Mr.Dashのぶろぐ館

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2016年7月20日(水) 女人禁制の修験の山、[大峰]山上ヶ岳に参上!

2016年07月21日 | 山登りの記録
■メイン写真
鐘掛岩から見た大天井ヶ岳と洞川の集落。


■今回のコース
清浄大橋(駐車)→一ノ世茶屋跡→一本松茶屋跡→お助け水→洞辻茶屋→
陀羅尼助茶屋→松清茶屋→わらじはきかえ所→油こぼし→鐘掛岩→
西ノ覗→山上宿坊→大峰山寺→山上ヶ岳→レンゲ辻→清浄大橋


快晴に恵まれたこの日、久しぶりに山上ヶ岳へ。



朝、清浄大橋の駐車場を出発。



赤い清浄大橋を渡り、女人結界門をくぐる。



まだヤマアジサイが綺麗に咲いていた。

一ノ世茶屋跡の祠にあった役行者像は、いつの間にか姿を消してしまったようで、
返却を訴える札があった。そんなもん盗むバチアタリがいるんだなぁ。



一本松茶屋跡。
皇太子殿下の行啓記念の石碑がある。

赤石原は、太陽がガンガンに照りつけて、ひどく暑かった。



お助け水。ここで単独行男性2名に追いつき、少し話をする。
ここの祠の役行者像なども、なくなっている。
持って帰るのもかなり重いはずだが、よくやるなぁ。

これまで植林だったのが、自然林に変わる。



不動明王像から七曲りの坂を経て、洞辻茶屋に到着。



陀羅尼助茶屋。



そのすぐ後にある松清茶屋。
松清茶屋を出ると、行場道と巻き道(平成新道)の略図が描かれた看板がある。



わらじはきかえ所。
かつて参詣者たちは、ここでわらじを履き替えて、これから先の岩場に備えた。



ヤマアジサイがあまりに綺麗だったので。



油こぼしの桟道の上にある、小鐘掛の鎖場。



そして、待望の鐘掛岩の行場に到着。



鐘掛岩から見た稲村ヶ岳。



鐘掛岩の行者像横から、大天井ヶ岳の三角形のピークと、遥か彼方に
金剛山地を望む。
金剛山地は、大峰より先に役行者が修験道を開いた山だ。



誰かが巧妙に積み上げたケルンの先に、アキアカネが停まっていた。



鷹ノ巣岩。



西ノ覗に到着。下を覗き込んだりして楽しんだ。おぉ怖!!
ここでけっこう長い時間、居合わせた単独行の方と話し込んだ。



5つある山上宿坊の1つ、龍泉寺宿坊。
お参りをして、お賽銭を投げたら、お茶か水を飲んで行ってと言われ、
ここでもしばらく話し込む。
貴重な水は、西ノ覗の直下からポンプで引き上げているという。



他の4つの宿坊(喜蔵院、東南院、竹林院、桜本坊)は、一カ所にかたまっている。



大峰山寺。
いつ見ても、威厳がある。ここでもお参りする。



山上ヶ岳のお花畑へ。
"お花畑"といっても、あたりは一面の笹原である。



"お花畑"から見た稲村ヶ岳、弥山・八経ヶ岳、釈迦・仏生・孔雀の
ワイドビュー。



山上ヶ岳の最高点。湧出岩と、一等三角点がある。

この日出会った人の多くは、そのまま往路を引き返すようだが、
こちらはレンゲ辻に向かう。



狭い尾根に、鉄階段がついている。
日本岩を見上げながら、ぐんぐん下る。



レンゲ辻。
ここは、昨年の秋に稲村ヶ岳を往復して以来だ。

ガレガレの滑りやすい坂を下っていく。



暑かったので、レンゲ坂谷の渡渉場所で顔を洗い、両手を冷やす。

レンゲ坂谷の下山路では、とうとう誰にも会わなかった。



林道に出たら、クロイチゴを見つけた。
日本のキイチゴで、黒く熟す種類は数少ない。

清浄大橋へは、ほんのちょっとの距離。
天気に恵まれ、いい風景写真が撮れたし、今日は大満足。



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