たまゆら」というやわらかい古語でバランスをとったからだろう。(鹿取)
65 過去帳は超早口に唱えられ西行法師もたまゆらに過ぐ
「かりん」95年7月号
過去帳は、東大寺、二月堂にゆかりのある人々や寄進者の名前。その読み上げが修二会の五日目と十二日目に行われる。大伽藍本願……聖武天皇、光明皇后、弘法大師、源頼朝右大将……ここまで四〇分だそうで、作者ごひいきの西行法師の名前もあっという間に過ぎてしまった、というのだ。「超早口」という俗語が効いているのは、「たまゆら」というやわらかい古語でバランスをとったからだろう。(鹿取)
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