Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年8月3日(土)~4日(日)今年も四国剣山でキレンゲショウマを観る!

2019年08月07日 | 山登りの記録
■メイン写真
山頂から見た、翼を広げた鳥のような雲と夕日


■今回のコース
3日 見ノ越→(リフト)→西島駅→大剣神社→剣山頂上ヒュッテ→剣山→ヒュッテ[泊]
4日 ヒュッテ→二ノ森→殉難の碑→一ノ森ヒュッテ→一ノ森→殉難の碑→穴吹川源流の谷
   →行場→キレンゲショウマ群落→刀掛けの松→西島駅→(リフト)→見ノ越
   ⇒岩戸温泉


今年も某旅行社の登山ツアーで、四国剣山と一ノ森をガイドした。
今年はキレンゲショウマの開花が遅れているとの情報を得ていたが、
8月に入って晴天と猛暑が続き、一気に開花が進んだらしく、珍しい花を
楽しむことができた。



時間節約のため、リフトで西島駅まで上がる。
その分、最短距離の直登コースでなく、大剣神社を経由する。



西島駅横に咲いていたシコクフウロ。毛細血管のような模様がかわいい。



シコクハナウドだろうか。



大剣神社。
本殿の柱に、「天地一切の悪縁を絶ち、現生最高の良縁を結ぶ」と大書されている。
すごいご利益だ。



大剣神社のご神体は、本殿の後ろに聳え立つ高さ50mあるという「御塔石」。



御塔石の下に湧く御神水(おしきみず)。
飲むと若返るという。全員でおいしく頂く。



今年もお世話になります、剣山頂上ヒュッテさん。
スタッフの方も顔を憶えてくださっているのが嬉しい。



ヒュッテの隣にある剣山本宮宝蔵石神社。
ちょうど輪くぐりの神事の時期で、鳥居に輪がかけられている。
8の字にくぐると、いいことがある。



ヒュッテ前に咲くナンゴククガイソウ。

夕食まで時間があるので、ザックを置いて、まずは山頂へ。



木段を歩くこと5分。



なぜか注連縄を巻かれた一等三角点。インパクト絶大の山頂に到着。
しばらく絶景に見とれた。



おいしい夕食をいただいたあと、夕日を見にふたたび山頂へ。
沈みゆく太陽の光を受け、赤く染まる宝蔵石。
ちみなに宝蔵石の下には、安徳帝が宝剣を埋めたという伝説がある。

夜は360度の展望を活かし星空観察をしたが、今年はガスがかかり星空は
いまひとつだった。



2日目は一ノ森へ。小さな祠がある経塚森の小ピークを越え、シコクシラベの
樹林帯に入っていく。シコクシラベはシラビソの亜種で、絶滅危惧種である。



殉難碑。かつて剣山にあった測候所の職員が、通信線を修理中に一ノ森で雪崩に
遭って亡くなったことを悼み、当時気象局の偉いさんだった新田次郎が建てたもの。



一ノ森ヒュッテの手前で、光のカーテンをくぐった。
なんだか生まれ変わったよう。この時間だけの自然からの贈り物。



青い屋根の一ノ森ヒュッテを巻くように、一ノ森の三角点へ向かう。



三角点から50mほど離れた最高点ピークにも当然、立ち寄る。
バックに剣山がそびえる。



殉難碑の分岐に戻り、トラバース道(下竹道)で行場へ向かう。
穴吹川源流の谷の滝に差しかかかる。爽やかな冷風が谷に流れていた。



行場ルートには、待望のキレンゲショウマが咲いていた。



今年は開花が遅れていて心配だったが、咲いてくれてありがとう!



刀掛け松。
源氏軍から逃げる安徳天皇が、お伴の侍ょ気遣い、刀を松の木に掛けて休息を
とるように言ったという場所。松の木は枯れている。

下山後は、岩戸温泉で汗を洗い流し、昼食バイキングを楽しんだ。
下界は相変わらずの猛暑。帰りにサービスエリアで休憩したが、バスから降りると
熱風に包まれて倒れそうになった。

ところで今回の山行では、1日目のリフト駅で、登山教室でおなじみのIさんに
ばったり会ったり、同じ日のヒュッテでは、やはり登山教室のYさんに会ったり
おもしろい偶然が重なった。


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