![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/14/8d07b20729df1ca19b4fa8e54426af52.jpg)
■メイン写真
兵庫県レッドデータランクBに指定されている珍しいフクオウソウ
■今回のコース
塩尾寺→岩倉山直下→大谷乗越→船坂峠→水無山→石の宝殿→六甲最高峰→ガーデンテラス
→記念碑台→六甲ケーブル山上駅
10~12月で3回に分けて、六甲山系を宝塚から須磨まで「逆縦走」する。
今回はその1回目。須磨から宝塚へ向けて歩いたことがある人は多いだろうが、
逆向きはどうような風情があり、どのような困難があるのか。楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/b6/311aab31590d8f35482a02fc796a2e25.jpg)
起点となる塩尾寺。
室町時代、12代将軍足利義晴のころ、悪瘡を患った老女が中山寺に熱心に参ったところ、
夢のお告げで、武庫川にある大柳の下に湧く霊泉で湯浴みしたところ、病が癒えた。
大柳に「柳の観音」「塩出観音」とよばれる観音像ができ、お寺も建てられた。
これが現在の塩尾寺になったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/69/49a7394ae94381e39080c6bcb5952b74.jpg)
寺の入口の左手が登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9b/94b554aaed53dda69c7f04610f143bfc.jpg)
全山縦走路は道標も充実。トレラン愛好家の姿もたいへん多い。
砂山権現の鳥居で安全を祈り、岩倉山直下、譲葉山のを過ぎ、岩原山への分岐を過ごす。
今日はロングルートなので、脇の小ピークにいちいち寄っていられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/47/f2f243bcb382de101144cd048e5da5db.jpg)
ツルリンドウが咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9d/7e3e59d960fe87a99b0becdc668492be.jpg)
秋はキノコの季節でもある。道中、いろいろなキノコがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c0/3648d6e14746ea9c2c7c37cc955efe0f.jpg)
アセビ群落を抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9f/a976c755fb5f51b32b9485051810b5da.jpg)
大谷乗越で舗装道を渡る、このあとは急登だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d3/98b76f533a802f816d53b17be27cac90.jpg)
電波塔が建つ大平山を南側から巻く途中、景色がパッと開ける。
池田、伊丹、西宮、大阪市街などが一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f0/e8c50ead1dd7a5de76fe63c303395b0a.jpg)
ふたたび山道に入る。短い急登が次々に現れるようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/24/cad7c19b6e06ff037f84d128d7854c9e.jpg)
ほどなく南側の眺めが広がる。写真は甲山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/40/08020f62ba511421030a31dfd246f56d.jpg)
船坂峠。ササに覆われた清水谷道が出合う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0e/6d9c94fe6ec171920d0b2d1a4530bb88.jpg)
ザレた風化花崗岩の急坂。こういうのが何ヶ所か出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/23/2ac8a275909b5aaa8b0e6f982864a834.jpg)
ツリバナ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/78/1e68eaebb8d7a3f487af07bd8bac264b.jpg)
コウヤボウキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/6f/b2e334c824b880307759df9578e05c2a.jpg)
石の宝殿で昼食をとった。
六甲山神社(むこやまじんじゃ)と、神社の名がついているが、もともとは巨石信仰の
場所で、慶長18年(1613年)に雨乞いのため石の祠が建てられたもので、どこの神社にも
属していない。
中世に、白山修験の山伏が開いた修験道の霊山とも言われるが、符合するように
六甲山神社の祭神は、加賀白山の白山比咩神社と同じく菊理媛命である。
また、六甲山神社は白山の宮(しらやまのみや)とも呼ばれている。
なるほど鳥居の形が神道ではなく、修験の結界と同じデザインだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/70/cb5dd4260a2e458b876b8c6e9f55076a.jpg)
フサフジウツギ。車道脇にたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/88/e9699d1e335ba0444caa3197652bdd60.jpg)
一軒茶屋に着くと、新しい公衆トイレの建設が始まっていた。
どんなのができるかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/66/d8aa609f2b9067123e413bc740169298.jpg)
六甲最高峰近くに多く見られるアキグミ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8f/6d07a15802e3489281ca6c00a636c834.jpg)
六甲最高峰葉ハイカーでいっぱいだった。山頂から、ガーデンテラス方面を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7b/5138c942247ea43fefcb7a29d12d8077.jpg)
アキチョウジ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e1/9e769cd9c561995e022c0cf407a19a5d.jpg)
ヤマジノホトトギス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/1c/766072149a4fea4731025425703196b5.jpg)
何度となく車道を横断しながら、、小ピークを越えていく。
小さなアップダウンの連続に、体力が徐々にそがれていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/df/8aaf6e66b2919eb4256ba4e5ceecfadd.jpg)
ガーデンテラスに到着。いきなり俗な空間に放り込まれる感じ。
とはいえ、みやげ物を買えたり、ジュースを飲めたりできるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b0/2e287294af8a43a9982628413e696271.jpg)
みよし観音。
昭和39年、伊丹発徳島行の日東航空旅客機が、尼崎市の田能遺跡に墜落した際、
乗客7人を救出し、8人目を救出しようとして機内に入った瞬間、旅客機が爆発し、
殉職したスチュワーデスを讚えるために作られた。
建立当時、女優の吉永小百合さんらが「みよし観音賛歌」を寄せたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fa/6d6620908e93e03f1acd02bd7ff18416.jpg)
六甲山ゴルフ場の横を通る。玉よけのネットで囲まれた道を行く。
金網越しにアケビがたくさん実っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/01/c93bfa19bb30592f8ec14f3d942e7f45.jpg)
六甲山小学校近くに立つ「この辺りが六甲山上のほぼ中心になります」の標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/23/c339787e6a95929519b46433b4e715d9.jpg)
今回のゴール、記念碑台の下にある六甲山ガイドハウスを経て、六甲ケーブルで下山。
歩数計で計測していた人によると約30,000歩。ご参加の皆さん、がんばりました!
こうした経験が、あこがれの日本アルプスへの縦走などにつながっていくはずだ。
次回は記念碑台から摩耶山を越えて鵯越までの計画だ。
兵庫県レッドデータランクBに指定されている珍しいフクオウソウ
■今回のコース
塩尾寺→岩倉山直下→大谷乗越→船坂峠→水無山→石の宝殿→六甲最高峰→ガーデンテラス
→記念碑台→六甲ケーブル山上駅
10~12月で3回に分けて、六甲山系を宝塚から須磨まで「逆縦走」する。
今回はその1回目。須磨から宝塚へ向けて歩いたことがある人は多いだろうが、
逆向きはどうような風情があり、どのような困難があるのか。楽しみだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/b6/311aab31590d8f35482a02fc796a2e25.jpg)
起点となる塩尾寺。
室町時代、12代将軍足利義晴のころ、悪瘡を患った老女が中山寺に熱心に参ったところ、
夢のお告げで、武庫川にある大柳の下に湧く霊泉で湯浴みしたところ、病が癒えた。
大柳に「柳の観音」「塩出観音」とよばれる観音像ができ、お寺も建てられた。
これが現在の塩尾寺になったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/69/49a7394ae94381e39080c6bcb5952b74.jpg)
寺の入口の左手が登山口だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9b/94b554aaed53dda69c7f04610f143bfc.jpg)
全山縦走路は道標も充実。トレラン愛好家の姿もたいへん多い。
砂山権現の鳥居で安全を祈り、岩倉山直下、譲葉山のを過ぎ、岩原山への分岐を過ごす。
今日はロングルートなので、脇の小ピークにいちいち寄っていられない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/47/f2f243bcb382de101144cd048e5da5db.jpg)
ツルリンドウが咲く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/9d/7e3e59d960fe87a99b0becdc668492be.jpg)
秋はキノコの季節でもある。道中、いろいろなキノコがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/c0/3648d6e14746ea9c2c7c37cc955efe0f.jpg)
アセビ群落を抜ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9f/a976c755fb5f51b32b9485051810b5da.jpg)
大谷乗越で舗装道を渡る、このあとは急登だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/d3/98b76f533a802f816d53b17be27cac90.jpg)
電波塔が建つ大平山を南側から巻く途中、景色がパッと開ける。
池田、伊丹、西宮、大阪市街などが一望できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f0/e8c50ead1dd7a5de76fe63c303395b0a.jpg)
ふたたび山道に入る。短い急登が次々に現れるようになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/24/cad7c19b6e06ff037f84d128d7854c9e.jpg)
ほどなく南側の眺めが広がる。写真は甲山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/40/08020f62ba511421030a31dfd246f56d.jpg)
船坂峠。ササに覆われた清水谷道が出合う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0e/6d9c94fe6ec171920d0b2d1a4530bb88.jpg)
ザレた風化花崗岩の急坂。こういうのが何ヶ所か出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/23/2ac8a275909b5aaa8b0e6f982864a834.jpg)
ツリバナ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/78/1e68eaebb8d7a3f487af07bd8bac264b.jpg)
コウヤボウキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/6f/b2e334c824b880307759df9578e05c2a.jpg)
石の宝殿で昼食をとった。
六甲山神社(むこやまじんじゃ)と、神社の名がついているが、もともとは巨石信仰の
場所で、慶長18年(1613年)に雨乞いのため石の祠が建てられたもので、どこの神社にも
属していない。
中世に、白山修験の山伏が開いた修験道の霊山とも言われるが、符合するように
六甲山神社の祭神は、加賀白山の白山比咩神社と同じく菊理媛命である。
また、六甲山神社は白山の宮(しらやまのみや)とも呼ばれている。
なるほど鳥居の形が神道ではなく、修験の結界と同じデザインだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/70/cb5dd4260a2e458b876b8c6e9f55076a.jpg)
フサフジウツギ。車道脇にたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/88/e9699d1e335ba0444caa3197652bdd60.jpg)
一軒茶屋に着くと、新しい公衆トイレの建設が始まっていた。
どんなのができるかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/66/d8aa609f2b9067123e413bc740169298.jpg)
六甲最高峰近くに多く見られるアキグミ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/8f/6d07a15802e3489281ca6c00a636c834.jpg)
六甲最高峰葉ハイカーでいっぱいだった。山頂から、ガーデンテラス方面を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7b/5138c942247ea43fefcb7a29d12d8077.jpg)
アキチョウジ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e1/9e769cd9c561995e022c0cf407a19a5d.jpg)
ヤマジノホトトギス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/1c/766072149a4fea4731025425703196b5.jpg)
何度となく車道を横断しながら、、小ピークを越えていく。
小さなアップダウンの連続に、体力が徐々にそがれていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/df/8aaf6e66b2919eb4256ba4e5ceecfadd.jpg)
ガーデンテラスに到着。いきなり俗な空間に放り込まれる感じ。
とはいえ、みやげ物を買えたり、ジュースを飲めたりできるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b0/2e287294af8a43a9982628413e696271.jpg)
みよし観音。
昭和39年、伊丹発徳島行の日東航空旅客機が、尼崎市の田能遺跡に墜落した際、
乗客7人を救出し、8人目を救出しようとして機内に入った瞬間、旅客機が爆発し、
殉職したスチュワーデスを讚えるために作られた。
建立当時、女優の吉永小百合さんらが「みよし観音賛歌」を寄せたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fa/6d6620908e93e03f1acd02bd7ff18416.jpg)
六甲山ゴルフ場の横を通る。玉よけのネットで囲まれた道を行く。
金網越しにアケビがたくさん実っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/01/c93bfa19bb30592f8ec14f3d942e7f45.jpg)
六甲山小学校近くに立つ「この辺りが六甲山上のほぼ中心になります」の標識。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/23/c339787e6a95929519b46433b4e715d9.jpg)
今回のゴール、記念碑台の下にある六甲山ガイドハウスを経て、六甲ケーブルで下山。
歩数計で計測していた人によると約30,000歩。ご参加の皆さん、がんばりました!
こうした経験が、あこがれの日本アルプスへの縦走などにつながっていくはずだ。
次回は記念碑台から摩耶山を越えて鵯越までの計画だ。